ランニングマシンの水分補給でよくある失敗は? 7つのNGポイント

ランニングマシン・ルームランナー

ランニングマシンで走るときは、何も飲まずに走ったりしてはいけません。

きちんと飲み物を用意して、水分を補給しながら走ることが大切です。

ただし、やり方が間違っていた場合は失敗することもあるので、補給方法には注意しなければなりません。

では、NGとなるポイントについて、対策も一緒に詳しく説明していきましょう。



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喉が渇いてから飲む

喉の渇きは、水分が不足しているサインです。

そのため、喉が渇いてから飲むのでは、タイミングが遅すぎます。

強い渇きを感じるようなときは、すでに脱水症状や熱中症が始まっている可能性もあるのです。

そのような事態を確実に回避するためには、喉が渇く前に飲むことをおすすめします。

事前に水分を補給しておけば、途中で足りなくなることはありません。

始める前に補給

運動を始める前は、特に汗をかいていないため、水分補給の必要性を軽視してしまうことがあります。

「汗も出ていないのに飲む必要はない」と考えたりしますが、それは間違いです。

汗をかけば水分が減ることになるため、喉も乾きやすくなります。

そのため、汗をかいてから飲む方法だと、いつのまにか喉がカラカラになっていることもあるのです。

安全に走るためには、様子を見てあとから飲むのではなく、最初から飲んでおくようにしましょう。

始める前に250mlくらい飲んでおくようにすると、水分不足をしっかり防ぐことができます。

終わってからも飲む

走りながら飲んでいると、「たっぷり飲んだな」と満足してしまうこともありますが、終わってから飲まないのはよくありません。

いくらこまめに飲んでいても、走り終わったあとは、やはり水分が失われているものです。

失った水分を少しでも多く取り戻せるように、終わってからも十分に補給をしておきましょう。

最後だけ飲むのもNG

最初に飲まず、走りながらも飲まず、最後にがぶ飲みしてすべてを補おうとするのは、間違った方法です。

それだと、喉がすっかり渇いてから飲むことになるため、脱水症状などを防ぐことができません。

最後に飲むからといって油断したりせず、始める前も走っている最中も、こまめに補給するようにしてください。

どこかで一気に飲むより、最初から最後までの間に少しずつ飲むのがおすすめです。



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ただの水を飲む

水分補給をするときは、飲み物の選び方も重要になってきます。

いくら水分を補いたくても、安易にただの水を選ぶと、失敗してしまいます。

これは、塩分が不足してしまうためです。

汗をかくと、体内の塩分も減少していきます。

そこに水だけを足していくと、ただでさえ下がっている塩分濃度がさらに低下し、すっかり足りなくなってしまうのです。

塩分が極端に減ると、手足の痙攣につながる可能性があります。

そのため、水分補給に使う飲み物を選ぶなら、水は避けるようにしてください。

スポーツドリンクならOK

スポーツドリンクは、運動時の水分補給を考えて作られているため、必要な成分がしっかり含まれています。

塩分の補給もしっかりできるので、走るときはおすすめの飲み物です。

ただし、スポーツドリンクには糖質も含まれているので、運動の時間が短いときは注意してください。

少しだけ動くときに大量に飲むと、糖分の摂りすぎになってしまいます。

そんなときは、少し薄めてから飲むようにしましょう。

効率のよい吸収

スポーツドリンクに含まれる糖質を摂取すると、水の吸収がスムーズになります。

そのため、飲んだ水分を無駄にせず、効率よく体を潤すことができるのです。

あまり多すぎると逆に吸収を妨げてしまいますが、薄めて適度な量にしておけば問題はありません。

糖質もきちんと摂取して、水分不足によるデメリットを防いでいきましょう。

カフェインが含まれるものを飲む

運動中の水分補給で避けた方がよい飲み物は、水だけではありません。

カフェインを含むお茶やコーヒーなども、避けるべきものになります。

これは、利尿作用があるためです。

カフェインの利尿作用は、せっかく飲んだ水分をどんどん排出することになってしまいます。

そのため、体の中に水分をとどめておくことが難しくなるのです。

また、、中断が多くなることも問題です。

カフェインを多量に摂取すると、どうしてもトレイが近くなります。

ランニングマシンから降りて何度もトイレに通うようだと、集中して走ることができません。

尿意を我慢しながら走るような事態を防ぐためにも、カフェインには十分注意してください。

ジュースを飲む

ジュースなどの清涼飲料水は、糖分を多量に含んでいるものです。

そのため、走るたびにがぶ飲みしていると、糖分の過剰摂取になってしまいます。

先述したように、糖分は適量ならプラスになりますが、摂りすぎはNGです。

健康を害するだけでなく、水分をうまく吸収できなくなります。

そうしたデメリットを防ぐためにも、水分補給でジュースを選択するのはやめておきましょう。

薄めたスポーツドリンクであれば、過剰摂取を避けつつ、必要な成分をしっかり補うことができます。

冷やしすぎる

夏に走るときは、「できるだけ冷たいものが欲しい」という欲求が湧いてきます。

しかし、いくら暑いからといって、冷たすぎるものはよくありません。

ギンギンに冷やしたスポーツドリンクを多量に飲んだりすると、体に負担がかかります。

飲むときは気持ちよくても、あとから下痢になってしまう可能性が高いのです。

そのため、飲み物を用意するときは、くれぐれも冷やしすぎないようにしてください。

冷蔵庫で冷やすくらいなら、ちょうどよい温度になります。

一気飲みする

一気に多量の水分を飲み干してしまうのも、体に負担をかける方法です。

喉が渇いていると、「とにかくたくさん飲みたい」という気持ちが強くなり、ついがぶ飲みしたくなることがあります。

しかし、ペットボトル1本をすぐ飲み切るような乱暴な飲み方は、腹痛を引き起こす原因になります。

そのような無茶な飲み方は避けて、なるべくゆっくり飲むようにしましょう。

少しずつ分けて飲み、遅いペースで減らしていく方法なら、お腹を痛めるようなことはありません。

適当に飲んだりせず、体に優しい飲み方をしてください。

離れた場所に置く

上手な水分補給をするためには、「飲み物をどこに置くか」という問題も重要になります。

ランニングマシンから遠い位置に置くと、スムーズに補給を行うことができません。

補給のたびに降りて移動しなければならないため、煩わしさを強く感じることになります。

そうなると、水分補給が面倒になり、省略してしまうことも考えられるのです。

こまめに補給するためには、なるべく近い位置を選択しましょう。

携帯する

飲み物をできるだけ近い位置に置くなら、ボトルポーチを使ってみましょう。

ボトルポーチに入れて常に携帯することができれば、わざわざ移動しなくても、すぐに水分を補給することができます。

ストレスがなくなれば積極的な補給につながるので、便利アイテムはどんどん利用してください。

マシンに付属するタイプも

ランニングマシンの中には、ボトルホルダーが付属しているものもあります。

それを使えば、手が届きやすい位置に簡単に固定できるので、とても便利です。

購入して自宅で走りたいときは、水分補給のこともきちんと考慮して選ぶようにしましょう。

まとめ

ランニングマシンを使うときの水分補給は、安全に走るなら欠かせないポイントになります。

しかし、ここで紹介したNGな方法だと、うまく補給することはできません。

飲み物の選択を間違えたり、乱暴な飲み方をしたりすると、体に負担をかけてしまうこともあるのです。

そんなことにならないように、常に正しい方法で補給していきましょう。