ダイエットでエアロバイクを始めたのに逆に太ってしまう体重が増える理由
「スリムになりたい」「痩せたい」という思いからエアロバイクをを始めたが、逆に太ったという方はいませんか?
ダイエットのために始めたエアロバイクで、逆に太ってしまうのは悲しいものです。
痩せるためにエアロバイクで運動して太ってしまうのには、何かしらの原因があります。
ここでは、その原因を紹介していくので、エアロバイクでダイエットを成功させたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
原因1.筋肉量が増加することで体重が増える
エアロバイクの運動を継続し、カロリーを消費していても体重が増えてしまうことがあります。
エアロバイクを続けることで体重が増えてしまう原因として考えられることの一つは、筋肉が増えることです。
筋肉は脂肪よりも重く、運動でカロリーを消費していても、筋肉がつくことで体重が増えてしまう場合があります。
エアロバイクをすることで体脂肪が減れば、身体が以前よりもスリムになりますが、運動によって筋肉がつくことで体重が増えてしまうことは多くあります。
そのようなことは、運動を始めたばかりの人に多く、普段運動をしていないと筋肉量は少なく、エアロバイクを始めることで筋肉がついていきます。
エアロバイクはペダルを漕ぐため、特に脚に筋肉がつきやすく、そのことで筋肉量はアップし、エアロバイクを始めたのに体重が増えてしまうことがあるのです。
ですが、その体重増加はずっと続く訳ではなく、運動をして痩せていく過程で一時的に増えるだけです。
エアロバイクを長い期間続けることで筋肉が程よくつき、脂肪は燃焼されていきます。
そして、基礎代謝はアップし、脂肪燃焼されやすい体を作ることができるため、始めの体重が増えてしまう期間を過ぎれば、体重は減っていくことでしょう。
エアロバイクを始めて筋肉がつくことで体重が増えてしまう人は、元々の筋肉量が少ない人に多く、エアロバイクを始めることで筋肉がつき、そのことによって体重が一時的に増えてしまうだけです。
太っているかは体脂肪率で決めるべき
体重が増える=太ると思っている人がいますが、体重が増えることが太ることではありません。
太っているのか太っていないのかは、体脂肪の多さで決めるべきです。
体重が多くても体脂肪が少なければ太っているとはいえず、体重が少なくても体脂肪が多ければ太っているといえます。
そのようなことから、太っているように見えなく、体重が少なくて体脂肪率が高い人のことを「隠れ肥満」といいます。
原因2.エアロバイクでの消費カロリーが少ないため
痩せるためにエアロバイクを始めたが、逆に体重が増えてしまう原因として考えれれることの2つ目は、エアロバイクでの運動量が少ないことです。
体重を減らしてスリムになるには、摂取カロリーよりも消費カロリーの方を多くすることが大切です。
1日の消費カロリーよりも1日の摂取カロリーの方が多いと、いつまでたっても体重は減らないことでしょう。
体重を減らしてスリムになるには、それなりに運動してカロリーを多く消費することが大切。
消費カロリーを多くするには、負荷を強くしたり、運動時間を長くする必要がありますが、負荷が強すぎるとすぐに疲れてしまい、長い時間運動することは難しくなります。
そのようなことから、エアロバイクで消費カロリーを増やすなら、負荷は軽くても良いのでペダルを漕ぐ時間を長くすることが効果的。
エアロバイクを続けているのに、思ったように体重が減らないという人は、エアロバイクを行う時間をいつもよりも長くして、消費カロリーを増やしましょう。
オーバーワークには注意
先程、運動量が少ないことで体重が減らない場合は、運動量を増やして消費カロリーを増やすことが大切というようなことを話しましたが、運動のやり過ぎには注意が必要です。
エアロバイクでトレーニングをすればするほどカロリーは消費されますが、トレーニングをやり過ぎるとオーバーワークになってしまいます。
