リハビリにエアロバイク、これは最高にお役立ちでした

エアロバイク

La・VIE(ラ・ヴィ)折りたたみ式クロスバイクneo 3B-3631

例えば怪我をした後のリハビリとか、何かで手術をした後に運動の始める時など、ちょっと怖いと思ったことは無いでしょうか。

見えるところに怪我があったりすれば、周りの人も気遣ってくれますが、傷や怪我が服の下だと見えませんのでアウトドアの運動が怖い、そんな経験は無いでしょうか。

私の場合それが、エアロバイクを始めた一つのきっかけでした。



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元はアウトドア派だったのです

元々はアウトドアで、と言っても軽いジョギング程度ですが、毎日運動していました。

正直じっとしているのは苦手な方で、家に居ても座り続けると言う事はあまり無かったのです。

なので外出した時などは、例えば日常の買い物の時なども、ちょっと速足で歩幅広く歩いてウォーキング気分になったりもしました。

ジョギングはまあ、それほど長い距離を走るわけでも無く、のんびりと景色を眺めながら風や季節を感じるのを楽しみにしていた程度です。

それでも一応、アウトドアで動くことが好き、と言ってはばからなかったものです。

しかしそれが怖くなったのは、ある出来事以降でした。



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急な手術を余儀なくされて

ある日いきなり腹部の激痛に襲われて、医者に駆け込んだら即手術を言い渡されたのです。

急性の盲腸炎でした。

しかも短時間の間に炎症が広がってしまい、腹膜炎まで起こしてしまっていたそうです。

抵抗する間もなく、腹部を大きく切られてしまいました。

まあ命には代えられないと言うか、正直耐えられないほどの痛さだったので、他に手段も無かったのですが手術後、2週間の入院が最もきつかったのも事実でした。

腹部を大きく10センチ近く切られてしまったので、しかも腹膜にも傷がついてしまい多少の癒着もあって、結果腹筋がかなり駄目になってしまったのです。

元々身体を動かすこと大好きだったのが、腹筋特に内部筋肉をやられてしまったため、歩くために脚を上げることがかなりきつくなってしまったのです。

それでも入院中はまだ、病棟内ではそれほど問題も無かったのです。

居るのはみな、同じ境遇の患者さんたちかもしくは医療従事者ですから、気を使いあっていたと言う事です。

外出してみたら恐怖

それでも傷口がふさがって来れば、病院内だけの散策では物足りなくなるのが、身体を動かすことが好きな人間に共通の問題でしょう。

私も御多分に漏れず退屈してしまったので、短時間の外出許可をもらって外に買い物に出てみました。

その時に、かなりの恐怖を感じたのです。

まだ完全にふさがってない傷口が服の下にあるのに、他人からはそれが見えません。

でもぶつかられたら痛いのは当たり前です。

ぶつからないように歩くと言う事がこんなにきついとは、思ってもみなかったことでした。

退院して体力回復を目指して

退院してその後、体力や腹筋など衰えたあれこれを戻さなくては、少しずつ運動を始めたのですが、それでも外に出るのが怖いのは変わりませんでした。

家の近くを軽く走って見たりしたのですが、やはりまだ腸腰筋などが戻っていないらしく、脚の上りが良くなかったのです。

なのですぐに疲れてしまうし、躓きそうになるので転ばないように注意するのが大変でした。

加えてやはり、他の人との接触が怖くて、まだ走るのは無理だなとウォーキング中心にしてみました。

しかしウォーキングでは、腸腰筋や大腿四頭筋の戻りがイマイチ鈍い気がしたのです。

自転車ならと思い立ち

腸腰筋や大腿四頭筋を鍛える、特に大腿四頭筋の訓練に役立つのは自転車だ、とふと気が付いたのがその辺りででした。

家の自転車を使って、1日に30分以上と決めてサイクリング気分で運動をと思い、実行してみました。

これは中々正解でしたし、少なくとも躓いて転ぶと言う危険(自転車横転はともかく)は無いと言う事で、これなら続けられそうだと思ったのです。

しかし問題は、近くには自転車専用道路が無い、と言う事でした。

