美肌、育毛にも効果的! 女性ホルモンバランスを整える食べ物

育毛剤

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女性はストレスなどの影響でホルモンバランスが崩れやすいです。

バランスが崩れると心身に大きな影響を与えます。

人によっては日常生活に著しく悪影響が出る可能性もあります。

特に女性には美肌、育毛など見た目にも影響がでますので改善したほうがいいですね。

食生活でもホルモンバランスは改善できますので、それを最後に紹介していきます。




女性ホルモンの種類

そもそも女性ホルモンとは、卵巣から分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つを指しています。

この2種類の女性ホルモンは、約28~38 日の月経周期にあわせて分泌される量がそれぞれ変わってきます。

エストロゲンとプロゲステロンは、女性の身体を妊娠や出産できる状態にしたりその安全性を高めるだけでなく、女性らしい身体や美しい肌や髪のコンディションを保つために欠かせないホルモンです。

今回は特に外見、内面にも影響力もあるエストロゲンについて特化していきます。




エストロゲンの働き

女性ホルモンと言われるのはこのエストロゲンのことを言うことが多いです。

エストロゲンは女性が女性らしくあるために必要不可欠なものです。

しかもその働きは多岐にわたります。

それらを1つ1つ説明していきます。

女性らしい身体を作る

肌細胞の中の水分量を上げたり、きめ細かい肌質を作ったりと「美肌ホルモン」として知られています。

髪の毛の成長期を伸ばす効果もありますので太く丈夫なコシのある髪の毛を作ることができます。

美肌、育毛に非常に効果があるので女性としてはとても嬉しいです。

基礎体温を下げる

エストロゲンには血管を拡張して熱を発散させて、基礎体温を下げる働きがあります。

エストロゲンは排卵直前に分泌されますので排卵直前は基礎体温が下がるという特徴があります。

自律神経を整える

エストロゲンは自律神経を整えるので女性として精神が落ち着いている期間でもあります。

エストロゲンが減少して起こる更年期障害の中には自律神経を整える効果が弱くなり情緒不安定にもなる症状があります。

日常生活にも支障が現れるのでホルモンバランスが崩れている人には改善したいポイントですね。

骨を丈夫にする

エストロゲンにはカルシウムの吸収を助けて骨を丈夫にする働きがあります。

骨も肌や赤血球と同じで古いものが新しいものに変わっていく新陳代謝を繰り返しています。

エストロゲンによって骨は丈夫になり健康的な体をつくることができます。

エストロゲンの分泌量によって起こる体の変化

エストロゲンの分泌量が多い期間を卵胞期といいますが「女性らしい身体を作る」でも紹介しました通り美肌効果が高まるので肌のコンディションがいい期間でもあります。

出産後の急激な減少

エストロゲンとプロゲステロンは妊娠と出産の時期には両方の分泌量が増加します。

母体の安全性を高めるためには必要なことですが、出産を終えると一気にその分泌量は減少します。

元の分泌量を下回ることもあります。

その落差に体がついていけず様々な不調が現れます。

ホルモンバランスも不安定で肌のコンディションも悪くなりまたエストロゲンとプロゲステロンは育毛効果を高くしますので通常1日100本近くある自然脱毛が妊娠中はほとんどありません。

それが出産と同時に一気に抜け始めますので初めての妊娠・出産の方は驚くと思いますが自然なことなのでご安心ください。

加齢による分泌量の変化

エストロゲンは卵巣が脳からの指令で分泌されます。

年齢と共に卵巣の機能が衰えるので脳からの指令があっても十分な量が出なくなります。

そうすると脳は指令を出しているのに満足な量が出ていないのでさらに指令を出しますが卵巣は衰えているので分泌量は増えません。

脳はパニック状態になります。

脳には自律神経の中枢があります。

それは卵巣に指令を出す場所と同じ場所です。

そこがパニック状態になるので自律神経も乱れてほてりや発汗などを起こす「ホットフラッシュ」と呼ばれる症状が出ます。

その他にも頭痛、肩こり、動悸など更年期障害の症状が出始めます。

ホルモンバランスを整える食品

ホルモンバランスを整える場合、漢方やホルモン補充療法などありますができれば薬に頼らず改善できればいいですよね。

一番手軽にできるのが食生活に取り入れることです。

ホルモンバランスを整える食品をご紹介します。

大豆食品全般(大豆イソフラボン)

言わずと知れたエストロゲンの代用となる成分です。

大豆イソフラボンはエストロゲンと化学構造式が非常に似ているため体内での働きも似ています。

エストロゲンと同様の働きが見込めますがその分多く摂取するとかえってホルモンバランスが崩れます。

更年期間近の方が過剰に摂取すると更年期障害を進めてしまうこともありますので注意が必要です。

マグロ・カツオ(ビタミンB6)

ビタミンB6はタンパク質の原料であるアミノ酸を作りだすのに必要な栄養素なのでタンパク質は肌や髪の毛の材料でもありますので美肌・育毛に非常に有用な栄養素です。

さらに女性は月経前になると血液中のビタミンB6の濃度が減少し頭痛、吐き気、イライラ感などの原因になります。

積極的に摂取することで改善します

アーモンドなどのナッツ類(ビタミンE)

ホルモン分泌の指令を出す脳や卵巣に働きかけてホルモンバランスのコントロールを行います。

さらにビタミンEには高い抗酸化作用があります。

美肌にも効果がありますのでおすすめです。

髪の毛の材料ともなる亜鉛も豊富に含まれていますが、同時に亜鉛の吸収を阻害するフィチン酸も多いので育毛の観点からみると摂取量は気を付けたほうがいいですね。

アボカド(葉酸、食物繊維、カリウム)

アボカドは満腹感を感じやすく脂肪分が多いわりに体脂肪を分解する作用があるのでダイエットの観点で注目を集めている食材です。

便の量を増やす食物繊維と尿の量を増やすカリウムとが豊富なのでデトックス効果のある食材でもあります髪の毛のツヤを増す葉酸も多いので髪の毛のコンディションを整えるのに効果的です。

「ビタミンB群」も豊富でホルモンバランスを整える働きがあります。

バター(脂溶性ビタミン)

ホルモンはコレステロールを原料に作られます。

コレステロールからホルモンを作るのに脂溶性ビタミンが必用です。

ホルモンバランスを乱す食事

肉を食べない

ダイエットのために肉を避け全く食べないようにしている人がいますが、女性ホルモンはタンパク質によって調節している部分もあります。

タンパク質は肌や髪のコンディションを整えるためにも必要ですので適当な量の肉を食べましょう。

インスタント食品と冷たいものを避ける

インスタント食品は体内のミネラルを大量に奪っていきます。

ホルモン生成にはミネラルは必要ですので控えてください。

冷たい食べ物、飲み物は自律神経の働きを乱します。

前述でもありました通り自律神経とホルモン分泌を司る脳の部位は同じです。

片方が乱れればもう片方も乱れますので冷たいものを過剰に摂取するのは避けましょう。

まとめ

文中でも述べましたが女性ホルモンを補うのは容易ではなくクリニックに行けば効果は高いでしょう。

しかし普段の食生活で自然に改善できることに越したことはありません。

しかも食生活を改善すると美肌効果・育毛効果も同時に得ることができるようになります。

自然にマイナスをプラスにまでもっていくのに一番手軽な方法ですので試してみてください。






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