ランニングマシンでウォーキングをするのはあり? なし?
ジムに行ったらランニングマシンを利用するという人も多いのではないでしょうか?
その使い方は人それぞれ。
走っているという方もいれば、ウォーキングに利用しているという方もいます。
でも、ランニングマシンは、ウォーキングに使用してもいいものなのでしょうか?
それともやっぱり走るために使用しないとだめ?
ここではそんなランニングマシンの使い方についてみていきます。
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ウォーキングしていけないということは全くない
まず結論から見ていくと、ランニングマシンでウォーキングをするというのは、全くもってナシではありません。
確かにランニングマシンは「ランニング」マシンという名称になっています。
でもそれは、ランニング専用のマシンというわけではありません。
ランニング「が」できるマシンというだけの話なのです。
なのでそのうえでウォーキングをしているからといって、それがその機会の趣旨に反しているわけではないんです。
それは確かに、起動をさせずにただそのうえで立っているだけであれば、それは趣旨に反していると言えます。
バランスボールでも使った方が効果的ですし、ただマシンを占領してしまっているだけになります。
しかし、ウォーキングであれば、ランニングマシンを作動させているわけですし、ただしく利用していることに間違いありません。
なので、ウォーキングで使用しても全然いいのです。
ジム次第ではあるが
確かに、実際にランニングマシンの正しい利用方法は、ジムによって違ってはきます。
ランニングマシンという単体でみれば、ウォーキングをしても全く問題はありませんが、ここで言うランニングマシンはジムの所有物です。
その所有物の使い方に制限をかけるというのも、ジム側の自由なのです。
だから、ジムによってはウォーキングでの使用を禁止しているところも絶対にないとは言い切れません。
ただ、基本的にはそのようなところはそうそうないです。
なぜなら、ジム自体の使用目的も人それぞれだからです。
たとえば筋肉や体力が全くない人が入ってはいけないジムなんてありません。
明らかにマッスルの人が多い某有名ジムだって、初心者用にいろいろとキャンペーンやメニューなどを考えてくれているんです。
それは、初心者の人が体力アップのためにジムを使うこともたくさんあるということ。
そしてそういう目的であれば、ハードに走るよりはウォーキングくらいから始めた方が効果的です。
となれば当然ランニングマシンでウォーキングすることも出てくる。
このことからも、ランニングマシンでウォーキングをするのは問題ないということになります。
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ウォーキングをすることを快く思わない人がいる
ただ残念ながらジムの利用者には、ランニングマシンでウォーキングをすることを快く思わない人もいます。
それはやはり、ウォーキングをすることによって、ジムのランニングマシンが1台埋まってしまうから。
当然それは走っていたところで埋まってしまうのですが、走りたいと思っていた人がウォーキングしている人を見ると、このように思うことがあるんです。
「走りたい自分が優先されるべき」と。
上で見てきたように、当然そんなことはありません。
ウォーキングだって正しい利用方法なのですから、全然気にすることはないのですが、そう思われてしまうこともあるんです。
だから、空き具合は多少気にしておくのをおすすめします。
空いていれば何とも思われない
埋まっているときに、ランニングしていない人を見たからこそ、そんな風に考えてしまうんです。
勿論間違っているのはその人なので、何も気にすることはないのですが、中には人の目が気になる人もいるものです。
もしそうして人の目が気になるのであれば、空いているタイミングを狙うことをおすすめします。
空いていれば、別に空いているランニングマシンで走ればいいだけですから、他の人のことをどうこう思うことはなくなります。
たとえばATMがすごく混んでいるときに、何回も入出金を繰り返す人を見ると「並びなおしてやれよ」と思うこともありますが、もしガラガラならば、別に何も思いませんよね。
それと同じなのです。
なので、ジムでのシーン以外にも、普段から人の目を気にすることが多いという方は、より気楽にできる空いているタイミングでウォーキングをするのが一番です。
運動は人の目を気にしてストレスを感じながらするよりも、楽しくできた方が効果的なことは間違いありませんから。
ランニングマシンでウォーキングをするメリット
でも、そもそもランニングマシンでウォーキングをすることにはどのようなメリットがあるんでしょうか?
ランニングマシンでウォーキングをすることのメリットは大きく分けて二つです。
ランニングよりも負担をかけずに有酸素運動が出来る
先ず一つは、ランニングよりも負担をかけないで有酸素運動が出来るという点。
ランニングというのは、どうしてもゆっくりであってもすごく体力的に負担になります。
また、割と上下動も起こるので、筋肉的に負担になったりしもする。
でも、ウォーキングであればそうした上下動はあまり起こりません。
だから、あまり負担にならないのです。
そうして負担にならないとなれば、その分だけ体力がない人でも続けやすいです。
「続ける」ということは、こうした有酸素運動においてすごく大切なことです。
有酸素運動は1回の運動ですごく効果が出るというようなものではありません。
だから基本的には続けないとならない。
でも体力的にも筋肉的にもすごく負担を被っていたら、それが嫌で次からやりたくなくなることも出てきます。
結果、全然やらなくなってしまう。
そうならないようにするためには、やはりウォーキングが効果的なのです。
怪我のリスクも少ない
体力や筋肉に負担をかけずに有酸素運動ができるということのほかに、ランニングマシンでのウォーキングにはもう一つメリットがあります。
それが、けが防止をしつつ運動出来るという点。
ランニングの負担は、怪我のリスクにつながります。
怪我をしてしまうと、まず運動はできなくなる。
そしてすぐには治りませんから、その期間は長いです。
となると、しないのが当たり前になってしまい、もう運動をする気がなくなるんです。
だから怪我はしないようにしないといけない。
ウォーキングであれば、ただでさえ怪我をしづらいですし、それをさらにランニングマシンという、コンクリート比べてダメージを受けないところで行うわけなのですから、より怪我のリスクは少なくなるんです。
いずれランニングにできるとなおよい
そんなウォーキングですが、デメリットもあります。
それが、ランニングと比べるとどうしても効果が弱いということ。
体力アップを目的にしているにしても、ダイエットを目的にしているにしても、やはりランニングの方が負担が大きい分、効果も高くなります。
だから理想は、最初はウォーキングから始めて、徐々に体力や筋力が慣れてきたら、次第にランニングに移行していくという方法です。
それが一番効率的なランニングマシンの使い方になります。
まとめ
ランニングマシンでウォーキングすることは、全くマシンの趣旨に反していませんし、メリットもある。
なので、それ自体は全然問題ありませんし、むしろそうやって活用していくべきです。
でも、それだけだと効率が落ちることがあるので、慣れてきたらランニングに切り替えるというのが一番おすすめです。
それが、ここでの結論になります。