サイズや特徴に注意！ エアロバイクの後悔しない選び方
トレーニング器具として人気のあるエアロバイクですが、購入しようと思ってもエアロバイクの知識がないと、どれを選べば良いのか分からないと思います。
購入してから失敗したと思わないためにも、自分に適したエアロバイクを購入したいものです。
それでは、エアロバイクを選ぶ際はどのような点を注目すれば良いのでしょうか？
この記事ではその点を説明し、後悔しないエアロバイクの選び方を紹介していきます。
エアロバイクの注目すべき特徴
エアロバイクの選び方の前に、まずはエアロバイクの注目すべき特徴について紹介していきます。
エアロバイクは、膝などの関節にかかる負担が少ないので毎日行うことができます。
そして、その運動は脚だけではなく全身をバランスよく鍛えることができます。
また、エアロバイクは有酸素運動のため、優れた発汗作用があります。
そして何といっても、「ながら運動」をできることがエアロバイクの特徴になります。
関節にかかる負担が少ないので続けやすい
エアロバイクはジョギングのように着地による衝撃がないため、関節にかかる負担は少ないといえます。
また、サドルやハンドルやペダルが身体を支えてくれることも、関節に負担がかからない要因となっています。
そのため、高齢者や肥満の人、運動不足の人でも手軽にエアロバイクを行うことができます。
故障中のスポーツ選手やリハビリをしている人がエアロバイクを使用するのは、関節への負担が少ないためです。
それと、関節だけでなく筋肉への負担も少ないため、ペダルの負荷を高くしない限り筋肉にダメージを与えにくいことから、毎日エアロバイクを行うことができます。
毎日続けられるということは、体力向上効果やダイエット効果が出やすいということになります。
全身をバランスよく鍛えられる
エアロバイクは脚だけを動かしていることから、脚だけしか鍛えられないと思いがちですが、腹筋や腕なども鍛えることができます。
しかし、全身をバランスよく効率的に鍛えるには、エアロバイクの選び方が大切になります。
ペダルを漕ぐ脚だけでなく身体全体を鍛えることができれば、消費されるカロリーはその分多くなります。
そして、身体の中では太い部分である太腿の前や側面や後ろの筋肉を多く使用することができるので、カロリーの消費量が多くなることが期待できます。
基本エアロバイクは、身体全体を使用できる姿勢で行わないと効率的に身体全体を鍛えることはできないので、エアロバイクの選び方は大切になります。
優れた発汗作用
エアロバイクは寒い冬でも温かい室内で行うことができるので、汗がかきやすいといえます。
また、瞬発的な運動ではなく、長時間行う有酸素運動なため、たくさんの汗をかくことができます。
汗をたくさんかくということは、体重が落ちるということになります。
そのため、長時間エアロバイクをすると体重が1kgから2kg落ちることがあります。
体重が多く落ちるということはモチベーションアップに繋がります。
しかし、その落ちた分の重さのほとんどは水分なので、水分補給をすると元の体重に戻ってしまいます。
ですが、水分補給は大切なので、体重を戻したくないからといって水分補給をしないことは良くありません。
プロボクサーの減量ではないので、水分補給はきちんと行いましょう。
ながら運動ができる
エアロバイクは本を読んだり、テレビを見たり、音楽を聞いたりしながらできるところも特徴になります。
そのため、飽きることなく運動をすることができます。
飽きないということは重要なことで、楽しく運動ができるということは続けやすいといえます。
そして、室内でできるため、天候に左右されることなく、雨が降っても関係ないところもエアロバイクの魅力となっています。
以上のように、エアロバイクはとても魅力的なトレーニング器具なので、後で後悔しないように選びたいものです。
エアロバイクのサイズ
エアロバイクを選ぶ上で大切なことは、自分の目的に応じたものを選ぶことです。
目的は、ダイエット・適度な運動・スポーツトレーニング・リハビリなど人それぞれになるので、その目的に応じて選ぶようにしましょう。
では、まずはサイズについて説明していきます。
ペダルを漕ぐ時に窮屈にならないよう、のびのびと漕げることが大切になります。
また、逆に、目一杯脚を伸ばさないとペダルを漕ぐことができないことも良くありません。
そのため、サドルの位置は低すぎても良くないし、高すぎても良くありません。
