ティムコのレッドペッパーをベイトリールで使ってブラックバスを攻略!
トップウォーターのルアーは非常に多くの種類がありますが、長く釣果を残し続けてメーカーのラインナップに残っているルアーほどやはり安心感があるのではないでしょうか。
今回はその中からベイトリールで非常に扱いやすい垂直浮きのペンシルベイトとして長く活躍しているティムコのレッドペッパーを使い方などと一緒に紹介したいと思います。
ティムコのレッドペッパーのスペック
ティムコのレッドペッパーは垂直に浮くタイプのペンシルベイトで多くの人が知るルアーです。
小魚逃走アクションと呼ばれるアクションでブラックバスのみならずシーバスや青物までヒットさせる能力を持っています。
ボディーの大きさは11センチ、重さは14グラムとなっていることで使い勝手が良いことも長く使われ続けている要因ではないかと思います。
しっかり飛んでくれて、しっかりアクションしてくれるといった基本が高レベルで行えるのがレッドペッパーの魅力です。
レッドペッパーが効果的なシチュエーション
レッドペッパーが効果的となるシチュエーションはずばりブラックバスの意識が水面に向いているときとなります。
ここではその具体的状況例を挙げておきたいと思います。
これらの状況を頭に入れておくことでスムーズにレッドペッパーを使うことが出来、釣果アップに繋げられることと思います。
水面で小魚が追われている時
水面で小魚が追われている時は、レッドペッパーのアクションが最も活きてくれる状況です。
この状況ではその小魚が逃げていく方向の前側にキャストして誘ってくるのが基本となります。
移動がこのような場合は非常に速いですが、レッドペッパーが持つ遠投性能を活かすことで攻略がしやすくなるでしょう。
アフタースポーンの時期
アフタースポーンのブラックバスは水面を意識しつつ、サスペンドして体力の回復を図ることが多いです。
この時には水面でアクションさせつつも、移動距離を抑えて待つことが必要となってきます。
このような状況でもレッドペッパーの持つアクションと垂直浮きの姿勢はとても役立ってくれます。
垂直雨季であることは、アフタースポーン時期の弱いブラックバスの吸い込みを助けるといったことにもメリットがあります。
他のトップウォーターでミスバイトがあった時
他のトップウォーターでミスバイトがあった時に、フォローでレッドペッパーを使うというのもローテーションの手段として効果的です。
バイトがあったスポットに投げて、垂直浮きを活かしたアクションで誘っていくとよいでしょう。
レッドペッパーの得意アクション
レッドペッパーは通常のペンシルベイトよりも先端が尖っていて、かつ特徴である垂直浮き姿勢によって得意とするアクションが少し違います。
この特徴をしっかり活かしてアクションさせることで、他のルアーとの使い分けもしっかりとできることと思います。
チョッピング
ロッドでレッドペッパーの頭で水面を叩くようにアクションさせるのがチョッピングというアクションです。
軽い音と水しぶきでブラックバスにナチュラルなアクションでアピールしてくれます。
1回のアクションごとに止めを入れて、メリハリをつけていくのがおすすめです。
ダイビング
ロッドで少し長い距離を引っ張り、水中にレッドペッパーを潜らせるのがダイビングアクションです。
ブラックバスが水面まで出るのにためらっているような状況や、他のトップウォーターのフォローでキャストした時に効果的なアクションとなります。
ドッグウォーク
首を左右に振らせるアクションがドッグウォークです。
レッドペッパーでは姿勢と相まって非常に複雑で予測できないアクションを起こしてくれます。
また、ダイビングさせて水中にある状態で連続してロッドアクションを加えることで、水中でドッグウォークさせるといった使い方も出来ます。
レッドペッパーのタックル例
レッドペッパーで使うタックルは遠投が出来て、操作性を兼ね備えているタックルでしょう。
ロッドやベイトリールのバランスを上手く取って、上手にキャストからアクションまでをこなせるようにしてみるとよいでしょう。
下記にその例を挙げていますので、参考にしてみてください。
操作がしやすいロッド
高弾性でシャープなロッドがレッドペッパーにはおすすめです。
長さは6.6フィート前後、硬さはミディアムくらいが扱いやすいでしょう。
中でも軽量なロッドを選ぶことによってキャストがスムーズに出来て、アクションも軽快に行っていくことが出来るでしょう。
また、シャープなロッドを使うことによって鋭いフッキングも可能となります。
遠投が効くベイトリール
レッドペッパーの遠投性能をしっかり活かすことが出来る遠投が効くベイトリールを使っていきましょう。
特に遠心力ブレーキを搭載したベイトリールがおすすめとなります。
おすすめのギア比は回収が速いスーパーハイギアです。
アクションからフッキングまでスムーズに行えるベイトリールを選んで使っていきましょう。
アクションを活かせるライン
ラインは浮力を妨げないナイロンラインがおすすめです。
12ポンド程度の太さが使い勝手が良いと思います。
また結束においてですが、スナップを使わずにラインアイにフリーループノットで結ぶのがおすすめとなります。
その方がアクションを最大限に活かしてブラックバスを誘っていくことが出来るでしょう。
レッドペッパーのおすすめカラー
最後にレッドペッパーのおすすめカラーを紹介しておきたいと思います。
特に水面という限られた場所での使用を考えてカラーセレクトを行っていきましょう。
それでは紹介していきます。
スーパーアユ
オーソドックスでいろんな水域や状況で万遍なく使っていくことが出来るカラーです。
アユカラーはブラックバスルアーの中でも非常に人気が高いカラーです。
まず一つ持っておくならばこのカラーではないでしょうか。
キンクロ
濁った水で効果を発揮しやすいのがキンクロです。
光を反射しつつもボディー自体に色があるので、濁った水の場所で止めていてもしっかりとアピール出来ます。
濁った時以外にも曇天でアピールが欲しい時には効果的なカラーとなっています。
スーパーワカサギ
ワカサギが水面を飛び跳ねているような状況で使ってほしいのがこのカラーです。
とても水になじむカラーとなっているので、プレッシャーが高めのクリアウォーターでも効果的となってくれるでしょう。
レッドペッパーの遠投性との相乗効果も図りやすいカラーではないかと思います。
シルバーF.アユ
反射プレートを内蔵しているカラーです。
プレートによる強い光の反射でアピールしてくれます。
ダイビングさせてからドッグウォークさせるといった使い方が特におすすめです。
晴天やクリアウォーターで使っていくのが特におすすめです。
シルバーF.オイカワ
反射プレート内臓のオイカワを模したカラーです。
表面の塗装と反射プレートの出すカラーが魅力となっています。
オイカワがベイトフィッシュとなりやすい河川や真夏のバックウォーターではぜひ持っておきたいカラーとなっています。
まとめ
今回はティムコのレッドペッパーをベイトリールで使ってブラックバスを攻略する方法について解説してきましたがいかがだったでしょうか。
小魚の逃げ惑う姿を模した状態でバイトしてくるブラックバスはとてもエキサイティングな姿を見せてくれることと思います。
ぜひ今回の記事を参考にしてティムコのレッドペッパーをベイトリールで使ってみてくださいね。