歩道も狭くて、歩行者優先を考えるとあまり思い切り走れないし、かと言って車道は例え病み上がりで無かったとしても、遠慮したい感じでした。

幹線道路なので、スピード出してる車が多いのです。

八方ふさがりに見えた先にエアロバイクが

正直、あれも駄目これも駄目でちょっと落ち込んで、ネットを彷徨っていた時の事でした。

ネットショップを何となく見ていた時に、エアロバイクを見つけたのです。

知識としては、ジムやスポーツセンターに置いてある程度でしたし、ランニングマシーンとの区別もせいぜい、走ると自転車漕ぎくらいしか知りませんでした。

しかしこの時は、これが打開策になってくれるのではないかと、ピンときたのです。

自転車と同じ運動が出来て、しかも自宅内で出来るので雨の日でも嵐の日でも大丈夫、誰かにぶつかる心配もない。

しかも転倒したりする危険からも免れるわけで、これはまだ傷口がうずく身には救いの手に見えました。

ランニングマシーンでも良かったのですが、やはり脚の上りにまだ不安が残るわけですので、エアロバイクの方が安心だと考えたからです。

ランニングマシーンだと、転ぶと言う危険も無いとは言えませんでしたので、倒れる心配のないエアロバイクに軍配が上がりました。

シンプルなものを購入そして実行

お値段を抑えめにしたので、あまり機能は色々ついていない品を購入したのですが、それでもペダルの負荷などはかなり細かく設定できるので、あれこれ試してみました。

何しろこういった室内の運動器具の利用すら初めてでしたので、どんな感覚かもわからず最初は手探り状態でした。

確かに風を切って走ると言う快感は味わえないものの、安心安全にしっかりとペダルを漕げると言う嬉しさは、この時の私には大変に嬉しかったのです。

傷にあまり響かないように、最初は手加減しつつ段々と負荷をかけていきました。

最初のうちは、漕いでいるうちに脚よりも腹筋がきつくなってきてギブアップもしました。

漕ぐと言う行動は、脚よりも腹筋を使っているのだと、エアロバイクのおかげで遅まきながら気が付いたようなものです。

そしてそんなこんなで頑張っているうちに、脚の筋肉も腹筋も少しずつ戻ってくれたのです。

歩いている時に足の裏がしっかりと床や道を踏みしめられている、と感じられた時「エアロバイクを使ってみて良かった」としみじみ思ったものです。

個人的にはこういったリハビリにも普及して欲しい

ダイエットなどに使う人が多いと聞きますが、私のように手術後のリハビリに使うのもおすすめでは無いかと思います。

勿論と言ってはなんですが、骨折などの怪我からのリハビリにもおすすめでは無いでしょうか。

腰から下の筋肉を鍛えたり、なまっているのを戻すには本当に効き目があると実感しました。

もしかしたら整形外科などでは取り入れているのかもしれませんし、怪我などの場合はそう言うリハビリもされているかもしれません。

普通の手術の場合これと言ったリハビリはされないわけですが、とは言え腹部の傷はかなり足腰を弱めてしまうので、エアロバイクをリハビリに使用するのもありだと思ってしまうのです。

無理しない程度に運動するにもエアロバイクは向いているし、負荷の掛け方で結構ハードな運動も出来るのですから、多用出来る運動器具と言えるのではないでしょうか。

とにかく安全で安心なので

さすがに家で一人でエアロバイクで黙々と運動、と言うのはちょっと悲しいものがあります。

でも音楽を聴いたりテレビを観ながらと言う、ながら運動が出来るのもエアロバイクならではの事なので、それもまた楽しみでもあります。

何と言っても、音楽やテレビやスマホに気がそれていても、それで事故を起こすことなどが無い、と言うのが最高の強みですね。

特に雨の日など、エアロバイクがあってくれて助かったなあと思う事、何度も実感しています。

まとめ

傷口もすっかりふさがって、それでも内部でまだ癒着してる感じもあったりしますが、日常生活や走るなどの行動に不便は無くなりました。

ではエアロバイクはどうなっかたと言いますと、今でもしっかりと家の一番いい場所に鎮座しています。

居間のテレビ前の定位置を、そのままキープしています。

普段はまた外での運動も増えましたが、雨の日やあまりに暑い日寒い日などは、エアロバイクのお世話になっています。







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