ベイトリールのスプールの影響とは?選び方のポイント教えます!
釣具店に並ぶたくさんのベイトリール。
バス釣りで使うベイトリールってカッコいいものが多いですよね。
ただ、冷静になってみるとなんであんなに種類があるんだろうと思われたこともあるのではないでしょうか?
実は同じように見えるベイトリールであっても、それぞれルアーに合わせて選ぶ必要があります。
今回はそのベイトリールの選び方について、スプールに焦点を当てて選び方を紹介していきたいと思います。
ベイトリールのスプールは重さと直径で性能が決まる!
ベイトリールの性能を決めるのは、スプールの重さと直径です。
ベイトリールでキャストするときは、スプールがキャスティングの力によって回転してラインが出ていく仕組みになっています。
このスプールが回転してラインが出ていくときに、スプールの重さと直径がどのルアーを使えるかといったことに影響してきます。
次からはスプールの重さと直径の影響についてそれぞれ説明していきます。
スプールの重さの影響とは?
スプールが軽ければ、ラインを引き出す力は必要ないものの、あまり回転しないようになります。
ラインを引き出す力が必要ないということは軽いルアーを使いたいときに向くようになります。
スプールが重たければ、ラインを引き出す力が必要になるものの、一度回転し始めるとなかなか止まらないようになります。
ということは重たいルアー向けということになります。
また、回転がなかなか止まらないということはロングキャストに向くということになります。
ただし最近の傾向としてはバックラッシュ対策のため、スプールは軽量化が図られているものがほとんどになっています。
スプールの直径の影響とは?
スプールの直径が小さいと、慣性力が働きにくく、あまり回転しないようになります。
逆にスプールの直径が大きいと、慣性力が大きく働き、よく回転するようになります。
なので、スプールの直径が小さいものは軽いルアーや空気抵抗の大きなルアーに向き、直径が大きなものは重たいルアーや空気抵抗の少ないルアーに向くようになります。
ここまでは基本的な考え方を紹介してきました。
次は具体的にどこをポイントにして選んでいくのか説明していきます。
スプールの選び方のポイントは直径!
スプールの重さの影響のところで述べましたが、最近のベイトリールのスプールは軽量化が図られています。
なので、スプールの重さに関してはあまり考慮しなくてよくなったと思います。
現在ベイトリールを選ぶときに重要なのはスプールの直径になっています。
具体的に数字と適するものを挙げると、
・スプール径33ミリ以下・・・ベイトフィネスや7グラム以下の軽いルアー向け。
・スプール径34ミリ・・・スプールの黄金比とされる。
10グラム前後のルアー向け。
・スプール径35ミリ以上・・・ロングキャスト、重たいルアー向け。
といったようになります。
もし初心者でこれからベイトリールを使いたいという人にはスプール径34ミリをおすすめします。
このスプール径34ミリのベイトリールに慣れてから、自分の釣りに適したスプール径を次に選んでいくといいと思います。
また、併せての紹介になりますが、スプールに巻くラインの量を少なくすると適するルアーの重さを変えられます。
例えば、スプール径34ミリのスプールにめいいっぱいラインを巻くと10グラム前後のルアーが向くようになりますが、30メートルほどしかラインを巻かないと7グラムくらいのルアーも簡単に投げられるようになります。
ぜひ参考にされてください。
まとめ
ベイトリールのスプールの影響についてまとめると、
・スプールが重たい=重たいルアー向け、スプールが軽い=軽いルアー向け
・スプール径が大きい=重たいルアー向け、スプール径が小さい=軽いルアー向け
・初心者にはスプール径34ミリがおすすめ
以上になります。
この記事を読んでみたことで、同じように見えるベイトリールも選び方の基準がちょっとわかってきたのではないでしょうか?
自分の釣りにあったベイトリールを見つけて、カッコよくバス釣りしていきましょう!