知ったら今すぐ使いたい!ヘアオイルの3つの効果とおすすめオイル
髪の毛のケアは基本的にシャンプーやリンス、コンディショナーだけという方もいる中で、ヘアオイルを使っている人もいます。
基本的なケアだけで十分という考えもありますが、髪は紫外線や乾燥、普段のヘアアレンジなどで、ダメージを蓄積しやすい場所でもあります。
そんなダメージを蓄積した髪の毛には、ヘアオイルのような特別なケアをしてあげることでイキイキとした髪に保つことができます。
ヘアオイルはどんな役割をしてくれる?
髪のケアをするのなら、シャンプーで髪や頭皮についた汚れを落とし、リンスやコンディショナーでしっとりと保湿するケアで十分と考えるかもしれません。
けれども先に書いたように、髪のダメージが激しい時にはそれだけでは足りなくなることがあります。
普段の洗髪に加えてヘアオイルのケアをするとなったら、ヘアオイルの役割は「蓋」をすることです。
シャンプーで汚れを落とし、リンスやコンディショナーで髪の毛に潤いを与えたら、さらにその潤いが逃げないようにヘアオイルで蓋をしてあげるのが役割になります。
女性は、化粧水や乳液、美容液など何重にも肌のケアをしますよね。
それと同じで、ヘアオイルは乳液や美容液といった役割をしてくれます。
ヘアオイルは髪にこんなにいい!ヘアオイルの3つの効果
ヘアオイルって髪の毛がべたっとする感じがしてどうしても苦手…という方は多いと思います。
けれどもヘアオイルの効果を知れば、今からでも洗髪にプラスして使いたいと思うはずです。
そもそも髪の毛は体の一部であり、人にたくさん見られている場所でありながら、どうしてもケアが二の次にされがちです。
だから自分でも気づかないうちにダメージが蓄積していて、人にマイナスの印象を与える髪の毛になっていることもしばしばあります。
普段髪の毛のケアをおろそかにしている人ほど、ヘアオイルの効果が実感できるはずです。
そんなヘアオイルの嬉しい効果には具体的にどんなものがあるのでしょうか?
1ドライヤーの熱に強くなる
特に髪の毛の長い人はドライヤーを使っている時間も長いでしょう。
髪の毛を洗った後、自然乾燥にしておくと髪が傷む原因になるというのは、美容に関心がある人であれば知っていると思います。
だからドライヤー―で髪を乾かすのですが、そのドライヤーの熱が髪を傷める原因にもなってしまうんですから困ったものです。
そこで活躍してくれるのがヘアオイルです。
髪を洗ってまだ濡れている状態の髪の毛にヘアオイルを塗ります。
その状態であればしっかりと潤った髪の毛に蓋ができるので、ドライヤーで潤いが飛んで行ってしまうのを防げます。
またヘアオイルが間に入ってくれることで、ドライヤーの熱でかかるダメージを少なくすることもできます。
2ブラッシングや頭皮マッサージの摩擦に強くなる
髪の毛はブラッシングをしてあげないと、絡まったままになってしまったり、その絡まりが髪の毛への負担になったりします。
けれどもドライヤーと同じでブラッシング自体も実は髪への摩擦なので、負担をかけながら髪のケアをしていることになります。
そんなブラッシングにもヘアオイルが間に入ってダメージを緩和させてくれます。
ヘアオイルがあることで毛流れが整いやすくなり、くせ毛がちの人にも嬉しい効果があります。
さらに、ブラッシングは力強くやってしまうと切れ毛や枝毛の原因にもなります。
けれどもヘアオイルがクッションになってくれれば、そうした切れ毛や枝毛を予防することもできるんです。
さらに頭皮マッサージをしている人にとってもヘアオイルは役立ちます。
頭はストレスなどを感じるとかたくなるとされていて、頭皮がかたいとうまく血流が巡らなくなるので、髪に必要な栄養が届かなくなります。
頭皮の栄養がなくなると髪の元気がなくなるどころか、薄毛の原因にもなりますから、その時に必要になるのが頭皮マッサージです。
