効率的に安全に使おう!ランニングマシンを使う時の注意点
体力をつけたり、脂肪を燃焼させたりするのに効果的な運動は有酸素運動です。
有酸素運動の代表的な運動はジョギングやランニングになります。
ジョギングやランニングは基本外で行いますが、ランニングマシンを使えば屋内で行うこともできます。
ランニングマシンは便利な運動器具ですが、使用する際には注意することがあります。
ここでは、その注意点について説明していきます。
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ランニングシューズを履くこと
室内で運動することから、「ランニングマシンで運動する時は靴を履くの?」と思う方もいます。
ランニングマシンは室内でする運動器具ですが、靴を履くことは大切です。
靴といっても、普段履いているようなスニーカーなどではなく、ランニング専用の靴を履くことが大切になります。
ランニングマシンで、裸足になって歩いたり走ったりすると、走行ベルトのザラつきにより足の裏は傷ついてしまいます。
また、脚に加わる衝撃が強くなることから、関節や筋肉を痛める原因になります。
それと、足の汗がランニングマシンに付きやすくなり、マシンが壊れる原因になるので、裸足で走るのは良くありません。
靴下で走るのも良くなく、靴下を履けば、裸足よりも足の裏を守ることができ、マシンに汗は付きにくくなりますが、裸足と同じく身体には負担がかかります。
また、転倒するリスクが高まり危険なので、靴下だけで運動するのは止めましょう。
脚やマシンを守るために、ランニングシューズは履きましょう。
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過度な食事制限ダイエットをして走ってはいけない
痩せるためには運動だけでなく、カロリーの摂取量を管理することも大切です。
しかし、過度な食事制限ダイエットをしてランニングマシンで運動することはおすすめできません。
運動はエネルギーを消耗するため、運動をするにはエネルギーが必要になります。
過度な食事制限でエネルギーが足りないとエネルギー切れを起こしやすく、運動することは難しくなります。
食事でのダイエットで炭水化物を抜く方もいますが、炭水化物は身体を動かしたり、頭を働かせたりするのに必要な栄養素です。
そのため、ランニングマシンを使うなら炭水化物を抜くことは良くなく、健康にも良くありません。
また、ビタミンやミネラルなどが不足することも良くなく、栄養不足で身体がフラフラして、病気にかかりやすくなります。
そのような状態では、ランニングマシンで満足のいく運動をすることはできないので、過度な食事制限ダイエットはしないようにしましょう。
栄養バランスの良い食生活を送ることが大切
痩せるためや体作り、マラソン練習やリハビリなど、ランニングマシンを使う目的は人それぞれですが、どの目的でも栄養バランス良く摂ることは大切です。
それらの目的のためにランニングマシンを使っていても、栄養不足で身体を壊しては意味がありません。
そのため、過度な食事制限をしてランニングマシンを使うのは良くありませんが、ダイエットやマラソン練習などが目的の場合は食べ過ぎには注意する必要があります。
ダイエットでランニングマシンを使っていても、摂取カロリーが多すぎると痩せることはできません。
そして、マラソン練習は、体重が重くなると速く走ることや、長く走ることは困難になります。
もちろん、体力作りやリハビリなどでランニングマシンを使っている方も、暴飲暴食をすることは身体に良くありません。
つまり、摂取カロリーに注意し、栄養バランス良く食べることが大切になります。
ウォーミングアップは必ず行いましょう
ランニングマシンでいきなり速いスピードで走ると、怪我をする恐れがあります。
怪我を予防するためにはウォーミングアップをすることが大切です。
ランニングマシンを使う前に準備体操や動的ストレッチをして、ウォーミングアップをすると良いでしょう。
ゆっくり走ることもウォーミングアップになるため、準備体操や動的ストレッチをする前にゆっくり走っても良いです。
ウォーミングアップで徐々に身体をほぐし、身体を温めることによって、怪我をするリスクは低くなります。
そのため、ウォーミングアップは必ず行いましょう。
クールダウンも行いましょう
ウォーミングアップだけでなく、クールダウンを行うことも大切です。
運動を止める時にクールダウンをすることにより筋肉を緩ませ、身体にかかる負担を少なくして、全身を流れる血流を回復することができます。
そのことにより、ランニングマシンの運動で疲労した筋肉の回復を促すことができます。
疲労の回復が早くなれば、それだけ効率的にランニングマシンでの運動をすることができます。
水分補給は必ずしましょう
ランニングマシンで運動すると、汗をたくさんかきます。
ウォーキングやジョギングをすると体温が上がり、身体は体温を下げようとするため汗をかく訳で、運動をしていると体内の水分は徐々に失われていきます。
そのため、水分補給をしないと体内の水分が不足し、脱水症状になる危険性が出てきます。
また、最悪命に関わる場合もあるため、運動前・運動中・運動後に水分補給をすることは大切です。
飲み物は、利尿作用のあるカフェインが含まれているものではなく、スポーツドリンクや経口補水液で水分補給することをおすすめします。
運動中の水分補給はマシンを一時停止してから行うこと
ランニングマシンを作動させたまま、ドリンクを取って水分補給するのは危険です。
転倒して怪我する恐れがあるため、ランニングマシンを使っている最中に水分補給をする場合は、マシンを一時停止してマシンから降り、ドリンクを取って水分補給をしましょう。
走りながら飲むのも危険なので止めましょう。
前述した通り、水分補給しないと危険なため、喉の渇きを感じる前に水分補給するように心掛けると良いです。
スマートフォンを操作しながら運動しない
ランニングマシンは景色が変わらず、比較的長時間その場でずっと歩いたり走ったりするだけなので、飽きやすいものになります。
そのため、音楽を聞きながら走ったり、テレビを見ながら走ったりする人も中にはいます。
しかし、スマートフォンを操作しながら走ると、注意力が散漫になり危険なので止めましょう。
また、ウォーキングやジョギングでは腕の動きも重要であり、腕振りをスマートフォンの操作に妨げられるとバランスを崩しやすくなります。
バランスを崩すと走行ベルトに脚を持って行かれたり、転倒したりする原因になるため危険です。
モニターの位置によってはフォームを崩す場合もある
ランニングマシンによっては、マシンのモニターでテレビを見ることができ、テレビを見る機能が付いていなくても、マシンの傍にテレビを設置することでテレビを見ながら運動することができます。
しかし、テレビモニターの位置によってはフォームを崩す恐れがあります。
テレビの位置が高いと目線が高くなるため、顎は上がりがちになります。
そのようなフォームは良いフォームとは言えず、効率の悪いフォームになるため注意が必要です。
モニターの位置に関係なく、テレビに集中しすぎることによりフォームを崩す場合もあります。
そのため、良いフォームで走りたい方やフォームの確認をしたい方は、テレビを見ない方が良いでしょう。
まとめ
ランニングマシンを使う場合の注意点は、ランニングシューズを履く・過度な食事制限はしない・ウォーミングアップとクールダウンを行う・水分補給をする・スマートフォンを操作しながら運動しない、などになります。
その他にも、自宅で行う場合は騒音にも注意する必要があります。
ランニングマシンで安全に運動するためや、効率的に運動するためにも、それらのことには注意してマシンを使いましょう。