エアロバイク使用時の騒音対策しっかりとしていますか
室内運動器具は、天候や気温に左右されずに運動ができるので、今やスポーツ大好き人種には一家に1台という感じになってきています。
勿論怪我やその他のリハビリ用に、家に設置する人もいます。
特にエアロバイクの場合、他の運動器具よりも無理なく運動ができるので、高齢者のリハビリなどにも利用がすすめられます。
とはいえ気になるのは、その騒音対策ですね。
同じ室内運動マシンのランニングマシンよりは
エアロバイクの場合ペダルを漕ぐという運動なので、ランニングマシンよりは騒音に関しては問題は少ないと言えます。
何と言ってもランニングマシンの場合、マシンの上で走る、つまりは足音を発生させていますから、機械音だけでなくその振動音もでてしまうのです。
それに比べれば、エアロバイクの場合はその着地音がしないだけ、騒音に対してはマシとも言えます。
とは言っても、完全に無音だということではありません。
ベルト式のランニングマシンだったりすると、機械自体の摩擦音が発生するので騒音の原因になります。
これを防ぐには、静音式のエアロバイクを選ばなくてはなりません。
静音性の高いエアロバイクって
静音性の高い負荷方式のエアロバイクは、マグネット負荷式のものか電磁負荷方式のものになります。
ベルト式に比べると、格段に静かに作動ができることになります。
なので購入時に、このどちらかのタイプにすることがおすすめです。
マグネット式のほうがお値段が安めで、しかも静音性は高いというありがたい特徴がありますので、こちらがおすすめですね。
とは言っても、これで万全というわけではないのです。
床に設置しているので振動が
エアロバイク自体の静音性が優れていても、ペダルを漕ぐという動きによって出る振動は、抑えることが出来ません。
この振動が騒音として、下の階に認知されることになります。
上階での室内運動器具の場合、この振動音が最も大きな騒音問題になるわけです。
とは言っても、走った結果の着地音に比べれば、まだエアロバイクの漕いだ時の振動は小さいので、なんとかすることは不可能ではありません。
できるだけの騒音対策をしていきたいものですね。
この騒音が原因で、大きな問題に発展することもありますので、決して疎かにしないようにしてください。
エアロバイク使用時の騒音対策
いくつかわりと簡単に出来る騒音対策をご紹介します。
まあ、簡単には行かないこともあるので、その辺りはご容赦ください。
現在住んでいる部屋の問題
これは実際、簡単には解決できないことです。
しかしこれがいちばん大事なのは、言うまでもありません。
一戸建ての1階に設置する場合は、振動による騒音にはまず問題がありません。
エアロバイク自体が発する音だけに注意ということです。
また集合住宅でも、1階に住んでいる場合は同じくですね。
しかし集合住宅の上階に住んでいる場合は、振動音には要注意です。
特に木造アパートの場合は、残念ながらまずこの振動音は避けられません。
鉄筋の場合は防音対策がされていることもありますので、これは確認してみてください。
まあ正直な所、木造の集合住宅の上階で、エアロバイクだけでなく室内運動マシンを使用するのは、避けたほうが賢明です。
静音性の高いエアロバイクを選ぶ
上記したとおり、静音性の高いエアロバイクを選ぶようにしてください。
これは住んでいる家のタイプによらず、選ぶ上でのポイントになります。
一戸建てでも夜などは周囲に音は響きますので、静音性の高いエアロバイクでないと迷惑をかける可能性があります。
勿論集合住宅の場合は、言うまでもありませんね。
防音マットを敷く
防音マットも、これは必需品です。
エアロバイク購入の時に、一緒に購入してしまうと面倒がありません。
これを敷いておけば、振動音をかなり和らげることが出来ます。
特にフローリングの床の場合、振動音は大きく響きます。
必ず敷いて置くことをおすすめします。
防音マットに加えての対策
防音マットだけでは心配だという場合や、防音マットは高価なのでちょっとお財布に辛いという場合、他にも対策できる方法があります。
まずはダンボールです。
ダンボールの振動吸収はかなりのものですので、他の用意がない場合エアロバイクを梱包してきたダンボールを使用して、ということも出来ますね。
ただ見栄えはよろしくないので、部屋のイメージを重視したい場合は、あまりおすすめが出来ません。
そういった人の場合、パズルマットと呼ばれる組み合わせマットなら、見栄えも悪くなく使用ができます。
サイズに合わせて組み合わせられますので、エアロバイクのサイズに合わせることも可能です。
小さなお子さんのいる家庭の場合、これは結構必需品なので家に何枚か用意してあるはずです。
まあこれ、いざとなれば100均でもホームセンターでも簡単に手に入りますので、簡単な騒音対策にしてみてください。
勿論これらを組み合わせて、一層の振動対策にすることも可能ですが、重ねすぎて上に乗せるエアロバイクのバランスが傾かないように注意してくださいね。
コンパネの使用も考えてみる
コンパネは便利な板ですので、これを1枚防音マットの下とか間に入れて見るもの手です。
振動がこれによって分散されますので、結構お役立ちです。
何より大事なことをしっかりと守る
これだけの防音振動対策をしたのだから、と油断してはいけません。
基本的なところも、しっかりと注意してください。
深夜の運動は避けるように
深夜の静かな時間帯は、小さな音でも響くものです。
なので、静音性の高いエアロバイクの稼働音も、結構遠くまで聞こえてしまったりもします。
また勿論、床への振動も昼間よりも響いてしまうものです。
これをしっかりと心に留めて、深夜の運動は避けるようにしたいものですね。
深夜以外に運動の時間が取れないという場合、ジムを利用するとかのやり方に切り替えるのが賢明です。
まあそれ以外では、ちょっと非現実的ですが、完全な防音室を作るしかありませんね。
周囲への気配りを忘れない
夜中の集合住宅の場合、鉄筋でも音は響きます。
筆者の住まいの場合、10時過ぎのお風呂の音が結構、お隣さんから聞こえてきます。
なのでこちらも、10時過ぎの入浴の場合はできるだけ音を立てないようにしています。
お互い様なのですが、こういった心遣いは必須ですね。
こういった生活音はともかく、エアロバイクなどの音は周囲にどう聞こえているのか、分かりづらいものです。
なにか起きる前に、下の階の人や隣の住人にちょっと聞いてみるのもいいかもしれません。
正直な所、リフォームの音でも響きます。
2階上のリフォーム音が、鉄筋のマンションでもかなり響くのも事実です。
トラブルに発展しないように、先手を打っておきましょう。
まあ残念ですが木造の集合住宅では
結論というわけでもありませんが、できれば木造の集合住宅でのエアロバイクやランニングマシンの使用は、諦めたほうがよろしいです。
軽量鉄骨でも、結構きついものがあります。
1階に住んでいればまだしも、上階に住んでいてこれからエアロバイク購入という場合、問題が起きることも無いとは言えません。
それ以外でも、できるだけの対策をとってからの利用をおすすめしたいですね。
自分にとって問題なくても、誰かには騒音になっているということもあるということを、忘れないようにしてください。
まとめ
機械の音というのは、周囲に思った以上に響くものです。
エアロバイクは、まだランニングマシンほどの振動音は出しませんが、それでもある程度の騒音のものとなることは間違いありません。
その辺りはしっかりと対策をして、考慮してから導入してください。
気持ちよく毎日運動するためにも、特に騒音対策については充分に気を使いたいものですね。