自走式と電動式どちらがおすすめ? 自走式ランニングマシン5つのメリット

ランニングマシン・ルームランナー

ランニングマシンは、トレッドミルやルームランナーとも呼ばれており、自走式と電動式の2種類あります。

自走式と電動式の違いを簡単に説明すると、足が接地する部分であるベルトが、自動で動くか動かないかの違いです。

自走式は自分の足で走行ベルトを動かしながら走り、電動式は自動で走行ベルトが動きます。

自走式の方が作りがシンプルなため、電動式よりも価格が安くなっていますが、では、自走式ランニングマシンのメリットとはどのようなことなのでしょうか?



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メリット1.電動式よりも負荷が強い

自走式ランニングマシンは、自動で走行ベルトは動かず、歩いたり走ったりすることにより走行ベルトが動きます。

つまり、自走式は自分の力で走行ベルトを回転させる必要があるのです。

そのような仕組みから、自走式ランニングマシンは必ず傾斜がついており、上り坂を走るような感じになります。

これらのことから、電動式よりも自走式の方が身体にかかる負荷は強くなります。

身体にかかる負荷が強くなれば、当然消費カロリーは多くなります。

消費カロリーは、電動式と自走式に関わらずランニングマシンの使い方によって変わってきますが、基本自走式の方が負荷が強くなるため消費カロリーは多くなります。



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メリット2.速さは自分の力加減で調節できる

電動式ランニングマシンは、自分が設定したスピードで走行ベルトが自動で動きます。

そのため、軽く跳ねただけでも走ることができ、自走式よりも楽に走ることができますが、何かに気を取られたり、疲労が蓄積して脚が言うことを聞かない状態になっていると、転倒してしまう恐れがあります。

また、外でランニングするのとは違う感覚になるため、フォームが崩れる可能性があり、慣れていないとバランスを崩す恐れがあります。

それに対して自走式ランニングマシンは、自分の足で走行ベルトを動かすため、自分の力加減でスピードを調節することができます。

そのため、不注意や疲労の蓄積などで転倒するリスクは、電動式よりも低くなります。

体力がない方やお年寄りにとって転倒するリスクが低いということは、大きなメリットになります。

それらの人が電動式で速いスピードに設定すると、転倒するリスクが高くなりますが、自走式は自分の力で走行ベルトを動かすため比較的安全です。

特に、お年寄りが転倒すると大怪我をしてしまう場合がありますが、自走式ランニングマシンなら転倒するリスクが低いのでお年寄りでも安心でしょう。

自走式はリハビリにも適している

自走式は自分の力加減でスピードをコントロールするため、リハビリなどにも適しているといえます。

電動式のように勝手に走行ベルトが動かないため、リハビリをしている方や脚を痛めている方にとっては使いやすく安全でしょう。

転倒の心配がなく、無理なスピードに設定することはできないため、リハビリなど身体を元の状態に戻す運動としては最適です。

しかし、自分の力でスピードをコントロールすることができるということは、無理をする気になればできることにもなるため、リハビリや脚に痛みがある時は力の入れ加減に注意しましょう。

メリット3.モーター音がしない分静か

ランニングマシンは室内で走るので、騒音が気になるという理由で購入をためらう方もいます。

確かに、ランニングマシンを使うと音や振動が発生するので、使い方には注意する必要があります。

ですが、電動式よりも自走式の方が音は静かです。

電動式は走行ベルトを自動で回すのにモーターを使用しており、モーターが動くと音が発生してしまいます。

それに対して自走式は、モーターを使用しておらず、自分の足で走行ベルトを回転させるので、モーターの音がしません。

つまり、自走式ランニングマシンは、モーター音がしない分、静かになります。

ですが、ランニングマシンを使用することによって発生する音の大きさは、商品によっても違ってくるので、そのことは考慮しておきましょう。

自走式は電気代がかからない

自走式はモーターを使用しておらず、自分の力で走行ベルトを回転させるため、電気を使用しません。

そのため、電気代がかからず、お金の節約になります。

電動式はモーターの種類によって電気の使用量が変わり、スピードを速くするほど電気を使用します。

ですが、1ヶ月毎日1時間ランニングマシンを使用しても、それほど電気代はかかりません。

しかし、電気代を少しでも節約したい方は、自走式ランニングマシンの方が良いでしょう。

メリット4.自走式の方が価格が安い

スポーツジムでは高性能のランニングマシンを使うことができますが、ジムに通うには入会費や月会費を払う必要があります。

そのため、ジムでの運動を続けると毎月、月会費を払う必要があります。

しかし、ランニングマシンを購入すれば、初期費用だけで済みます。

また、電動式なら、初期費用プラス毎月の電気代だけになります。

電動式と自走式とでは、自走式の方が価格が安くなっており、安価なものなら9,000円~15,000円くらいで購入することができます。

高額な電動式ランニングマシンを購入しても、使わなくなると勿体なく、損した気分になります。

しかし、自走式の手頃な価格のものを購入すれば、安心かと思います。

メリット5.自走式は電動式よりもコンパクト

自走式は仕組みがシンプルなため、基本電動式よりもコンパクトになっています。

また、電動式よりも軽く、折りたためることができる自走式ランニングマシンは多くあります。

そのため、設置するスペースには比較的困らないことでしょう。

広い部屋に住んでいる方なら大きくても問題ないでしょうが、比較的狭い部屋や、スペースにあまり余裕がない部屋だと、ランニングマシンを置くことにより生活しにくくなってしまいます。

多くの自走式ランニングマシンはコンパクト設計になっているので、様々な部屋の広さに対応できることでしょう。

どちらかというと電動式の方がおすすめ

ここまで、自走式ランニングマシンのメリットを紹介してきましたが、どちらかというと電動式ランニングマシンの方がおすすめです。

メリットを紹介してきたように、自走式ランニングマシンには嬉しいメリットが多くあります。

しかし、自走式の方が身体にかかる負荷が強く、体力がない方が長く運動するのは難しいといえます。

効率的に有酸素運動するには、ある程度長い時間続けて運動することが大切なため、負荷が少ない電動式の方が、体力がない方やランニング初心者には適しています。

電動式で負荷を強くしたい場合は、傾斜をつけることができる電動式を購入すれば良いだけです。

自走式は自分の力加減でスピードを調節することができることから、リハビリに適していると言いましたが、長い時間の運動になると足腰への負担は大きくなってしまいます。

そのため、自走式ランニングマシンは、程よく使う分にはリハビリに適していると言えます。

それは、体力がないお年寄りにも言えることです。

これらのことから、長い時間の運動には電動式の方が使いやすく、私の意見としては、どちらかというと自走式よりも電動式の方がおすすめです。

価格は高くなりますが、使いやすい方が長続きします。

まとめ

以上、自走式ランニングマシンのメリットを紹介してきましたが、いかがでしたか?

自走式には嬉しいメリットが多くありますが、長い時間運動しやすい電動式の方がおすすめです。

しかし、本人の体力や、使う目的などの違いによっては、自走式の方が適していることもあります。

つまり、自走式で十分な場合は、自走式を選んでも良いでしょう。