マラソン大会のマメ対策にもなる!ランニングマシンでマメができる原因や対策
ランニングマシンでジョギングやランニングをしていると、マメができてしまうことがあります。
マメができると痛みで走るのが辛く感じたり、走ること自体できなくなったりすることもあります。
では、なぜランニングマシンで走っていると、マメができてしまうことがあるのでしょうか。
ここではその原因や、マメ対策について解説していきます。
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目次
マメができる原因その1.シューズが合っていない
履いているシューズが自分の足に合っていないと、マメはできやすくなります。
履いているランニングシューズが自分の足よりも小さいと、足はギュッと圧迫されやすくなります。
その圧迫により、マメができてしまうことがあります。
逆に、ランニングシューズが自分の足よりも大きいと、シューズの中で足が動きやすくなってしまいます。
シューズの中で足が動き過ぎると摩擦が発生しやすくなり、マメができてしまいます。
つまり、ランニングシューズが自分の足のサイズより大きくても小さくても良くなく、サイズが合わないことでマメはできやすくなります。
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マメができる原因その2.シューズの紐の締め加減
ランニングシューズの紐の締め加減も、マメに大きく影響します。
紐を締めすぎると、シューズの中で足は強く圧迫され、そのことでマメはできやすくなります。
逆に紐が緩すぎるのも良くなく、紐が緩すぎることによりシューズのフィット感は低下します。
そのことで、走っている最中シューズの中で足が動きやすくなるため、摩擦が発生しやすくなり、マメができやすくなります。
つまり、シューズの紐を締めすぎても緩すぎても、マメの原因になるのです。
マメができる原因その3.摩擦の起こりやすいフォーム
摩擦が起こりやすいランニングフォームをしている場合も、マメの原因になります。
摩擦が起こりやすいランニングフォームとは、着地の際シューズの中で足が動きやすいフォームです。
特に、フォアフット走法の練習をしている方は、摩擦が発生しやすいので注意が必要です。
フォアフット走法とは、つま先で着地をする走り方で、フォアフット走法に慣れていないと、着地の際シューズの中で足が動きやすくなります。
そのことにより摩擦が発生して、マメができてしまうという訳です。
マメができる原因その4.シューズ内の蒸れ
シューズ内が蒸れていると、マメができやすくなります。
それはなぜかというと、シューズ内が蒸れることで、足に摩擦が起きやすくなるからです。
最近のランニングシューズやマラソンシューズの機能性は高くなっており、通気性は良くなっています。
そのため、現在のランニングシューズやマラソンシューズの多くは蒸れにくくなっていますが、それでも蒸れてしまう場合があります。
ランニングによるマメ対策
ここまでの説明で、ランニングによるマメの原因が、摩擦と圧迫だということが理解できたかとおもいます。
ランニングマシンや外でのランニング、マラソン大会などでマメができないようにするために、次はマメ対策について解説していきます。
ランナー初心者からベテランランナーまで、ぜひ参考にしてみてください。
自分の足に合ったシューズを履くこと
足のマメ対策としては、自分の足に合ったランニングシューズを履くことが一番大切です。
自分の足に合ったシューズを選ぶことで、シューズの中で足は圧迫されにくくなります。
また、シューズの中で足が遊ぶようなことがなくなるため、摩擦は起きにくくなります。
それらのことによって、走っている最中にマメはできにくくなります。
そのため、走っている時にマメができやすい方は、自分が履いているシューズを見直すことをおすすめします。
ランニングシューズやマラソンシューズは、インターネットで購入するのではなく、スポーツ店で実際に履いて選ぶと良いでしょう。
そのことにより、自分の足に合っているのか確認することができます。
ですが、履いたことのあるシューズを購入する場合は、合っているのか分かっているので、インターネットで購入しても問題ありません。
ワセリンをマメができそうな部分に塗る
走る前に、マメができそうな部分にワセリンを塗ることで、マメができにくくなります。
それは、ワセリンを塗ることで、摩擦による影響を受けにくくなるからです。
そのため、マメができやすい方は、走る前にワセリンをしっかり塗ると良いでしょう。
塗ったからといってマメができないという訳ではなく、「できにくい」ということなので、ワセリンを塗ってもマメができてしまうこともあります。
ワセリン以外にも、マメ防止の専用クリームも販売されています。
ワセリンやマメ防止のクリームは、乳首の擦れ予防にも使用することができます。
比較的長い時間ランニングをしていると、乳首が擦れてしまい、乳首が痛くなってしまいますが、走る前にワセリンや専用クリームを乳首に塗ることで、ランニングによる乳首の擦れを軽減することができます。
乳首が擦れると走ることが苦痛になります。
また、痛すぎて走ること自体できなくなることもあります。
長時間走る場合やマラソン大会に出場する場合などは、走る前にワセリンやクリームを乳首に塗ることをおすすめします。
乳首の擦れ対策としては、バンドエイドを乳首に貼るという方法もあります。
シューズの紐を適切な締め加減にする
ランニングシューズの紐を締めすぎたり、緩すぎたりすることがマメの原因になるため、シューズの紐を適切な締め加減にすることがマメの予防になります。
紐の締め加減は意外と難しく、強すぎても弱すぎてもいけません。
丁度よい力加減で紐を締めることによって、足は強く圧迫されにくくなり、シューズの中で足が動きにくくなります。
つまり、シューズとのフィット感が良くなるということです。
紐の丁度良い締め加減は、トレーニングを積み重ねるうちに分かってきます。
ランニング専用のソックスを履く
靴下にはランニング専用のものも販売されています。
ランニング専用ソックスは、ランニングをサポートすることを考えて設計されているため、マメができにくくなる効果を期待することができます。
足の裏の部分に滑り止めが付いているソックスもあり、シューズの中で足を動きにくくし、摩擦を起こしにくくします。
また、五本指のランニング専用ソックスも販売されており、指が独立していることでマメができにくくなります。
普通の靴下を履いてマメができやすい方は、ランニング専用ソックスを試してみると良いでしょう。
ランニングフォームを改善する
足の一部分に強い負荷がかかるフォームや、摩擦が発生しやすいフォームはマメができる原因になります。
ランニングによってマメが何度もできたことがある方は、走っている時の感覚で摩擦が起こっていることや、負荷がかかっていることが分かることでしょう。
そのような方は、足の一部分に強く負荷がかからないようなフォームや、摩擦の起こりにくいフォームに改善しましょう。
マメができやすいランニングフォームを改善することで、マメができにくくなるため、フォームが原因でマメができる方は、ランニングフォームを見直してください。
まとめ
ランニング中にマメができると、痛くて走ることが辛く感じてしまいます。
そのため、ランニングマシンで走る時や外で走る時などは、ここで説明したマメ対策を行うことをおすすめします。
もし、マメができた場合は、走り終わった後にマメを消毒し、消毒した安全ピンなどの針でマメに穴を数カ所あけて水を抜きましょう。
そして、皮は剥がさないで、自然に剥がれるまで待ちましょう。
場合によっては、水を抜いたマメにバンドエイドを貼ると良いです。