オーバーワークになると、疲れがなかなか取れなくなったり、怪我をしやすくなります。
また、やる気が低下したり、ストレスが蓄積する原因にもなります。
オーバーワークになると運動効率は悪くなり、逆に消費カロリーが少なくなってしまう場合があるため、オーバーワークにならないようにトレーニングをしましょう。
原因3.脂肪燃焼に適したペースでペダルを漕げていない
エアロバイクでダイエットするなら、脂肪が燃えやすい負荷やペースでペダルを漕ぐことが大切です。
エアロバイクやジョギングなどの有酸素運動でエネルギー源になるのは、糖質と脂肪です。
運動の始めは主に糖質がエネルギーとして消費され、その後徐々に脂肪もエネルギーとして消費されていきます。
痩せるためには脂肪を燃焼する必要があり、脂肪が燃焼されやすい負荷や速さでペダルを漕ぐことが大切。
ペダルを漕ぐ負荷が高すぎたりペースが速すぎたりすると、すぐに疲れてしまい、運動し続けることが難しくなります。
短い時間で運動が終了してしまうと、カロリーを多く消費することはできません。
また、ペダルを漕ぐペースが遅すぎても、身体にかかる負荷が少なすぎることで効率的に脂肪を燃焼することはできません。
脂肪を効率的に燃焼するには、最大心拍数に対して60%から70%くらいのペースでペダルを漕ぎ続けることが大切です。
そのくらいの負荷なら長い時間運動を続けやすく、身体にかかる負荷が丁度良いため、効率的に脂肪を燃焼することができます。
エアロバイクを続けているけど体重が減らないという場合は、ペダルを漕ぐペースや負荷を見直すことをおすすめします。
ペダルを漕ぐ重さを重くするほど脚は太くなりやすいため、脚を太くしたくない場合はペダルを漕ぐ重さは軽くしましょう。
原因4.運動しているから大丈夫と思い食べ過ぎている
エアロバイクを始めたのに太ってしまうという人は、「頑張ってエアロバイクをやっているから、いつもより食べても大丈夫」などと思い食べ過ぎている可能性があります。
食べ過ぎてしまうと、当然摂取カロリーは多くなります。
そして、食べ過ぎることで、消費カロリーよりも摂取カロリーの方が多くなりやすくなります。
運動をしていても、食べ過ぎることで、1日の消費カロリーよりも1日の摂取カロリーの方が多くなってしまうと太ってしまいます。
運動で食欲が増す場合もあるので注意しましょう
運動をすると食欲が落ちてしまう場合がありますが、食欲が増す場合もあります。
特にハードな運動では食欲が落ちやすくなりますが、適度な運動をすると食欲が増えるという人は多くいます。
エアロバイクでカロリーを消費しても、カロリーを消費した分食べたり、それ以上に食べれば、ダイエットのために運動をしている意味がなくなってしまいます。
そのため、食べ過ぎには注意しましょう。
食べ過ぎに注意するといっても、過度に食事制限をすることは良くないため、栄養バランスの良い食事を適切な量とるようにしましょう。
原因5.朝何も食べていない
痩せるためには、摂取カロリーをしっかり管理することが大切ですが、朝食を抜くことは良くありません。
朝、何も食べないことで、お昼や夜に食べる量が多くなりがちになります。
朝食で摂ったエネルギーは、日中に活動することで消費されやすくなります。
そのため、朝食で摂ったエネルギーは脂肪になりにくいと言えます。
しかし、夕食で摂ったエネルギーは脂肪として蓄積されやすくなります。
それは、多くの人は夕食後ゆっくりとすることが多いからです。
朝食を抜くと、昼食や夕食で食べる量が多くなりやすく、夕食で食べる量が多くなると太る原因になってしまいます。
まとめ
以上のようなことが原因で、ダイエットのためにエアロバイクをしていても、体重が増えたり太ってしまう場合があります。
晩御飯の時間が遅すぎることも太る原因になり、多くの人は夜はあまり動かず寝るだけなので、晩御飯が遅すぎると晩御飯で摂ったエネルギーは消費されにくく、脂肪になって蓄積してしまう場合があるため注意しましょう。