設定はどうしよう? ランニングマシンでの適切な早さはどれくらい?

ランニングマシン・ルームランナー

ランニングマシンは、当然ながら早さを設定できます。

でも、だからこそその早さはどのくらいに設定しようか迷ってしまうものです。

どうせなら適切で効果的な早さで走りたいところです。

そこでここでは、ランニングマシンでの適切な早さについて紹介していきたいと思います。

もちろん個人差はありますが、参考にしてみてください。



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早すぎるのはよくない

ランニングマシンというと、ついついなるべく早く走った方がよいのではないかと思い、きついと感じるくらいに速度をあげたくなるものです。

でも、それはよくありません。

あまり速度をあげても、効果は出づらくなってしまいます。

ではなぜ、速度を上げると効果が出づらくなってしまうのでしょうか?

長く走り続けることが難しくなるから

その答えは簡単です。

あまり早く走ってしまうと、長く走り続けられなくなります。

それでは意味がないのです。

ランニングマシンでもランニングでもなんでも、走る時に大切なことは、少しでも長く走り続けることです。

決して、早く走ることが大切なわけではありません。

それは、ダイエット目的で走るときでも、体力強化目的で走るときでも同じことです。

ランニングマシンには、どちらの目的で乗っている方も多くいるでしょう。

でも、どちらであっても、早く走ることにはあまり意味がないので、気を付けないとなりません。

単純に続けることも難しくなる

また、早く走るのは当然きついです。

きついことは、誰だってやりたくは思いません。

結果、ランニングマシンに乗るのがその1回きりになってしまうという可能性もあります。

そうなれば当然、そのランニングマシンの成果が出るはずもないですよね。

だから、それはおすすめできないのです。

「長く走り続けるのが重要」というのは、ただ単に1日だけ長い時間ランニングマシンに乗っていれば良いというだけのことではなく、「長い期間」乗り続けるのが重要ということでもあります。

なのでなるべくきつくない速度で走る必要があるのです。



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ただ遅すぎても意味がない

では、ほとんど歩いているのと同じくらいの速度、たとえば5キロくらいの速度でランニングマシンに乗っていたらどうでしょうか?

ある程度高齢の方の徒歩のための筋力強化とか、何らかのリハビリくらいであれば、そのくらいのでも意味はあるでしょう。

でも、ダイエット目的やある程度若い方の体力強化のためであれば、それでは効果がでる可能性が低くなります。

そもそも普通に歩いているくらいの速度で歩くのであれば、ランニングマシンを利用して歩くよりも、外を歩いていた方がよほど楽しく歩けるはずです。

だからその方が効率が良くなります。

せっかくランニングマシンに乗っているのですから、そうではなくきちんと意味のある、メリットのある使い方をしないとなりません。

なので、遅すぎるペースでランニングマシンに乗るのはおすすめできません。

7キロくらいが適切な早さ

では、実際ランニングマシンはどのくらいの早さに設定すればよいでしょうか?

それは、だいたいの場合で7キロくらいになります。

7キロくらいと聞くと、すごく楽なのではないかと思うものです。

でも実際、7キロくらいでもそれなりにはしんどいものなのです。

だからといって、すごくきついということはありません。

ちょっと疲れるなぁくらいの心地よい疲労感に襲われるくらいの速度なので、むしろまたやりたいと思うことの方が多くなります。

結果、良い効果が期待しやすくなるのです。

7キロであれば30分くらいは乗れる

ランニングマシンにはある程度長い時間のることが求めらるとは言っても、具体的にはどれくらい乗ればよいのでしょうか?

出来ればランニングマシンには30分以上は乗っていたいところです。

30分以上のっていれば、しっかりと脂肪にアプローチすることが出来ます。

脂肪は有酸素運動を始めてから20分後から燃え始めるという特徴があります。

だから、もし20分以内に運動を止めていたら、脂肪にまでアプローチすることが出来なくなってしまうのです。

それはすごく勿体ないですよね。

なので、30分以上は乗っていたいのです。

またそれは、体力アップ目的でランニングマシンに乗るときでも同じです。

体力アップのためには、やはり少しでも長い時間乗っていないとなりません。

ちょっと疲れるくらいのペースで20分では短すぎるのです。

かといって40分とか1時間では、もし体力的にいけたとしても、時間的に厳しくなってくることもあります。

そうなったら結果的に続けることは難しくなるでしょう。

そうならないようにするためにも、30分くらいにしておくというのが理想的になるのです。

6キロくらいでもきつい人は6キロでも可

全然最近運動をしないとか、移動はもっぱら車やタクシーだという方は、6キロでも辛いくらいです。

そういう方の場合には、何も無理して7キロにしていく必要はありません。

7キロにしてすごく辛く感じてしまっていたら意味がありませんから。

結局のところ大切なのは、実際に何キロで走るのか、何キロに設定するのかということではなくて、「自分が30分くらい走り続けることが出来て、かつ心地よく疲れを感じるくらいの早さ」に設定するということになります。

それが、多くの人の場合は7キロで、あまり普段運動をしない方の場合には6キロくらいになることもあるというだけの話です。

早さだけではなく角度も大切

ランニングマシンは、早さだけではなく角度も大切になります。

ランニングマシンは走るためのものですから、ついつい早さだけを気にしてしまいますが、角度によって、走る際のきつさは変わってきます。

当然ながら、平坦な道を歩くよりも坂道を歩く方が足腰的にはもちろんのこと、体力的にもきついですよね。

だから、ランニングマシンにおいても、平坦な時速7キロと、傾斜がついている時速7キロでは、きつさが違ってくるのです。

当然、同じ時速7キロでも、傾斜をつけた方が効果は高くなります。

最初は角度なしで良い

最初は角度なしか極めて角度が小さい状態で始めるのが理想的です。

角度をつけていても、結局歩いているだけみたいなペースになってしまったら、あまり意味がありません。

確かに角度をつけることで多少きつくはなるのですが、急な坂道を歩くだけみたいになったら、それはもはや筋トレに近いものになりますから、それではだめなのです。

なので最初は、時速は7キロや6キロではじめて、角度もほとんどないくらいにします。

そしてある程度慣れてきたら、それに伴って角度をつけていくのがおすすめです。

その際の角度も最大でも3パーセントくらいにしておくのが良いでしょう。

2パーセントくらいでも十分です。

あまり角度をつけすぎると、足首を痛めたりする原因にもなりますから。

もし足首を痛めてしまったら、ランニングマシンを続けることは難しくなり、結果的に目標を叶えることが出来なくなってしまいますから、そうならないように気を付けないとなりません。

まとめ

ランニングマシンでは、時速6キロとか7キロくらいの早さに設定するのが理想だと言えます。

あまり早すぎても、あるいは逆に遅すぎても効果はいまいちになってしまうのです。

どうせランニングマシンに乗るからには、誰だって効果を出したいはずです。

なので是非、こうした無理のない速度でランニングマシンに乗り、長く続けていってください。