高齢者のリハビリにもエアロバイクは役立っています(口コミ・体験談)
70才を過ぎた祖父は、腰痛やひざの痛みに悩まされています。
週に何回か、介護施設にも通っています。
ゆっくりでも、自分の足で歩くことが出来るように、リハビリを続けているそうです。
腰やひざが弱くなってしまった高齢者にも、エアロバイクのリハビリは良いのだそうです。
座った状態で運動しますから、足、腰に負担がかからないことが高齢者に向いているのでしょう。
元気だったころの祖父
父方の祖父は、今でいう「体育会系」のタイプです。
若いころに剣道をしていたそうです。
背筋はまっすぐで、声も大きい。
大股で歩いて、行動が、いつも、きっぱりとしていたというイメージでした。
前の夜に遅くなっても、朝は早く起きだして、お決まりのコースを散歩する習慣を守っていました。
身の回りのことは自分でして、部屋の片づけなども几帳面な性格で、新聞も1面から順番に目を通すという読み方をしていました。
子供心に、「おじいちゃんには甘えちゃいけないな」と思っていました。
祖母が亡くなってから
そういう元気な祖父も、祖母が亡くなってからは、目に見えて年老いてしまいました。
父は長男ですから、祖母が病気がちになったころから「家においでよ」と、たびたび祖父母に話していました。
でも、祖父も祖母も、「二人でいる方が、気楽でいい。
この年齢になってから、新しい土地に行くのは大変だ。」と応えていたそうです。
祖母は、亡くなる少し前まで、入院はしていませんでしたから、祖父も看病が大変だったのだろうと思います。
祖父の一人暮らし
祖母が亡くなってからも、祖父は、我が家にくるということはしないで、一人暮らしを続けています。
さすがに一人になってからは、母が、毎日のように顔を出して、身の回りのことなど、世話を焼いてはいるようです。
一人になってからは、緊張の糸が切れてしまったように、ボーっとして家に閉じこもっていることも多いようです。
仕事が休みの日などは、僕も顔を出すようにしているのですが、もうきっぱりとした快活な祖父のイメージは、無くなってしまいました。
介護施設に通いで入所
父の勧めで、介護施設に、日帰りで入所することにしました。
介護施設に行けば、同年代の方もいますし、話し相手になるだろうと考えたからです。
若いころから体は丈夫でしたので、何か病気になったとかは無いようです。
介護施設から、祖父の家に迎えに来てくれるのだそうです。
そういう施設で、「友達でもできれば良いだろう」と父は考えた訳です。
祖父も、父の提案に、渋々ではありましたが、応じたようです。
介護施設でリハビリ
毎朝の習慣であった散歩にも行かなくなり、祖父の足腰は、すっかり弱くなってしまったようです。
介護施設では、また散歩を再開できるように、足腰を丈夫にするリハビリを始めたそうです。
歩くことが大変な高齢者の足腰のリハビリには、エアロバイクが「おすすめ」なのだそうです。
僕もスポーツジムで、エアロバイクの経験はあります。
座った状態での運動なので、足、腰に負担をかけずに運動できるところが良いのでしょう。
水泳も同様な効果がありますが、設備も事を考えるとこちらの方が手軽にできます。
介護施設でのエアロバイク
祖父は、通い始めてから友人も増えたようです。
会話も増えましたし、声に張りが出てきたようにも感じます。
エアロバイクでのリハビリのことを話すと、「椅子に座った状態でペダルを漕ぐのだよ」と言っていました。
サドルに背もたれのついた「リカンベントタイプ」というエアロバイクだとわかりました。
スポーツジムに行くと、高齢者向けに設置されていることも有りますから知っていました。
まとめ
インターネットで「エアロバイク」を検索してみると、高齢者のリハビリのことも、たくさん出てきます。
やはり、祖父の話していた通り、「リカンベントタイプ」というエアロバイクであれば、椅子の背もたれも付いています。
これならば、自転車のサドルと違って、体の位置も安定しますから、高齢者のリハビリにも適しているのだろうと思いました。