アパートやマンションでランニングマシンを使うときの注意点は?押さえておきたい5つのポイント
ランニングマシンは、室内で運動をしたいときはとても便利なアイテムです。
家に1台あると、いつでも体を動かすことができますが、アパートやマンションに住んでいる場合は、少し注意しておきたいポイントがあります。
それを見落としていると、周囲に迷惑がかかることもあるので、家で使いたいときはしっかりチェックしておきましょう。
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迷惑がかかる時間を避ける
ランニングマシンは、意外なほど大きな音を出すことがあります。
それは、足元のベルトが回転するときのモーターの音や、足を動かすときの着地音などです。
特に、足がベルトの上に着地するときの「ドスン」という音は、階下に響いてしまい、近所迷惑になる可能性が高いのです。
これは、部屋が一階だったとしても、軽視してはいけないデメリットになります。
たとえ一階で使ったとしても、着地音は壁にも伝わることになるため、隣の部屋の人に迷惑がかかってしまいます。
また、「鉄筋なら大丈夫なのでは?」という油断も禁物です。
鉄筋コンクリートの建物なら、木造よりも遮音性が高いことは確かですが、ランニングマシンの着地音は、どちらかというと振動に近いものになります。
そのため、音が伝わりにくい建物であっても、普通に響いてしまう可能性が高いのです。
したがって、部屋の位置や建物の造りに関係なく、アパートやマンションなどの集合住宅でランニングマシンを使うときは、音の大きさをよく考える必要があります。
そこで注意しておきたいのが、使う時間帯です。
音が響きやすいものを使うなら、なるべく音が目立たない時間帯を選ぶようにしましょう。
使うなら日中
音で迷惑をかける可能性があるなら、夜や早朝など、他の人が休んでいる時間帯に使うのはよくありません。
そのような時間帯に使うと、ただでさえ響きやすいランニングマシンの音が、余計に目立つことになってしまいます。
皆が休んでいる時間帯というのは、周囲がしんと静まり返っているため、ちょっとした音でも大きく響くように感じるものです。
そんなときにランニングマシンを使い、ドスンドスンと足が着地する音を出してしまったのでは、騒音と非難されても仕方がありません。
なるべく迷惑をかけないためには、夜の遅い時間や早朝などを避け、日中に使うようにしてください。
昼間の皆が活動している時間帯なら、さまざまな音が溢れているため、ランニングマシンから音が出ても、それほど強調されるようなことはありません。
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モーターの音が小さいものを使う
ランニングマシンを日中に使うようにすると、夜や早朝よりも音が目立たないことは確かですが、まったく気にする必要がないわけではありません。
昼間だからといって、大きな音をただ響かせていると、やはり近所迷惑になってしまいます。
日中に使うとしても、音への配慮はしっかりと行うべきです。
そこで注目しておきたいのが、使うときのモーターの音になります。
最も響きやすいのは着地音ですが、モーターの回転する音が大きければ、さらにうるさい状態になってしまいます。
周りの人に迷惑をかけないためには、なるべく音が小さいものを選ぶようにしてください。
安いものはうるさい
最近のランニングマシンは、昔と比べてモーター音が小さくなっていますが、安いものだと、それほど音が抑えられていない場合があります。
昔の製品のように、使っているとテレビの音が聞き取りにくくなるものもあるのです。
そんなものを使っていたのでは、着地音とモーター音が合わさり、昼間でも騒音レベルの被害になる可能性があります。
したがって、極端に安いものを使うのはやめてください。
出費を抑えたいときは、激安とアピールされている商品に目を奪われることも多いですが、音が大きく、安易に使用できないものだったりすると、せっかく買っても意味がなくなってしまいます。
ある程度しっかりした値段の製品を選んだ方が、デメリットは少なくなるのです。
安いものから選ぶとしても、音の大きさを必ず確認して、なるべく静かなものを探すようにしましょう。
衝撃を吸収できるものを使う
ランニングマシンをアパートなどの集合住宅で使うときは、モーターの静音性も大切ですが、「着地音を抑えられるか」というポイントは、さらに重要になります。
鉄筋コンクリートの一階でも響くことが多い着地音は、周りに迷惑をかけないようにするなら、なんとか軽減しておきたいものです。
そんなときは、衝撃吸収機能に注目してみましょう。
着地するときの衝撃をしっかりと吸収してくれるものなら、ドスンという足音を小さくすることができるのです。
多少値段が高くても、そのような機能がついたものなら、安心して使うことができます。
アパートやマンションでの使用に適したものを
優れた衝撃吸収機能があるものを選ぶときは、その製品がどのような使用環境を想定しているのか、よく調べてみることをおすすめします。
衝撃吸収の機能があっても、アパートやマンションでの使用を想定していないものだと、あまり音を軽減できない可能性が高いのです。
逆に、音が響きやすい集合住宅での使用をきちんと想定しているモデルの場合は、かなり高い静音性が期待できます。
その点を確認しておけば失敗は少なくなるので、気になるランニングマシンがあったら、しっかりチェックしておきましょう。
マットを敷く
ランニングマシンの音を抑えるためには、下にマットを敷くこともおすすめの方法になります。
床に直接置いて使うと、どうしても音が響きやすくなってしまいますが、走るときの衝撃を吸収してくれるものが敷いてあれば、階下への影響は少なくなります。
静音性の高いものを選び、さらにマットを敷いておけば、周囲への影響はかなり少なくなるので、ぜひ試してみてください。
重ねて効果アップ
ランニングマシンの下にマットを敷くのであれば、1枚だけ敷いておくよりも、2枚重ねにした方が効果的です。
床とランニングマシンの間には挟まるものが厚いほど、音を軽減しやすくなります。
2枚ともマットにするのではなく、1枚はタイルカーペットでもよいので、防音になるものをうまく利用していきましょう。
安心しすぎない
ランニングマシンを静かに使うなら、マットによる防音は効果的な方法ですが、完全に音を遮断できるわけではありません。
そのため、「マットを敷いているから大丈夫」といった油断は禁物です。
マットの効果には限界があるので、衝撃吸収ができないものを使ったり、時間帯を無視して使ったりすると、音のデメリットを抑えられない可能性があります。
失敗しないためには、マットだけに頼らず、他の対策も組み合わせるようにしてください。
それなら、音を小さくする効果を高めることができます。
走り方を変える
ランニングマシンを使うときの音を小さくするためには、自分の走り方を見直してみることも必要になります。
走り方によっても、音の大きさが違ってくるのです。
大股でバタバタと足を動かすような方法だと、どうしても音が響きやすくなってしまうため、少し抑えぎみに走ってみてください。
ジムで他の人の走り方を見るとよくわかりますが、音を気にしながら走っている人は、足の動きがそれほど大きくありません。
そのような走り方ができれば、周りに迷惑をかけることなく、存分に体を動かすことができるのです。
まとめ
ランニングマシンが家にあると便利ですが、アパートやマンションで使うなら、ここで紹介したポイントをしっかりと頭に入れておいてください。
音にまったく注意を払っていないようだと、隣や階下の人がストレスを感じることになってしまいます。
しっかりと音を抑えて、気持ちよくランニングマシンを使うようにしましょう。