読書をしながらランニングマシンを使う事は可能?やっぱり難しい?

ランニングマシン・ルームランナー

ランニングマシンを利用する際に、全力で走るという方はあまりいないでしょう。

だいたいの場合で、疲れない程度のペースでのんびり走るのではないでしょうか?

だから、どうしてもその途中で飽きてきてしまうものです。

その対策として、もしできるならば本を読みながら走りたいと思いますよね。

でもそれは実際可能なのでしょうか?



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本を見ながらでもできなくはない

ランニングマシンは、別に本を読みながら走るという事も出来なくはありません。

ただ、実際それをしている人はまずいません。

だから、もしそれをしていたら、ジム内で浮いてしまう可能性は極めて高くなります。

もちろんそれでも気にしないのであれば、それをしても良いとは思いますが、やや居心地が悪いことは間違いないでしょう。

また、本を読みながら走る事にはいくつかの難点があります。



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本に全然集中できない可能性は高い

まず一つ目の難点は、集中力です。

本を読む際には、それなりの集中力が求められます。

ただただパラパラしているだけならば別に集中力は必要がありません。

でも、どうせ本を読むならば中身を覚えないと意味がないですよね。

その為にはやはり集中力は欠かせないのです。

しかし走りながらでは本にはまず集中できません。

そもそもすごく読みづらい

また、走りながら本を読むのは、すごく読みづらいです。

走る時というのは、身体がどうしても上下にゆれていきます。

身体が上下に揺れていく中で本を読むのは、簡単ではありません。

それなのに集中も出来ないわけなのですから、余計に読みづらくなります。

結果、読んでいるのに読んでいないようになる可能性は高いです。

そうなってしまったら、結果また後で読み直さないとならなくなることもできます。

それはすごく時間の無駄です。

なので、本を読みながらランニングマシンを利用するというのは、あまりおすすめできることはありません。

走る方にも集中できない

本を読みながらランニングマシンを利用すると、走る方にも集中できなくなります。

当然ペースは乱れ気味になるでしょう。

結果、ランニングの効果もあまり感じられなくなってしまいます。

せっかく走っているのに走ることの効果がいまいちになってしまっていたら、それこそ本当に時間の無駄です。

本ならば、2回見ればより理解が深くなることもあるかもしれませんが、走るのを一回向こうにしてしまっていても、何の良さもありません。

だから、出来れば走る事には多少集中するべきなのです。

それは確かに完全に集中するのは難しいですし、そこまで高い集中力は求められません。

でも、本を読みながら走れるくらいの集中力では、効果が弱くなる可能性は高いです。

腕も触れなくなる

また、確実に運動効果が弱くなるという理由もあります。

それが、腕が触れなくなるということです。

本を読みながら走るのであれば、当然本を手に持って走ることになります。

例えばどこかに置いておいて、ページをめくる際にだけ手をかけるという方法もありますが、その方法もあまり現実的ではありません。

そこまで遠い位置に本を置いていると、やはり文字があまり見えなくなります。

それでは当然本を読んでいることにもなりません。

なので本を読んで走るのであれば、手に持って走ることになります。

でもそうすると手を触れないので、上半身負担が薄くなってしまうのです。

ランニングマシンでのランニングが効果的なのは、手を振ることによって、全身運動になるからです。

全身運動が出来る運動は、あまり多くはありません。

だからそれが出来ることはすごく貴重なのです。

なのにそれが出来なくなっていたら、すごく残念ですね。

危険性の問題もある

本を読みながらランニングマシンを利用するということには、危険性の問題もあります。

危険性の問題とはたとえば、転んでしまったりする可能性が高くなるということです。

目線は本にいっているわけですから、知らない間に足が変なところにいっていても気が付かないことがあります。

そうしたら、転んでしまう事もあるのです。

そしてさらに転んでしまった後の危険性の問題も生じてきます。

手をしっかりと自由にできている状態であれば、転んでしまったとしても、すぐに手をついて大打撃を回避することができます。

もっともその手の付き方が変なせいで手や指を骨折してしまったりすることはあります。

でも手や指であれば、治るのも比較的に早いですし、そこまで生活に打撃はありません。

しかしたとえば、手をつくことがなく転んでしまって、腰やお尻のあたりの骨が折れてしまっていたら、治すのも大変です。

そしてその辺りはすべての行動に影響を与える箇所になりますから、それが折れてしまうと生活に与える影響はすごく大きいです。

そうなるのを避ける為にも、ランニングマシンに乗る際にはなるべく手を自由にさせておくべきなのです。

まわりに迷惑がかかることも

自分が怪我をするだけならば問題ありませんが、怪我をすることでまわりに迷惑をかけることもあります。

たとえば骨折してしまったりしたら、ジムに救急車がくることもあるでしょう。

スタッフさんは救急隊への対応に負われますし、たとえば血が出たりしたらその対処もしないとなりません。

なので、すごく迷惑をかけるのです。

それは問題です。

本ではなく雑誌ならば大丈夫

このように本を読みながら走るというのは、やはりあまり現実的でないです。

絶対に出来ないわけではないですが、あまりメリットはないのでおすすめは出来ません。

でも本は本でも、雑誌ならばどうでしょうか?

雑誌であれば、別にランニングマシンに乗りながらでも読むことができます。

雑誌を読む際、多くの人は細かい文字まで全て読むということはしないでしょう。

だいたいの場合で、写真やイラストだけを見てどんどん読み進めていきます。

それであれば、多少離れたところからでも問題なく見る事ができるのです。

だから、ランニングマシンの上に雑誌を置いて、ページをめくる時にだけ手をかければ良いという読み方が可能になります。

それであれば、手もしっかりと触れるので効果もありますし、おすすめできます。

忙しくはなる

でも雑誌の場合、ほんとは違う点が二つあります。

一つは、すぐにページをめくらないとならないという点。

写真やイラストだけ見るということは、ドンドンページをめくらないとなりません。

だから、なかなかの頻度で手をかけないとならなくなります。

それは面倒ですし、何より忙しいです。

ただその分疲れやすくなるので、そういうメリットはありますが。

あまり時間つぶしにはならない

雑誌と本の違う点としてもう一つあげられるのが、時間のつぶれ具合です。

本は、簡単な本でも何時間かは読むのに時間がかかります。

でも雑誌は、10分あればだいたい全部読めてしまいます。

だから、ランニングマシンでの時間をつぶそうとおもっても、たいして時間がつぶせない事も多くあるのです。

ランニングマシンが終わるまでの時間をつぶすのが目的だったはずですが、それが出来ないのです。

もちろん多少時間はつぶれるので、まったく意味がないという事はないですが、本と比べると意味は弱くなるので注意が必要です。

まとめ

ランニングマシンに乗りながら本を読むというのは、たしかに不可能ではないですが、けっして不可能ではありません。

でも、おすすめできる事でもありません。

どうしてもそれがしたいのであれば、自宅でランニングマシンに乗る際にしておいた方が良いでしょう。

それであればどんな事をしていても自由ですし、何かあっても迷惑は最小限になりますから。