育毛中でもオシャレしたい! 育毛中のパーマやカラーはアリなのか?
育毛中であっても、女性であるからには髪の毛のおしゃれをしたいと考える人は多いでしょう。
髪の毛が与える印象というのは非常に大きいですから、多少オシャレをしたいと思ったら髪の毛をいじりたくなるのは当然です。
でも、そもそも育毛中にパーマやカラーをかけるのはアリなのでしょうか?
ここではそれについてみていきます。
当然パーマやカラーは髪の毛を痛める
育毛中にパーマやカラーをするのはアリなのか?
という事についてみていくならばまずは、そもそもパーマやカラーをするとどのような影響が与えられるのかという事について知っておかないとなりません。
パーマやカラーをするということは、一度髪の毛の組織をちょっと悪い状態にして、そこに変化をつけられるものを流していくという事になります。
という事は当然髪の毛は傷んでいくでしょう。
髪の毛が傷んでいってしまうと、髪の毛はどうなるでしょうか?
髪の毛が痛むと抜け毛が増える
髪の毛が痛むと、それによって抜け毛が増えることになります。
髪の毛の状態が悪いわけですから、その髪の毛にはきちんと栄養がいかなくなることがあります。
そうしてきちんと栄養が行き届かなくなると、ただでさえ弱っていた髪の毛はさらに弱っていくことになります。
そんな風に弱っていった髪の毛は、抜けたり切れたりしてしまうのです。
育毛とは髪の毛を育てる行為です。
それをすると言う事は、それによって薄毛をカバーするというのが目的である場合がほとんどでしょう。
薄毛をカバーしようとしているのに、髪の毛の抜け毛を増やしていってしまっていたら、それは間違いなく成果が出づらくなります。
だから、カラーやパーマというのは、育毛には悪影響だと言えるでしょう。
出来れば避けた方が良いものです。
頭皮にもダメージを与える
パーマやカラーというのは、頭皮にもダメージを与えてしまいます。
パーマやカラーというのは、何度も言うようですが、一度髪の毛にダメージを与えてから、それから色をつけたりクセをつけたりしていくものです。
そうして一度髪の毛にダメージを与える為には、それだけ強力な薬剤を使わないとならないでしょう。
そして、強力な薬剤は、必ず頭皮にも多少触れてしまうのです。
髪の毛を染める際には根元から染めないと変ですし、それはパーマだって同じことです。
だからそうした薬剤は根元までつけていかないとならないのです。
根本までつけていくとういことは、当然それは頭皮にもついていきます。
もちろんヘアサロンでは、そうしたものが少しでも頭皮につかないように、頭皮をカバーするジェルなどをつけてくれたりすることもあります。
でも、それだけではカバーしきれないと言えます。
したがって、パーマやカラーをしたら必ず頭皮は傷んでしまうのです。
頭皮が痛むとどうなるか
では、頭皮が痛むとどうなるでしょうか?
頭皮とは髪の毛に向かって栄養を送り込んだ理、髪の毛を生やすための細胞を活発に働かせたりするものです。
それが正常に動かなくなるのですから、育毛は上手くいかなくなると言えるでしょう。
激しく傷んでしまったら、そこからしばらく髪の毛が生えなくなるということもあるかもしれません。
それはやはり育毛中の方にとってはすごく怖いことです。
だから、やはり育毛中の方がパーマやカラーをすると言う事は、あまりおすすめできる事ではありません。
自分でやるのは特に避けるべき
それでも、まだヘアサロンでやってもらうのであればダメージは最適限に抑えられて、育毛に大きな影響を与えないですむ可能性も出て来ます。
しっかりとした技術の元、クオリティの高い薬剤をつかって行うのが、ヘアサロンでのパーマやカラーになりますから、大きなダメージを避けられる可能性はあるのです。
でも、自分でヘアカラーやパーマをかけるというのであれば、それは絶対にさけた方が良いでしょう。
パーマは自分でやるのは難しいかもしれませんが、カラーくらいであれば、自分でも出来ないことはありません。
ですが、育毛中に自分でカラーをするというのは、すごく頭皮を傷つけてしまう可能性の高い行為なのです。
自分でやるとまず頭皮についてしまう
自分でカラーをするとなると、それはまず間違いなく頭皮についてしまう事になるでしょう。
ヘアサロンでやるように、頭皮を保護するジェルなどをぬってもらえることはありません。
ましてや技術があるわけではない素人がやるので、薬剤なども必要量よりも多く使ってしまう事は間違いないでしょう。
薬剤を必要量よりも多く使ったとしたら、どうなるでしょうか?
それは間違いなく頭皮に無駄に付着する量が増えてしまうという事になります。
そうして、どんどん頭皮にダメージをあたえていってしまうのです。
だから、育毛に悪影響が出ることは間違いなくなるでしょう。
いくらオシャレな髪型に出来たとしても、それで育毛に悪影響を与えてしまったら、そこまで一生懸命がんばってきた育毛への努力が全て無に帰することになってしまいます。
そんなに勿体ないことはないでしょう。
そうならないようにするためにも、自分でヘアカラーやパーマをするのは、絶対に避けた方が良いでしょう。
してもらうならケアはいつも以上に
もし多少のダメージは覚悟して、ヘアサロンでパーマやヘアカラーをしてもらいたいのであれば、その後のケアはいつも以上にしっかりとやらないとなりません。
もちろん理想を言えば、ダメージを考えて育毛中にはヘアサロンであってもパーマやカラーはしないのが良いです。
でも、どうしてもしたいという場合もあるでしょう。
その場合でも絶対にするなとは言いません。
ただその代わりに、そのダメージを超消しにするケアは絶対に必要です。
では、具体的にそのケアとは何をすればよいでしょうか?
毎日しっかりトリートメント
まず必要なことは、毎日のトリートメントです。
先述の内容で分かってもらえているとは思いますが、ヘアカラーやパーマが育毛に悪影響を与えてしまうのは、髪の毛にダメージを与えてしまうからということと、頭皮にダメージを与えてしまうからです。
という事は、毎日しっかりトリートメントして髪の毛のダメージをケアしていけば、少なくともそのダメージに関してはカバーできるという事になります。
栄養分の豊富なトリートメントを利用して、しっかりと傷んだ髪の毛を毎日時間をかけてケアしていってあげて下さい。
頭皮のトリートメントも行う
頭皮のダメージはどうすれば良いでしょうか?
今どきは頭皮のトリートメント剤というのもたくさん出ています。
だから、髪の毛のトリートメントとは別に、頭皮のトリートメントも用意して、しっかりと頭皮のダメージへのケアも行っていって下さい。
中には頭皮のトリートメントも、髪の毛のトリートメントも同時に出来るというものもあるので、そういうものを使っても良いでしょう。
いずれにしても、今までよりも積極的にトリートメントをしていかないとならないという事は確実です。
それには当然ある程度のコストもかかるでしょう。
そこまでしてパーマやカラーをする必要があるか、よく考えた方が良いでしょう。
まとめ
育毛中のパーマやカラーは、出来れば避けた方が良いというのが結論です。
ただ、しっかりとケアをするのであれば、100パーセントなしというわけでもありません。
自分でするというのは100パーセントなしですが、ヘアサロンでならばなしではないので、検討してみると良いでしょう。
ただ一番育毛に良いのは間違いなくパーマもカラーもしないことです。