実は向いてる? ベイトリールでジギングをやってみよう

ベイトリール

シマノ リール 13 バスライズ (3.5号糸付き)

ジギングをするときに使うタックルといえば、「ジギングロッド」に「スピニングリール」という組み合わせが一般的ではないでしょうか。

「ベイトリールでジギングなんて聞いたことないしメリットないんでしょ?」っと思われる方もいらっしゃるはずです。

でも実は、ベイトリールでのジギングにはメリットはたくさんあるんです。



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ジギングでベイトリールを使うメリット1

まず一つ目のメリットは「ラインを巻き取る強さがとても強い」ことです。

ジギングではジグというルアーを使って魚を誘います。

このジグには、10グラム程度の小さめのものから100グラムを超えるような大きなものまでさまざまな種類があります。

ベイトリールは、構造上ハンドルの回転をほぼそのままラインを巻き取る力に変えることができます。

そのため、重いジグでも軽い力で引いて来ることができるほか、魚がかかった時にも強引にラインを巻くことができます。

スピニングリールで大きな魚と戦う時には、ポンピングという方法を使ってゆっくりと魚の体力を奪いながら寄せて来るという方法を使いますが、この方法だと海底の根に入られてしまったり、魚が動き回ることによってラインが根ズレして切れてしまう場合があります。

ベイトリールを使えば、ロッドを立てた状態でラインを強引に巻き取って魚を近くに寄せて来ることができます。



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ジギングでベイトリールを使うメリット2

もう一つのメリットとしては、ベイトリールは手のひらに握り込むようにして持つので魚がルアーにアタックしてきた感覚や、ルアーが海底に着底した感覚をダイレクトに受け取ることができます。

また、リールを持つ手とハンドルを回す手の距離が近くなるため力を入れやすくなります。

さらにジギングは何度もジグをキャスティングする必要があります。

スピニングリールでのキャスティングの際は、ハンドルから手を放してベールを返す必要がありますが、ベイトリールはハンドルから手を話すことなくキャスティング動作に入ることができるのでキャスティングの回数を増やすことができますし疲れにくくもなりますのでおすすめです。

ジギングでベイトリールを使うメリット3

ジギングというと「ジグを遠投して行う釣り」というイメージを持っている方が多いかと思いますが、時にはナブラ(小魚の群)や潮目にジグを投げ込むなどキャストの正確性が求められる時があります。

ベイトリールはバス釣りなどで多く使われていますが、その理由は「ベイトリールはキャスティングの正確性に優れている」からです。

バス釣りでは、ストラクチャーと言われる障害物などの近くにルアーを投げ込むことが釣果に繋がります。

そんな時にサミングというスプールを親指で抑えて飛距離を調整するテクニックが使われます。

バス釣りとジギングは全く違う釣りだと思われがちですが実は同じようなテクニックが必要なのです。

海でベイトリールを使う時に気をつけること

ベイトリールはもともと淡水でおもに使用されてきましたが、最近では海水でも使用できるベイトリールも増えてきました。

しかし、ジギングなど海での釣りでベイトリールを使う時に気をつけなればいけないことがあります。

それは、使用後の保管方法です。

ベイトリールには多くのベアリングが使われています。

海での使用後に何もせずに置いておくと塩の結晶がベアリングに付着して不具合を起こしてしまう場合があります。

それを防ぐには使用後に水でしっかりと海水を洗い流してきちんと乾燥させることが大切です。

また、時々グリスやオイルを使ってメンテナンスを行うことでベストの状態でリールを使うことができます。

まとめ

あまりメリットがないと思われがちなベイトリールでのジギングですが、実際にはご紹介したようなメリットがたくさんあります。

ベイトリールはスピニングリールとは違って慣れるまで少し練習が必要です。

でも一度テクニックを身につけてしまえばスピニングリールでは味わうことができない楽しさがたくさんあります。

ベイトリールでのジギング、ぜひ挑戦してみてください。







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