エアロバイクを漕ぎながら音楽を聴くときのコツは? 注目したい5つのポイント
エアロバイクは、室内で手軽に体を動かすことができる便利なアイテムですが、ただ漕いでいるだけだと、すぐに飽きてしまいます。
できるだけ長く継続するためには、音楽を聴く方法がおすすめです。
何もない状態でひたすら漕ぐのは苦しいものですが、好きな音楽があれば、飽きずに漕ぎ続けることができるのです。
では、音楽を聴きながら漕ぐときのポイントを紹介していきましょう。
テンポがよい曲を選ぶ
エアロバイクを漕ぐときに音楽を聴くことは、飽きて途中で投げ出さないためには、とてもよい方法になります。
ただし、あまり適当な選曲をするのはよくありません。
せっかく音楽を聴くのであれば、できるだけ運動と相性のよい曲を選ぶべきです。
そこで注目したいのが、テンポのよい曲になります。
クラシックのようなゆったりした曲は、リラックスが目的なら最適ですが、運動との相性はあまりよくありません。
自分の大好きな曲であれば、飽きないための効果を得ることはできますが、それ以上の効果は期待できません。
しかし、テンポがよく、体が自然に動くような曲であれば、リズムに乗って軽快に漕ぐことができるのです。
それなら、かなりよいペースで漕ぎ続けることができるので、運動との相性を考えるのであれば、テンポのよい曲はぴったりです。
ロックなどを中心に、できるだけアップテンポなものをチョイスしていきましょう。
飽きないことも大切ですが、より運動をしやすくなる効果も重要なので、ぜひ試してみてください。
アドレナリン
エアロバイクを漕ぐとき、テンポのよいノリノリな曲をかけていると、何も音楽がない状態よりも、長く継続できるようになります。
これは、退屈を紛らわすことによる効果でもありますが、重要なのはそれだけではありません。
アドレナリンが分泌されることも、継続に大きく影響してくるポイントになります。
テンポのよい曲を聴いていると、アドレナリンが増加するため、普段よりも長く続けやすい状態になるのです。
そのため、ダイエットが目的で漕ぐ人は、ぜひアップテンポな音楽聴いてみましょう。
脂肪をしっかりと燃焼させるには、20分以上継続することが理想的な方法になりますが、何もしないで漕いでいると、うまくいかないこともあります。
そんなときは、ノリのよい曲をかけて、アドレナリンを分泌させましょう。
なるべく継続しやすい方法で漕げば、ダイエットを成功に近づけることができます。
テンションの維持
何もせずにただエアロバイクを長く漕いでいると、だんだん飽きてくるため、テンションも下がってきます。
それを防ぐためには、テンポのよい音楽がおすすめです。
アップテンポな音楽を聴いているとテンションが上がるので、途中でやる気をなくすような失敗を防ぐことができます。
プロのスポーツ選手は、試合の前に音楽を聴いてテンションを高めることもありますが、それと同じ効果が期待できるのです。
テンションを維持してしっかり漕ぐためにも、ノリのよい音楽を選ぶようにしましょう。
音楽に合わせて漕ぐ
エアロバイクを漕ぐときに音楽を流していると、その音楽に合わせた漕ぎ方ができるようになります。
例えば、AメロやBメロのときはそこそこのペースで漕いでおき、最も盛り上がるサビの部分で、フルパワーにするという漕ぎ方です。
何もない状態でひたすら漕いでいると、どうしても単調な漕ぎ方になってしまい、退屈もどんどん募ることになりますが、音楽の構成に合わせる方法なら、その心配はありません。
音楽の変化を意識して、自分の動きも変えることにより、ペダルを漕ぐという単純な動作の連続の中に、楽しみが生まれます。
この方法なら、飽きを防ぐことができるため、長く継続しやすくなるのです。
ただ聴いているだけでも、テンションを上げたりアドレナリンが出たりする効果はありますが、さらにひと工夫加えれば、より効果的な運動ができるようになるので、ぜひ試してみてください。
最初と最後はゆっくり
エアロバイクを漕ぐときは、基本的にアップテンポな曲の方が適していますが、ゆっくりなテンポの曲がまったく使えないわけではありません。
むしろ、運動の最初と最後の部分では、ゆっくりめな曲の方が合っています。
ここで重要になるのは、ウォーミングアップとクールダウンです。
エアロバイクを漕ぐときは、何もせずにいきなり始めたりすると、急な動きに体が対応できず、怪我をする可能性が高くなります。
あまりハードな運動なかったとしても、体を動かす前には、やはりウォーミングアップをすることが大切です。
そこで流す曲は、なるべくゆっくりしたテンポの曲にしておきましょう。
アップテンポな曲だと、どうしても体が反応してしまい、自然に動きが早くなることも多いですが、それではウォーミングアップになりません。
体を温めたりほぐしたりすることが重要なウォーミングアップでは、少し遅いテンポの曲をかけて、軽い運動をするようにしましょう。
無理のないペースで5分くらい漕いでいれば、よいウォーミングアップができるのです。
また、最後のクールダウンは、疲労を蓄積させないための重要なポイントになります。
しっかり疲れを軽減するためには、ゆったりした曲で徐々に体を落ち着かせるようにしましょう。
アップテンポな曲のまま急に止めるような方法だと、終わったあとに疲労を引きずることが多いので、最後まで気を抜かず、丁寧に終わらせることが大切です。
ストレッチも忘れずに
エアロバイクの怪我を防ぐためには、ゆっくり漕ぐことも大切ですが、ストレッチもきちんと行うようにしましょう。
ストレッチでしっかり体をほぐしておくと、運動のための準備が整うため、怪我を防ぐことができます。
面倒で省略したくなってしまう人は、そこでも音楽を流してみましょう。
始める前に好きな音楽を聴く時間を設け、楽しみながらストレッチをすると、とばしてしまいたい気持ちを抑えることができます。
プレイリストを作っておく
エアロバイクを漕ぐときに音楽を聴くなら、あらかじめプレイリストを作成しておくと、スムーズに進めることができます。
例えば、ウォーミングアップをするときは、ウォーミングアップ向きのゆったりした曲を集めたプレイリストがあると、いちいち探したりしなくても、すぐ始めることができます。
その次に本格的な運動をするときも、アップテンポなプレイリストを準備しておくと、すぐに切り換えることができるのです。
毎回曲を探していると、面倒になってしまうことも多いので、なるべく好きな曲をピックアップして、すぐ使えるような状態にしておきましょう。
歌う
エアロバイクの運動で音楽を聴くなら、それに合わせて歌うというのも、効果的な方法になります。
特に、ダイエットが目的の人は、歌えるようならぜひ歌ってみてください。
エアロバイクを漕いでいるときは、お腹に力が入っているため、音楽に合わせて歌うことで、腹式呼吸をすることができるのです。
ただ漕ぐよりも、腹筋を使いながら漕いだ方が、ダイエット効果は高くなります。
好きな歌なら、自然と口ずさみたくなることも多いですが、そんなときは積極的に声を出していきましょう。
まとめ
エアロバイクを漕ぎながら音楽を聴くというのは、とてもよい方法になります。
飽きないだけでなく、テンションを上げたり、ダイエット効果を上げたりする効果も期待できるのです。
そのためには、ここで紹介したポイントをチェックして、工夫しながら聴くようにしましょう。
効果的な聴き方ができれば、楽しく運動を続けることができます。