朝が効果的?エアロバイクに朝食前に乗るメリットと注意点
エアロバイクに乗る時間は人それぞれではありますが、その中には効果的な時間とそうではない時間があると言えるでしょう。
エアロバイクに乗るのに効果的だと言われているのは、朝食前の時間帯です。
ではなぜ、朝食前の時間帯は効果的だと言われているのでしょうか?
ここではそんなエアロバイクを朝食前に乗るメリットと、注意点について紹介します。
朝食前には炭水化物が減っているから
朝食前にエアロバイクにのることのメリットは、炭水化物が減っているからだと言えます。
睡眠中というのは、実は炭水化物を消費しています。
だから朝起き抜きの状態では炭水化物が減っていると言えるのです。
では、炭水化物が減っていると何がよいのでしょうか?
炭水化物が減っていると脂肪燃焼までの時間が短くなる
炭水化物が減っていることのメリットは、脂肪燃焼までの時間が短くなるということです。
一般的にエアロバイクで脂肪が燃え始めるのは、運動をしてから20分くらいしてからだと言われています。
それは、最初の20分くらいは炭水化物を消費しているからなのです。
では、最初から炭水化物が消費されている朝食前の時間帯にエアロバイクに乗るとどうなるでしょうか?
それは当然、その炭水化物を消費するための時間が少なくなり、その分しっかりと脂肪を燃焼することが出来るということになります。
だからエアロバイクに乗るなら朝食前に乗るのが良いと言えるのです。
より効率的に乗れる
それはつまり、より効率的にエアロバイクに乗れるということになります。
実際、なかなか日常の中で40分くらいの運動の為の時間を確保するのは難しいです。
しかし、最初の20分の時間を短くすることが出来て、朝食前の25分くらいのエアロバイク運動で、夜に行う40分のエアロバイク運動と同じくらいの効果が出せたらどうでしょうか?
その位の時間であればなんとか確保できるという人も多いのではないでしょうか?
忙しい現代人だからこそ、朝食前にエアロバイクに乗ることがおすすめなのです。
毎日同じ時間にエアロバイクに乗れる
朝食前にエアロバイクに乗ることのメリットは、毎日同じ時間にエアロバイクに乗ることができるというところにもあります。
朝食前の時間は、いつだって同じように空いているのではないでしょうか?
これが夜だったらなかなかそうはいかないでしょう。
夜の時間帯というのは、どうしても不規則になりがちです。
仕事をしている人であれば、残業の有無によって帰る時間がばらばらになります。
学生さんであっても授業の関係や、あるいは誰かとの飲み会などによって夜の時間がつぶれることは多々あるのです。
しかしこれが朝の時間だったらどうでしょうか?
朝の時間帯に仕事が入るということはまずないでしょうし、当然飲みに行くこともありえません。
あるとしたら朝食会くらいでしょうが、そんなことをしている人もほとんどいないのではないでしょか?
ということは、朝の時間帯は、起きる意思さえあればまず確実に確保できることになるのです。
時折寝坊することはあるだろうが…
それはもちろん、時折寝坊してしまうことはあるかもしれません。
それにはやはり夜の影響があります。
たとえば残業があって夜帰ってくるのが遅くなれば、当然そのせいで夜眠るのも遅くなります。
夜眠るのが遅くなってしまったら、体力的に起きることが出来ないこともあるのです。
でも、それでもその回数はあまり多くはないでしょう。
おきることに慣れてしまえば、たとえ夜眠るのが遅くなってもいつもと同じような時間帯に起きることが出来るようになるでしょう。
人の身体というのは意外とそんな風に出来ていたりするのです。
だから、朝食前にエアロバイクに乗った方がはるかに続きやすいと言えるでしょう。
無理はしないように注意
でも、そんなすごくメリットの大きい朝食前のエアロバイクには、注意点もあるのです。
まずその注意点としてあげられるのが、無理はしないようにするということです。
朝食前の運動というのは、どう考えても身体は縮こまっていますし、炭水化物が消費されているわけですから、あまり体力もない状態で運動することになります。
そのため、夜にエアロバイクに乗る時と同じようなテンションでエアロバイクに乗っていたら、そのせいで怪我をして体調を崩してしまうという可能性もあります。
そうしたら次の日からエアロバイクに乗れなくなる可能性もありますし、そこまでは行かなくてもその日一日もすごくしんどくなるでしょう。
だから、朝食前にエアロバイクに乗る時には、まず無理をしないように徹底しないとなりません。
夜よりも軽めくらいで良い
朝食前のエアロバイクは、夜よりも軽めくらいでちょうど良いと言えるでしょう。
体力がない状態の運動になるわけなのですから、運動の強度を下げても、夜にやや高い強度の運動をしているときと同じくらいの運動になるでしょう。
だから、自分の体力をみつつ、上手くペースを調節していってください。
ストレッチはしてから
また、朝起きてすぐに運動をしないようにも気をつけましょう。
身体が凝り固まっている状態ですぐに運動を始めようとすると、いくら運動の強度をさげていたとしても怪我をする可能性はかなりあります。
そうならないようにするためには、朝起きていきなりエアロバイクに乗るのではなく、まずはストレッチをするのがおすすめです。
ストレッチをして凝り固まった身体をほぐしてから運動をしていけば、最低限エアロバイクで怪我をするということはなくなるでしょう。
ストレッチも運動の一つ
ストレッチなんてしていたら時間が勿体ないのではないかと思う人もいるでしょう。
朝の時間は貴重ですから、そう思ってしまう気持ちもわかります。
でも、実はストレッチだって一つの有酸素運動なのです。
だからソレをしている時間が無駄になるということはありません。
エアロバイクのトータルの時間に組み込んでしまって問題ないでしょう。
つまり、ストレッチ5分、エアロバイク20分の計25分などにしていくのです。
朝食前というのが大切
もう一つ注意点として言えるのは、やるなら朝食前に行うということです。
これは、朝食後では意味がないのです。
朝食後でも、時間の確保が楽と言うメリットは変わりませんが、朝食前にエアロバイクに乗ることの一番のメリットである、炭水化物が消費されているという効果がなくなってしまうのです。
朝食後にエアロバイクに乗るということは、朝食の炭水化物をしっかり確保してから乗るということになりますから。
また、朝食後に直ぐに運動をすると、その朝食の消化が悪くなると言うデメリットもあります。
せっかくの朝のエアロバイクの利点を一つ消してしまいますし、その上さらに消化にも良くないのですから、それはしない方が良いのです。
どうしてもお腹が空いているのであれば簡単になにかを軽く摂るのは仕方ありませんが、運動するつもりで朝起きたのですから、出来れば食べるのはしっかりとエアロバイクに乗った後にするというのがおすすめです。
まとめ
朝食前にエアロバイクに乗ることには、脂肪の消費効率や時間の確保の面で良いことがあります。
中には朝起きるのが辛いから絶対嫌だという方もいるかもしれませんが、朝起きるのが絶対に嫌だということでもない限り、一度は朝にエアロバイクに乗るということを試してみてもらいたいです。
そして、続けられそうか体感してみてください。
続けられそうならそうした方が良いですから。