エアロバイクは怪我をしたときも使える?リハビリのための4つのポイント

エアロバイク

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エアロバイクは、室内で自転車を漕ぐような運動ができる優れた健康器具です。

これを使うときは、足を主に動かすことになるため、怪我をしているときは向いていないようなイメージがありますが、そんなことはありません。

注意点さえ守れば、リハビリのために使うこともできるのです。

では、リハビリのためのポイントを詳しく説明していきましょう。



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痛みがないときに行う

エアロバイクは、ジムやフィットネスクラブなどに置かれている印象が強いものですが、リハビリ施設などでも、普通に使われている健康器具になります。

これは、エアロバイクを使うことで、体の負担を抑えた適度な運動をすることができるからです。

ランニングをするときは、いくら軽く走るつもりでも、ある程度の負担は覚悟しなければなりませんが、エアロバイクを使うなら、それほど心配することはありません。

基本的にペダルを漕ぐだけなので、ランニングのように接地による衝撃を受けることがなく、最小限の負担で足を動かすことができるのです。

ただし、エアロバイクを使ったリハビリをするときは、外してはいけないポイントがあります。

それが、「痛みがある状態ではやらない」ということです。

エアロバイクでのリハビリは、強い痛みがあるときに歯を食いしばって行うものではありません。

そんなことをすれば、治りかけた怪我が悪化してしまう可能性もあるのです。

痛みがないなら積極的に

エアロバイクを漕いで痛みが出るかどうかは、怪我の程度や部位によって違いがあります。

そのため、どれくらいで動けるようになるかは人それぞれですが、エアロバイクを使うなら、痛みが弱まったタイミングがベストです。

むしろ、痛みがなくなってきたのに動かないのは、あまりおすすめできません。

怪我をしたときに休むのは当然のことですが、だからといって、あまり何もしないでいると、体のコンディションが落ちてきます。

それを防ぐためにも、痛みがなくなってきたときは、積極的に運動をしていきましょう。

休んでいる間も、できる範囲で運動をすることで、体の衰えを抑えることができます。

ただし、「積極的に」とはいっても、ランニングなどの足への負担が大きい運動はよくありません。

リハビリのための運動なら、ぜひエアロバイクを利用してみてください。



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無理をしない

故障中にコンディションを落とさないためには、エアロバイクでしっかり足を動かしておく必要がありますが、くれぐれも無理はしないでください。

体の衰えを防ぎたいときは、「どんどん体を動かすぞ」と意気込んでしまうことも多いですが、怪我をしているなら、それに合わせたレベルの運動をすることが大切です。

怪我の程度が軽く、割と早い段階で痛みがひいたとしても、完治していない状態でハードな運動をするのはよくありません。

無理をして、足に余計な負担をかければ、休みの期間が長くなってしまう可能性もあるのです。

そうならないためにも、エアロバイクの設定には注意してください。

エアロバイクは、負荷を自由に調整することができますが、あまり負荷を上げすぎると、失敗してしまいます。

適度な負荷で

エアロバイクは、やり方次第では筋トレも可能であり、坂を走行するときのような高い負荷をかければ、しっかりと筋肉を刺激することができます。

しかし、故障中のリハビリとして利用するのであれば、そのような使い方は避けてください。

確かに、怪我を防ぐためには筋肉をつけることも大切であり、回復したあとのことを考えれば、筋トレのような漕ぎ方も有効なように思えてしまいますが、無理をするのはよくありません。

痛みがないときに使っていても、負荷を高くしすぎると、強い痛みが出てくる可能性もあるのです。

エアロバイクは、ランニングより足への負担が少ないことがメリットですが、そんな使い方をしたのでは、負担の軽減はできません。

リハビリのためのトレーニングなら、自分の体と相談しながら、無理のない設定で行うようにしましょう。

正しい漕ぎ方をする

リハビリのためにエアロバイクを使うなら、漕ぎ方に注意することも大切です。

基本的には足に負担をかけないエアロバイクであっても、漕ぎ方が間違っていた場合は、大きなダメージを負ってしまうこともあります。

故障中のトレーニングでエアロバイクを漕ぐなら、そんな事態になることは避けなければなりません。

したがって、正しい漕ぎ方は常に意識しておくようにしましょう。

足を置く位置

ペダルを漕ぐときは、まず足を乗せる位置を確認してください。

足に負担をかけないためには、母指球よりも少し土踏まずに寄ったあたりにペダルが当たるようにしましょう。

母指球とは、足裏の親指の付け根にある、少し膨らんだ部分のことです。

漕ぐときの力が集中するのは、その母指球になりますが、少しずらすようにすることで、ふくらはぎとアキレス腱への負担を軽減することができます。

そこを痛めている人はもちろん、そうでない場合も、注意して位置を確認するようにしましょう。

無駄に負担の大きくなる漕ぎ方をすると、無事な部分まで痛めてしまう可能性があります。

安全にリハビリをするためにも、位置を意識することを忘れないでください。

サドルの高さ

エアロバイクを漕ぐときは、サドルの位置もしっかりと調整してください。

サドルの位置も、足への負担に影響してくるポイントになります。

特に注意しなければならないのは、低い位置にしたままで乗ってしまうことです。

サドルの位置が低かったとしても、ペダルを漕げないわけではありませんが、足にかかる負担は大きくなってしまいます。

そのため、適当に乗って漕ぎ始めるのではなく、まずはサドルをチェックして、自分に合った高さに調整するようにしましょう。

サドルに座ったとき、足が軽く曲がる程度の高さになっていれば、余計なダメージを受けることはありません。

ダイエット効果の高い使い方をする

リハビリ中のエアロバイクは、体重を落とすためにも役立つものです。

故障中の期間は、どうしても運動する時間が減ってしまうので、普通に動いていた頃よりも、体重が増えやすくなってしまいます。

しかし、あまり増えすぎるのはよくありません。

体が重くなりすぎると、運動を再開したとき、その重さが原因で、また怪我をしてしまうこともあるのです。

そうした失敗を防ぐためには、エアロバイクによるトレーニングで、脂肪を燃焼させるようにしましょう。

有酸素運動をする

エアロバイクは、ダイエットのために重宝されることが多いですが、そのときに重要となるのが、有酸素運動です。

有酸素運動とは、あまり負荷が高くない運動を長めに続けるものであり、20分以上は継続するようにすると、脂肪の燃焼を促進させることができます。

これは、怪我の影響で増えてしまった体重を落とすためにも、ぜひおすすめです。

負荷を低く設定し、ドラマでも見ながら、根気よく漕いでいきましょう。

むやみに負荷を上げると、脂肪の燃焼よりも筋トレの効果の方が高くなってしまいます。

また、無理な負荷をかけると、足を痛めてしまうことも多いので、その点でも、軽めの負荷で行う有酸素運動は、リハビリ適しています。

しっかり体重を落として、完治したあとは、気持ちよく体を動かせるようにしましょう。

まとめ

エアロバイクは、ダイエットはや筋トレだけでなく、リハビリにも高い効果を発揮してくれますが、そのためには、ここで紹介したポイントを押さえておくことが大切です。

使い方が間違っていたり、痛みが強いときに始めたりすると、きちんとしたリハビリにならないだけでなく、怪我を悪化させてしまうこともあります。

エアロバイクを正しく使い、確実にリハビリの効果が得られるようにしましょう。







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