ランニングマシンと外でのランニングに効果の違いはある?

ランニングマシン・ルームランナー

ランニングマシンでのランも、外でのランニングも、同じランニングであることには変わりはありません。

でも、それらの二つは本当に同じ効果になるのでしょうか?

何となく外でのランニングとランニングマシンでのランニングでは効果が違うようにも思えますよね。

そこでここでは、ランニングマシンと外でのランニングの効果の違いについてみていきます。



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外でのランニングの方が負荷が強い

まずランニングマシンと外でのランニングでは、負荷に全然違いがあります。

ランニングマシンでは、走る際にかかる負荷はありません。

だから比較的に楽に、一定のペースで好きな時間をずっと走り続けることができます。

でも外でのランニングはそうはいきません。

まず外でランニングをする際には、風や気温などの負荷が襲い掛かります。

熱さや寒さはそれだけで体力を奪っていきますし、風が前からふいていれば、それを押しのけて進まないといけないので、すごく体力を使います。

つまり、より高い負荷になるんです。

また外で走る際には、ペースを維持することもむずかしい。

信号があったりして、そこでいちいち止まらないとならなくなることがあります。

信号でとまるとなると、やはりまた1から走りださないとならなくなり、すごく体力を使うんです。

結果、同じ距離を走るのだとしても、かかる負担は全然違ってきます。

より体力がつきやすいのが外を走ること

かかる負担が違うのですから、より体力がつきやすいのも、外を走ることになります。

だから、もし体力をつけるという目的で走りたいのであれば、外を走るほうが手っ取り早く目的をかなえることができます。

ただ、負荷が強いということは、続けるのが大変だということでもあります。

あまり負荷がなければ、毎日それをすることもできます。

でも、負荷が強いものを毎日続けるのはかなりつらいです。

たとえばフルマラソンのプロのランナーでも、フルマラソンを毎日行っている人はいません。

体力をつけるのであれば、それを毎日した方が効果的に見えますが、それはしてないのです。

なぜか。

答えは簡単で、疲労感が強くて毎日はできないからです。

そこまでいかなくても、外を走るとそれと同じようになり、あまり頻繁には走れなくなることがあります。

だから、人によっては、たくさん走れるランニングマシンの方が効果が高いこともあるんです。

外を走るのは、ある程度体力がある方におすすめになります。



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外の方が消費カロリーも高い

外を走るほうが体にかかる負担が強いということは、当然消費エネルギーも違ってきます。

つまり、ランニングマシンでのランニングよりも、外を走る方が消費カロリーは高くなるんです。

だから、ダイエットを少しでも早く完遂させたいという方には、外でのランニングの方がおすすめできます。

同じ距離同じ時間を走るだけで消費カロリーが高いのであれば、そのほうが良いに決まっていますから。

ただ、ここでもやはり体力の問題がついてきます。

外にはリバウンドの危険がある

外を走ることはすごく体力を使うわけですから、いつまでもそれを続けるというのは決して簡単ではありません。

でも、走るのをやめたら、元に戻ってしまう可能性は高いんです。

消費カロリーが高くて比較的にすぐに痩せることができていると、その分食生活などはそこまで変わっていないことが多いです。

しかし、食生活を変えていないと、やっぱり運動をやめたとたんに一気に来てしまうのです。

ランニングマシンであればリバウンドも起こりづらい

対してランニングマシンの方はどうでしょうか?

ランニングマシンの場合には、食生活も改善されがちになります。

というのも、やはり外を走ることと比べて効果も高くないわけですから、少しでもダイエットを成功させようと思って、多少食生活もコントロールするようになるんです。

しかもランニングマシンのランニングはそこまで辛いものではないですから、それをずっと続けるというのも決して難しいことではありません。

あまり体力がなくても、それをずっと続けることはできるものなのです。

運動を続けることができて、かつ食生活もコントールすることができていれば、太りようがないですよね。

だから、ランニングマシンのダイエットは、リバウンドが起こりづらいんです。

筋肉かかる負担も違う

ランニングマシンと外を走るのでは筋肉にかかる負担も違ってきます。

外を走る際には、止まっている地面の上を走るだけなので、特に変わった筋肉の使い方はしません。

でも、ランニングマシンの場合には、動いている地面の上を走るわけなのですから、普段は使わないような筋肉を使うこともあるんです。

たとえば、バランス感覚もより必要になるので、体幹のあたりの筋肉もうまく使われていきます。

さらに、地面をしっかりとつかまないとならないので、足の筋肉もより広く使われます。

ではその違いは、どんな効果の違いになるでしょうか?

筋肉を使う方が代謝が良くなる

その違いは、代謝の違いになって現れます。

筋肉をより広く使う方が、全体的な筋肉への刺激になります。

そうして全体的に筋肉を刺激することができれば、その分だけ代謝はよくなるんです。

代謝が良くなれば、脂肪が燃えやすくなったり付きづらくなったりして、ダイエットにはすごく効果的になります。

だから、代謝はよくするに越したことはないんです。

それも、そのために特別なトレーニングをしているわけではなく、ただランニングマシンの上を走っているだけで自然とそうなるのですから、それに越したことはありません。

使い分けるのが一番

このようにランニングマシンと外をランニングするのでは、意外とたくさん違いがあります。

そしてどっちにも長所と短所があることは間違いありません。

だから、理想はランニングマシンでのランニングと、外をランニングするのを状況によって使い分けるということです。

たとえば体力をつけたいとか、いついつまでにどうしても痩せたいというのがあるのであれば、外を走るほうが合っていることがあります。

それに対して、太りづらい体をつくりたいとか、そういう長期的な視点で動きたいのであれば、ランニングマシンの方があっています。

人は常に同じ思考なわけではありません。

いついつまでに痩せたいと思うこともあれば、長期的に太りづらくしていきたいと思うこともあるものなのです。

だから、うまく織り交ぜて取り組んでいけばより効率的になることは間違いないです。

最初はランニングマシンから始めるのがおすすめ

ただ、どちらにしても、最初はランニングマシンから始めるのがおすすめになります。

体力の下地がない人が、比較的に体力を使う外でのランニングをしても、つらくなってすぐにやめてしまってあまり効果が出ないことがあります。

なのでまずは比較的に楽なランニングマシンから始めて、少しずつ体力をつけていくんです。

そうしてある程度体力がついてきたら、外を走るようにしていけば、よりスムーズに両方を織り交ぜることができるようになります。

まとめ

ランニングマシンにはランニングマシンの良さがあり、外を走るのには外を走ることのメリットがあります。

だからこそ、うまく織り交ぜるのが一番だというのがここでの結論になります。

同じ走ることなのに、こうして全然違うのですから、ぜひうまく織り交ぜて、適切にランニングをしていってください。

運動は、より効率的にするに越したことはないですから。