CCクリームでナチュラルメイク肌になる秘訣は使い方と選び方にあり
肌の色補正をしてくれて、光の反射を上手に使って肌をきれいに見せてくれるのがCCクリームです。
薄付きなのにナチュラルなカバー力ですっぴん風のメイクができてしまう便利アイテムです。
ナチュラルメイク肌を作るためにはCCクリームの良さを生かして活用するのがポイントです。
また、CCクリームの種類によっても仕上がりが違ってきますから、使い方と選び方のコツを紹介しましょう
CCクリームを使う順番は?
メイクをしている時にCCクリームは、いつ塗ったらいいのだろうと思っている方も意外と多いはずです。
CCクリームは化粧下地と同じ位置付けなので、スキンケアが終わった後、ファンデーションの前に塗るのが正しい順番です。
もし、別に日焼け止めを使いたいなら、スキンケアが終わった後に日焼け止め、その後にCCクリームを塗るようにしましょう。
CCクリームの色補正効果やカバー力を生かすためにも、ファンデーションの前やパウダーの前に塗るのがベストです。
CCクリームに美容成分が入っているものもありますが、あくまでもおまけ程度なので、しっかりスキンケアで保湿はしておきましょう。
化粧下地でも同じことが言えますが、乾燥した肌ではベースメイクアイテムの密着力が弱くなってしまってCCクリームが肌になじみにくくなります。
せっかくの補正効果などが発揮されにくくなりますし、上に重ねるファンデーションやパウダーの密着力も弱くなって、化粧乗りが悪くなりますし化粧崩れしやすくなります。
そのため、しっかりとスキンケアで保湿をしてあげて、肌に充分なじんでからベースメイクを始めましょう。
基本のCCクリームの塗り方
スキンケアが終わったら適量のCCクリームを手に取ります。
基本的にはパール大ですが、種類によって使う量が違う場合がありますから、説明書などに従って適量を取り出しましょう。
おでこと左右の頬、鼻とあごの5点に乗せてあげて、手でなじませながら肌の内側から外側へと伸ばしてあげます。
この時に手で肌をこすったりしないように気をつけましょう。
小鼻の周辺など細かい部分は塗り残ししやすいですから、指を上手に使って満遍なく伸ばしてあげます。
最後に肌の薄い目元にポンポンと軽く指で叩くような感じで、なじませてあげると良いでしょう。
シミなどが隠れていない部分は手に残っているCCクリームをトントンと重ねてあげると、カバー力がアップしてくれてきれいに隠れやすくなります。
伸ばすのではなくトントンと軽くぼかすような感じで塗るのがおすすめです。
余分な皮脂や油分などが残っているようなら、スポンジやティッシュで吸い取ってあげると、きれいにCCクリームが肌にフィットしてくれます。
CCクリームの活用法
CCクリーム単体で使う
一番シンプルでCCクリームの良さを生かした方法が、CCクリームのみでベースメイクを完了させる方法です。
肌を均一になめらかに見せてくれて肌の色むらなども目立たなくなりますから、ナチュラルメイクが手軽にできてしまいます。
CCクリームを塗るだけと時短ベースメイクにもなりますし、あれこれ肌に重ねないので肌トラブル防止にもなります。
フェイスパウダーを重ねる
CCクリームの上からフェイスパウダーを重ねるだけで、ナチュラルメイクなのにふんわりした肌に見せることができます。
薄くパウダーを重ねることでよりカバー力が高くなってくれますから、シミやニキビなどの肌の悩みをぼかすのに役立ちます。
CCクリームのナチュラルさを失わずにカバー力が上がりますし、パウダーが皮脂を吸収してくれててかりや化粧崩れ防止にもなります。
CCクリームのみでは心もとないとか、皮脂が出やすい方におすすめです。
ファンデーションを重ねる
しっかりメイクをしたい時には、CCクリームを化粧下地として使いましょう。
上にいつも使っているファンデーションを重ねるだけで、シミや小じわ、毛穴の開きなどを目立たなくしてくれて、いつも以上に美肌に見えるようになります。
ファンデーションではなくBBクリームを重ねてもカバー力がより上がってくれて、つや感を失わずにしっかりメイクができてしまいます。
通常の下地よりも光による補正効果が高いですから、コンシーラーなしでも肌のアラが目立たなくなります。
ハイライトとして使う
顔の高い位置のみにハイライトとしてCCクリームを使ってあげると、立体感のあるメイクになります。
頬や額、鼻筋など、骨が出っ張っていて顔の中でも高い部分を目立たせることができて、メリハリのあるメイクに仕上がってくれます。
CCクリーム選びのポイント
下地として使うかどうか
CCクリームにも色々な種類がありますから、自分が何にCCクリームを使いたいかを明確にしておくと、選びやすくなります。
上にファンデーションやBBクリームを重ねることを前提としているなら、下地としての機能が高いタイプを選びましょう。
色が薄めで肌のなめらかさや均一に見せる効果に長けていて、ファンデを重ねても邪魔にならないタイプが良いでしょう。
逆にCCクリーム単体で使ったり、上にパウダーを乗せて使ったりしたいたいなら、カバー力が高くてファンデ代わりになるしっかりしたタイプが良いでしょう。
また、つや感が出るタイプやマットタイプなど、仕上がりに違いがありますから、好みに応じて選びましょう。
色選びのポイント
CCクリームの色選びによって仕上がりにも大きく差が出てしまいます。
ナチュラルメイク派なら、自分の肌に合った色選びをするのがポイントです。
ファンデーションの色選びと同様で、自分の首と顔の境目の色を基準に選ぶと失敗しにくくなります。
上にファンデーションなどを重ねるのなら、いつも使っているファンデーションとマッチしていて、邪魔しない色のものが良いでしょう。
配合成分をチェックしよう
CCクリームの中には美容成分がたっぷり入ったものや、UVカット効果が高いものなど、それぞれに配合されている成分が違います。
乾燥肌の方は潤い重視で保湿成分が豊富に入ったものだと、日中の潤いをキープしてくれますから、セラミドやヒアルロン酸などが豊富なものを選びましょう。
オイリー肌の方はさっぱりと使える緩めのテクスチャーで、オイルフリーで皮脂吸着してくれるタイプが向いています。
敏感肌の方は刺激のない成分で作られていて、石鹸などで落とせる肌に負担のないタイプを使いましょう。
年齢肌でシミやしわが目立つ方は、カバー力が優れていて光で肌の悩みを飛ばしてくれる効果に優れたものが良いでしょう。
また、UVカット効果はCCクリームによって違っていて、日常紫外線を防げる程度のものから、SPFもPAも最高値のものまでそろっています。
自分が求めるUVカット効果が得られて、白浮きしたり肌に負担がなかったりするものを選びましょう。
テクスチャーや塗り心地など、快適に使えるかどうかも重要なポイントです。
毎日使うものだからこそ、好みの使用感であるかどうかもチェックしましょう。
サンプルを試したりテスターを使ってみたりなど、事前にお試ししてみると失敗しにくくなります。
まとめ
ナチュラルメイクを叶えてくえるCCクリームは、使い方にひと工夫するだけで仕上がりが断然違ってきます。
使い方は1種類ではなく様々な活用法がありますから、自分なりの方法を見つけていきましょう。
自分の肌や目的に合ったCCクリームを見つけるのも、ナチュラルメイクをきれいに見せてくれる重要なファクターです。
今は色々な種類のCCクリームがありますから、これだと思えるものを探してみましょう。