サドルの高さが適切でないと、身体全体を使って運動をすることができなくなります。
そして、自分に合った高さにできないエアロバイクもあるので注意が必要です。
成長期でなければ脚の長さは変わることがないので、踵から股までの長さを確認しておきましょう。
自分に最適なエアロバイクのサイズ
自分に最適なサイズのものを選ばないと運動効率が悪くなるので、デザインや口コミで選ぶのではなくサイズで選ぶことが重要です。
口コミで高い評価を得ているエアロバイクでも、サイズが合っていなければエアロバイクの効果を得ることは困難となります。
間違って自分に合っていないエアロバイクを購入し使用していると、関節や筋肉に負担がかかり、身体を傷めてしまいます。
そのため、自分の脚の長さをきっちりと測っておくことが必要になります。
そして、重要なサイズの測り方ですが、股下の長さ（脚の長さ）に0.85をかけて24を足した数字があなたのエアロバイクのサイズになります。
24というのは、一般的なエアロバイクの床からべダルシャフト軸までの距離が24cmだからです。
そして、0.85というのは初心者向けの係数になります。
これらのことにより、股下が73㎝の場合は、73×0.85+24=86.05となります。
したがって、股下が73cmの人に合ったエアロバイクのサドルの高さは、床から86㎝ということになります。
しかし、エアロバイクによって多少の違いがあるので、そのサイズは間違っていないということを安易に言うことはできません。
エアロバイクの種類
エアロバクの主な種類は、アップライト・折りたたみ式・スピンバイク・リカンベントになります。
アップライトは、自転車に近い感じでペダルを漕ぐことができる、親近感のあるエアロバイクになります。
そのため、上半身を真っすぐにしてペダルを漕ぐことができます。
アップライトは、基本的なエアロバイクになり、肥満気味の人や運動不足の人に向いています。
次に、折りたたみ式は、エアロバイクの中では軽くコンパクトなため、単純な構造をしています。
そのため、お年寄りや女性におすすめのエアロバイクになります。
次に、スピンバイクは、ロードバイクのようなスポーツ系の自転車と似ており、前傾姿勢でペダルを漕ぎます。
基本、強い負荷をかけることができるため、強度の高い運動をしたい人に向いているエアロバイクになります。
次に、リカンベントは、背もたれがついているので、お尻や腰への負担が少なく、高齢者のような体力がない人でも手軽に行うことができます。
また、そのことから女性やリハビリにも最適なエアロバイクといえます。
しかし、置くにはある程度スペースのある場所が必要になります。
エアロバイクの4種類の負荷方式
エアロバイクには、ベルトによる負荷・マグネットによる負荷・電磁による負荷・摩擦による負荷の4種類の負荷方式があります。
ベルトによる負荷は、ゴムでできたベルトで押さえて負荷をかけますが、ベルトで負荷をかけるので強い負荷にすることはできません。
また、調整範囲も小さくなっています。
安い素材で作られているため、お手軽な値段のエアロバイクに付けられていることが多く、エアロバイク初心者に向いている方式になります。
次にマグネットによる負荷は、磁石の性質を利用して負荷をかけます。
音が静かなので、多くのエアロバイクに取り付けられています。
そして、ベルトのものよりも負荷を強くすることができ、調整範囲も広くなっています。
しかし、負荷をかけることにより発熱するため連続使用時間に制限があり、30分となっています。
次に電磁による負荷は、電磁石の力を利用して負荷をかける仕組みになっています。
こちらも音が静かで、マグネットのものよりも強い負荷をかけることができ、調整範囲も幅広くなっています。
この負荷方式は、主にスポーツジムに置いてあるエアロバイクに取り付けられています。
次に摩擦による負荷は、フライホイールにブレーキのように接触させて負荷をかける方式になります。
主にスピンバイクに取り付けられており、とてもハードなトレーニングをすることができます。
まとめ
始めの頃に話しましたが、エアロバイクはとても魅力的で良い特徴のあるトレーニング器具になります。
そのため、簡単手軽に運動を行うことができ、楽しみながらカロリーを消費することができます。
運動不足を感じている人やダイエットをしたい人、この記事を読んでエアロバイクに興味の持った人は、ぜひエアロバイクを始めることをおすすめします。