けれどもその頭皮マッサージもそのままでやっていると指と頭皮の間の摩擦が強く、頭皮や髪の毛を傷つける結果にもなります。
それを緩和してくれるのがヘアオイルなんですね。
ヘアオイルを数滴たらした状態で頭皮マッサージをすれば、摩擦によるダメージを減らすことができます。
3夏でも冬でも乾燥予防
髪の毛のさらされている環境は意外に過酷で、夏でも冬でも乾燥の危険があります。
冬は当然、湿度が下がる季節なので、普通にしているだけで乾燥した環境に置かれます。
夏でも、エアコンなどの効いた室内は乾燥していることも多く、知らないうちに髪の毛にダメージが溜まっていることがあります。
そんなときにヘアオイルを使用すると、髪の保湿になるのでしっとりとした髪を保てます。
空気の乾燥を感じたときに、「保湿のためにコンディショナー」はできませんが、「保湿のためにヘアオイル」なら、さっと髪の毛になじませられますよね。
乾燥はそれ自体もそうですが、静電気が発生することも問題です。
ヘアオイルで保湿して静電気を抑えられればしなやかな髪の毛にすることができますよ。
種類別にも違う!選んで嬉しいヘアオイルの効果
一言でヘアオイルといっても、オイルには色々な種類があります。
ヘアオイルとして売られている商品には、効果などが書かれているものもありますから、それを参考に選んでもよいでしょう。
ここではさらに踏み込んでどんなオイルに、どんな効果があるのかをご紹介していきます。
健康オイルには色々な種類がありますよね。
その中からヘアオイルとして使えるものと、それぞれのオイルの特徴をご紹介します。
1ビタミンEが豊富な「アルガンオイル」
個人的に、髪の毛や肌に使用していて使い勝手が良いと思っているのがこのアルガンオイルです。
アルガンオイルには抗酸化作用の強い、ビタミンEが非常に多く含まれていることで注目されています。
抗酸化作用と言えば、アンチエイジングの効果があるとしてよく知られています。
ヘアオイルにおいて抗酸化作用の強さは、白髪の予防にもつながるので、気になる人にとっては嬉しい効果です。
保湿力も高く、細胞を活性化させる作用があるため髪の良い状態を維持できます。
多少のUVカット効果があるのも嬉しいところです。
2使い勝手のよい「オリーブオイル」
代表的な健康オイルとしてよく知られているオリーブオイルはヘアオイルとしても優秀です。
アルガンオイルにあるようなビタミンEも含まれ、アンチエイジングにもなります。
頭皮マッサージをすると頭皮が柔らかくなり、血行が良くなる効果も期待できます。
何よりもよく知らないオイルを使うより、普段から口にしているオイルを使う方が安心感が大きいかもしれません。
3しっとりとした「アボカドオイル
食べる美容液と言われるアボカドのオイルも、ヘアオイルの効果が高いです。
ビタミンEなどの抗酸化作用の強い成分を多く含んでいるのはもちろんのこと、アルガンオイルのようにUVカットの効果もあります。
また比較的しっとりとしたオイルなので、特に乾燥が気になる季節や、場所でのヘアケアにおすすめです。
4地肌を健康にする「セサミオイル」
ゴマは健康に良いと言いますが、そのセサミオイルも豊富に栄養を含んでいます。
含まれるビタミンやミネラルは、頭皮の代謝を活発にしてくれるので、結果として地肌を健康にしてくれる効果が期待できます。
髪というよりも頭皮の状態に悩んでいる方や、薄毛の予防をしたい方などにおすすめです。
まとめ
普段髪の毛の健康を気にしない人も多いかもしれません。
そんな人ほど自分の髪の毛の状態を今一度確認してみてください。
特に毛先などを見てみると意外にダメージを蓄積しているかもしれません。
髪にまとまりがないのはきちんとケアができていないからかもしれません。
それならぜひヘアオイルをヘアケアのひとつに加えてみてください。