ランニングマシンで腰痛予防は出来る?すでに腰痛持ちもランニングマシンの使用はOK?
腰痛持ちと言うと、運動不足なんじゃない、と簡単に言われてしまうことが多いですね。
実際、腰回りの筋肉が弱ってしまい、腰椎や背骨仙骨にトラブルを起こすことは無いとは言えません。
なのである程度の運動は、腰痛の予防になります。
特に普段無意識にやっている運動、歩くことや走ることのフォームを正しく行えば、腰痛予防になるのです。
どうも運動不足でやばいかも、と思った時にランニングマシン使用でウォーキングや軽いランニングをしてみるのは、腰痛予防として効果的でもあるのです。
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目次
腰痛は予防できるもの
普段の生活の中で、立ち上がったりかがんだり、もしくは背を伸ばした時に腰回りに感じる痛みが、腰痛です。
高齢者に多い腰痛ですが、これは腰回りの筋肉やインナーマッスルの衰えによるところが、多大ですね。
衰えてしまった筋肉が、関節部を充分に支えきれずに、関節部の変形とか軟骨をすり減らしたりなどを起こした結果です。
なので腰痛と言うと、高齢者もしくはある程度年の行った人の症状と思いがちですが、筋肉が使われずに弱った結果と言うなら、これは若い人でも起こって当然です。
運動のやりすぎも関節にとって良くはありませんが、運動不足は筋肉を弱らせ減らしてしまいます。
なので日常簡単な運動で、筋肉をキープしていきたいものですね。
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自宅にランニングマシンを設置すれば
ちょっと前まではランニングマシン、ジムではよくお目にかかるもののまだまだ個人宅への導入は、珍しいことでした。
しかし現在では、通販でも専門店でもかなりの種類のランニングマシンを扱ってくれています。
お値段にしても性能にしても、ピンからキリまでありますので選ぶのに困るほどです。
また簡単に折りたたむことのできるランニングマシンも出ていますので、使用後に片付けることも可能です。
置いたまま邪魔になることも、少なくなりました。
ジムへ行って運動というのはちょっと面倒だし、人目があると恥ずかしいなどという人の場合、自宅のランニングマシンでの運動がおすすめですね。
普段歩くのとはちょっと違ったウォーキングや軽いランニングで、天気や気温に悩まされずに運動ができるのです。
筋肉が落ちたと自覚できるのはどんな時
さてここで、筋肉が落ちた時の見分け方を見ておきましょう。
特に男性の場合、女性よりも元々体脂肪は低いのです。
なので運動不足の場合、まず筋肉が落ちていきます。
つまり、体重が減るのですね。
体重が減ったから、特に運動する必要はないし、メタボの心配もないと考えるかもしれませんが、実は筋肉が落ちていくのが原因ということもあるのです。
そして運動不足の場合、その後は脂肪がついていくのですね。
なので、体重が減り始めたら、筋肉が減っているのではと疑ってみてください。
またダイエット中の女性も、体重を減らすことだけに集中はいけません。
脂肪が落ちれば体重は減りますが、運動してのダイエットの場合、筋肉がつくので体重はあまり変わらないことがあります。
ついダイエット中、体重の数値だけで一喜一憂してしまいますが、運動ダイエットの場合は体重だけでは測れないものがあるということを忘れないでください。
筋肉が付けば基礎代謝も上がるし腰痛予防にも
歩く走るという行動は、ある程度足が上がらないとできません。
高齢者の歩き方が、段々と脚を引きずるようになっていきますが、あれはインナーマッスルの衰えによって脚が上がらなくなるからなのです。
インナーマッスルが衰えれば、腰回りの筋肉も勿論使えなくなっていきます。
腰もだんだんとかがんでいきます。
結果腰痛が起きてしまい、起きたことでまた歩きづらくなり、負のスパイラルに入ってしまうのです。
そしてこれは高齢者だけの問題でなく、運動不足の若い人にも起こりうる症状だということを、忘れてはいけません。
歩くことは日常動作の基本です。
しかしただ漫然と歩いていたのでは、効率的ではありません。
やはり正しく歩く訓練も、必要なのです。
外を歩くのも勿論いいけれど
屋外を、気候のいい時に歩いたり走ったりするのは、大変に気持ちのいいものです。
