初めてのエアロバイク購入、どこを基準に選んだらベスト?
運動不足を解消したい、ダイエットに運動をしたい、でもジムに通ったりという手間を掛けずに家で手軽にやりたいという人、多いですね。
そんな人にお助けの運動器具がエアロバイクです。
ランニングよりも楽だし、自転車を漕ぐよりも屋内なので安全だし、1回購入すればジムと違ってその後お金もかからない、いい事ずくめですね。
しかしこれ、どう言った基準で選べばいいのでしょうか。
エアロバイクと単純に言っても
エアロバイクください、とお店で言ったとしたらどういう答えが返ってくるか、ちょっと楽しみですね。
まあこういった台詞で、購入する人はいないはずですが、それでも気分としてはそんな感じでしょう。
そして多分この手の言葉に対する答えは、どんなエアロバイクにしますか、というものですね。
実際店内もしくはネットショップで検索すると、あまりに多くの種類のエアロバイクがあるので、さすがに驚いてしまうかもしれません。
特に初購入の時には、どのエアロバイクにすれば良いのかも、見当がつきませんね。
とりあえず、機能とか置き場所の問題にお値段だけで機種を決めてしまうという人も、実は少なくないはずです。
しかしそういった面だけで購入を決めてしまうと、後々後悔することにならないとも限りません。
もう少しだけ、エアロバイクの種類について考えてみませんか。
機能やサイズだけで選択せずに目的をはっきりと
エアロバイクだけでなくどんな品物でも、購入時についつい品物自体に目が行ってしまい、何の目的での購入かを忘れてしまうこと、ありませんか。
特にこういったエクササイズや運動に関するものは、何の目的で購入するのかをまず考えてください。
エアロバイクの購入の代表的なものとしては、運動不足解消、ダイエット、ジムでの運動の補助、本格的なトレーニング、リハビリなどが挙げられます。
何と言ってもランニングマシンと違って、サドルに腰掛けての運動が可能なので、腰痛などの人にも使いやすいのがエアロバイクです。
つまり用途が広いということですね。
その分購入者も、何の目的での使用かをまず把握する必要があります。
自分が家にエアロバイクを置く目的を、忘れてしまわないようにしてください。
あまりに多くの品を見ていると、これ結構忘れがちになるのです。
家に置くのでサイズも気をつけたい
また当然、置き場所の問題もあります。
目的に応じたエアロバイクが、見に行ったお店に置いてあるものでは、到底家に置くのには大きすぎる等の場合、他にも探しに行かなくてはなりません。
この置き場所の余裕を把握しておかないと、購入したは良いけど部屋の邪魔になってしまって、困ったなどということにもなります。
サイズの問題も、しっかりと把握しておいてください。
加えてこの本体のサイズ、使用者のサイズにも合っていないと上手く運動ができません。
小柄な使用者が大きなエアロバイクを使用というのは、結局効果的な運動ができません。
逆もまた同じことですので、当人のサイズにも注意しておいてください。
特に使用者の股下の長さは、購入前位には要チェックですね。
エアロバイクの種類について
エアロバイクの種類は、非常に大まかに分けると4タイプになります。
これを基準にして、使用者の目的やサイズに合うものを選んでいきたいものです。
アップライトタイプのもの
自転車に似た感じでの使用ができる、大変に一般的なタイプのエアロバイクです。
そこそこ負荷もかかりますので、ダイエットや運動不足の解消には向いています。
サイズもそれほど大きくありませんので、部屋の邪魔にもなりにくいのが嬉しいところです。
スタンダードなタイプだけあって、さっと見てみると値段差がかなり大きいのがわかりますね。
この値段差が、負荷のかかり具合などに影響してきますので、あまり安いものを選ばないことをおすすめします。
何と言っても、入門機として選ぶのには非常に適したエアロバイクのタイプです。
折りたたみのできるタイプのもの
固定で置く場所がない場合、このタイプのものは大変に便利です。
使用した後は折りたたんでしまうことが出来るので、部屋の邪魔になることがありません。
ただ問題としては、折りたたみという機能のせいで作りがシンプルになっているので、他の機能についてはあまり充実していないのです。
なのでこれも入門機もしくは、運動不足解消用のそこそこの運動に使う人向きですね。
本格的に運動したいという人には、ちょっと物足りないタイプです。
加えてバランス的にもいささか不安定なところもあるのが残念なところです。
スピンバイクと呼ばれるタイプ
見た目スポーツバイク、ロードバイクを思い浮かべさせるような形状の、エアロバイクです。
見た目だけでなく実際の機能も、ロードバイクなど長距離のバイクの性能に近くなっています。
負荷もかなりかけられるので、本格的なトレーニングが可能になります。
ジムでトレーニングしているし、ジムに行かない日には家でトレーニングを、という人にはおすすめのタイプです。
中級者から上級者向けということですね。
反面、エアロバイクもしくは運動の初心者がこれを購入した場合、悪くすると継続が辛くて止めてしまうということにもなりかねません。
格好いいのでつい、と初心者が手を出すのはちょっと早すぎる、ということです。
ダイエット目的の人でも少々きついかもしれませんが、しっかりと運動でのダイエットと覚悟している人には、期待に答えてくれるタイプです。
ネックになるのは、お値段ですね。
他のタイプに比べて、いささかお財布にきついのは事実です。
リカンベントタイプのエアロバイク
リカンベント、もたれかかるという言葉通り背もたれのついたエアロバイクです。
普通のエアロバイクは自転車と同じで、前傾姿勢で漕ぐことになりますが、リカンベントタイプの場合は背もたれに寄りかかって漕ぐことが出来ます。
非常に姿勢が安定するということですね。
そのために、高齢者の使用やリハビリには大きく貢献してくれます。
また腰痛持ちの人の運動にも、このタイプなら無理のない運動が可能になります。
手術後のリハビリや怪我の後の筋トレなどには、おすすめのタイプです。
しかもこのタイプ、結構運動量もきちんとこなせますので、リハビリが済んだ後にも利用が可能です。
問題としては、サイズが大きいということですね。
他のタイプに比べて、接地面積をかなり取りますので、その点には注意が必要です。
タイプを得編んだら他の機能面も
さてどのタイプにするかを選んだら、他の機能面にも注意を向けたいものです。
基本的にはどのタイプのエアロバイクにも、スピードや消費カロリーなどの数値の表示機能がついています。
これがないものもありますが、モチベーションアップのためについているもののほうがおすすめですね。
また負荷方式にも注意をはらいたいものです。
マグネット式、電磁式、ベルト式の三種類がありますが、連続使用時間もこの種類によって違ってきたりしますので、注意してください。
本格的なトレーニングの場合、電磁式がおすすめです。
ダイエットや中級程度の運動なら、マグネット式でも問題ないですね。
お値段も結構これで変わってきますので、お財布とも相談してください。
また小さなことですが、ハンドルやサドルの位置や高さの調整が出来るかどうかも、長期に渡って使用するなら抑えておきたいポイントです。
まとめ
大体の代表的な選ぶ時のポイントをご紹介してきました。
これらがまた組み合わさって1つのエアロバイクになっていきますので、組み合わせてよってのエアロバイクの種類は無限とも言えますね。
とにかくまずは使用目的をはっきりさせておきたいところです。
それさえはっきりさせておけば、実店舗でスタッフに相談する時も話が早く済みます。
そこを踏まえておきさえずれば、長く愛用できるエアロバイクが購入できることになるのです。