外の空気を吸いつつ、周囲に人や景色を見ながら走っていれば、多少の疲れも感じないことになります。
しかし夏や冬は、流石にそうは行きません。
また雨の日や風の強い日には、屋外での運動は厳しいものです。
特に健康のため、腰痛予防などのため、または多少の腰痛があるので緩和をと思っている場合、こうしたコンディションでの運動は、避けたほうが賢明です。
出来れば自宅で、しっかりと時間をかけて行いたいものですね。
なので自宅でのランニングマシンが、おすすめになるのです。
これなら最初のうち、疲れてしまってもすぐに止められますし、速さの調節も可能です。
外で運動していると、無意識に見栄を張ってしまうのは仕方のないことですが、許容量以上に運動してしまってはそれこそ逆効果です。
自宅でしっかりと、倦まず弛まずの運動が望ましいですね。
腰痛予防でのランニングマシンの使用は
腰痛を予防するためにまず、しっかりと心得ておきたいウォーキングの注意点がいつくかあります。
インナーマッスルは脚を上げるのに必要だから
インナーマッスルは脚を上げるのに必要な筋肉です。
これが衰えてしまうと、脚が上がらず歩行困難になってしまいます。
でも逆に考えると、脚をいい姿勢でしっかりと上げていれば、インナーマッスルも鍛えられるはずです。
いい姿勢プラス、インナーマッスルの強化が出来れば、腰痛予防に大きく踏み出せることになります。
そのために歩く時のフォームが大事になってくるのです。
フォームをきちんと整えて歩く
屋外でウォーキングしている人の姿を見かけると、何となく歩き方が自然ではなく見えてしまうかもしれません。
しかしあれは、出来るだけ全身の筋肉を上手く使用出来るように、普段とは違う姿勢で歩いているのですね。
なので初めてやる人はちょっと、人前でやるのは恥ずかしく感じるかもしれません。
しかしランニングマシンなら屋内で、自宅なら自分一人ですしジムなら皆同じことをしています。
なので馴染みやすいのが嬉しいところです。
背筋をしっかりと伸ばして目線は水平よりも少し上、腕は軽く振りながら歩きます。
骨盤はできるだけ床に向かって垂直に保ち、脚を一歩ずつ床から上げて歩いてください。
癖を見つけることが大事
屋外ではなく屋内のランにニグマシンですので、ちょっと不思議に思ったことは追求しやすいですね。
勿論人間というのは、左右均等にはできていません。
多少の歪みは生まれた時からあるものです。
それが成長とともに、身体の癖も手伝って大きくなり、これもまた腰痛の元になっていきます。
ウォーキングをしていて感覚が行きやすいのは、足の裏です。
歩いていて着地した時、足音が大きくないかどうかをまず感じてください。
着地していないで墜落していると、着地音は大きくなりますし足音も大きくなります。
これは上半身の筋肉が働いていない証拠ですので、気がついたら出来るだけ足音を少なくするように努力してください。
上半身が引き上がっていきます。
また着地した足の裏が、外側に傾きすぎていないか、内側に大きく落ちていないかも、チェックするのが大事です。
愛用している靴の裏を、チェックしてみてください。
骨盤の歪みが靴底に出てきますので、素人にできる簡単な骨盤チェックです。
骨盤が歪めば腰痛も起きやすくなりますので、歩きながら解消していきたいものですね。
すでに腰痛を抱えていたら
筋肉疲労が原因で、しかも筋肉が炎症を起こしていたりした場合の腰痛は、ある程度の安静が必要になります。
筋肉のキープも大事ですし、そこまで運動が日常茶飯事だった人はそれなりに調整しつつ持続できます。
しかし運動不足でしかも腰痛が起きてしまった、医師に筋肉の疲労が原因と言われた等の場合、ここで運動しすぎるのは流石におすすめできません。
ランニングマシンで軽く、と言っても結構負担はかかるものです。
日常生活の上で整えるのが最初ですね。
いずれにせよこの場合は、医師に相談の上行うようにしてください。
まとめ
腰痛を感じそうになったら、もしくはこれはやばいかもと思ったら、慌てず騒がず出来る運動から始めましょう。
ランニングマシンでの運動なら、いつでもちょっと時間ができた時に行えますし、天気にも左右されずにできます。
無理せずにウォーキングで、でも正しいフォームで歩けば思った以上に運動ができるものです。
無理はいけませんが、まだ何とかなるうちにランニングマシンでのウォーキングなどで、腰痛予防していきたいですね。