エアロバイクで張り切ってダイエット!なのに体重が増加してしまったのは何故?
エアロバイクの最大の特徴は、屋内で天候にも気温にもかかわらずに、どんな日でも運動ができるということです。
なので筋トレにもダイエットにも利用されるのは当然のことです。
ダイエットも筋トレも、持続が大切ですからね。
しかし時々聞くのが、ダイエットのためにエアロバイクを始めたのに、何故か体重が減らない増加してしまったなどという声です。
ダイエットにエアロバイクが向いているのは
ダイエットは運動と食事に気をつける、無駄に食べたりしないをしっかり気をつけていれば、それなりに成功が望めるものです。
でも運動はある程度続ける必要がありますし、やったりやらなかったりでは効果は望めません。
うまく筋肉つけて代謝を上げれば、太りにくい身体を作ることが出来ます。
もともと筋肉の付きやすい身体とか、昔はかなりスポーツをやっていたという人の場合、筋肉は戻ってきやすいのです。
しかし普段はそれこそ運動とは無縁と言う人の場合、しっかりと持続した運動をしないと、筋肉はついてくれません。
体重だけ落ちても、その後油断しているとすぐ元に戻ってしまうということ、リバウンドは誰しも経験していることです。
なので筋トレもということになりますが、有酸素運動で最も始めやすいジョギングは、自分の脚で走るのでなかなか最初はきつく感じるも
のです。
それに比べれば自転車というのは、座ってできる運動です。
それもエアロバイクなら、家にいてもしくはジムで自分のペースで危険もなく走ることが出来ます。
とっつきやすく続けやすいのが特徴です。
有酸素運動としても、ジョギングなど走ることに比べて遜色がありません。
ダイエットには非常に向いている運動と言えますね。
ダイエットでエアロバイクを始めたけど
しかし時々、ダイエットで運動を開始したけど体重が減らない、増えてしまったなどという声も聞かれます。
エアロバイク使用者からも、そういう意見が聞かれます。
一体何が原因なのでしょうか。
筋肉は脂肪よりも重い
脂肪は水に浮かびます。
しかし筋肉は沈みます。
筋肉のほうが脂肪よりも重いのです。
つまり同じ体型で筋肉質の人のほうが、体脂肪が多い人よりも体重がある、ということになります。
実際、あの細く見えるバレリーナも、同じ細さの普通人よりも体重自体は多いのです。
ですから脂肪が筋肉に変われば、体重は増えます。
また有酸素運動の場合、脂肪を燃やして筋肉に変えるのに最も適しています。
エアロバイクは勿論、有酸素運動の出来るマシンです。
しかし使い方を替えて、ダッシュ系の負荷をかけて頑張ってしまうと、脂肪の上に筋肉がついてしまうということも、実はあるのです。
こうなると、始める前よりも体重が増えてしまう、という悲しいことになります。
エアロバイクでの消費カロリー以上に食べてしまった
エアロバイクの場合、消費カロリーや走った距離、心拍数などが表示されるようになっています。
普通の自転車では、サイコンを装備したりしないと、体感でということになりますね。
なのでエアロバイクでの表示で、よし1000カロリー消費した、と喜んで一休みした時にそれ以上のカロリー数のあるおやつを食べれば、元
の木阿弥です。
これ笑い話ではなく、結構ダイエットあるあるなのですよ。
運動後の一休みタイムで気をつけるのはこの食べ物だけでなく、スポーツドリンクも勿論のことです。
脱水を起こさないために、運動中から飲んでいる人も多いはずですが、糖分が非常に多いのがスポーツドリンクの特徴です。
このあたりで、消費カロリー以上のカロリーを摂取していないかも、よくチェックしてみて下さい。
短期間で効果を求めすぎる
ダイエットのコツは、急がず慌てず持続、です。
しかしどうして急いで体重を落とさなくては、と言う焦りはあるものですね。
なので運動に関しても、一生懸命になってしまう人、多いのです。
しかしこれが、体重増加につながることもあります。
息が苦しくなるほどの運動をしていれば、呼吸で脂肪を溶かすことが出来ずに、筋肉をつけるだけの運動になってしまいます。
有酸素運動の出来るはずのエアロバイクでも、あまりに短時間に大きな負荷をかければ、逆効果になってしまいます。
また毎日必死に、長時間大きく負荷をかけたエアロバイクでの運動も、硬い筋肉をつける結果になります。
これでは体重が増えても当然のことですね。
エアロバイクでダイエットをうまくやるには
そういった自体を避けるためにも、エアロバイクで運動する際に気をつけたいことがいくつかあります。
ダイエット目的での有酸素運動をしたい人は、特に気をつけて行ってください。
毎日最低でも30分は
必死に2時間、週に1回だけエアロバイクを漕ぐよりも、毎日30分持続して漕ぐほうが、ダイエットには効果的です。
筋肉はいきなり大きく使用されて、その後また放置されると働きが鈍ります。
せっかく運動して動き始めたのに、またお休みに入ってしまうのです。
なので毎日30分、しっかりと呼吸しながらエアロバイクを漕いでみて下さい。
負荷に関しては、ひどく息切れすることのない程度に設定します。
1日たかが30分と軽く見てしまいますが、同じ場所で移動もなく淡々と漕ぐのですから、実は週に1回2時間漕ぐよりも難しいかもしれませ
ん。
でもこの小さな持続した運動が、脂肪を燃やして筋肉をつけてくれることになるのです。
必死に漕がないで余裕を持って
だらだらと漕ぐのは勿論、単に脚が疲れるだけです。
しかしダッシュの漕ぎよりも、ちょっと息が荒くなる程度の有酸素運動を、常に心がけて下さい。
脂肪を燃やすということに重点を置くのが、ダイエットの心得です。
あくまでも有酸素運動で、急がず慌てずでも怠けずが、何よりの結果を生んでくれます。
水分補給は勿論だけどカロリーも考えて
運動するのに水分補給は欠かせません。
幸い屋内ですので、特に自宅でやる場合は水分の補給は簡単にできます。
しかしこの時にスポーツドリンクを摂りすぎると、カロリー過多になってしまいます。
水分の吸収のためにはスポーツドリンクは効果が期待できますが、ダイエットにはいささか問題ありです。
3倍位に薄めるなどして、カロリー調整して下さい。
水分の吸収がいい人の場合は、普通の水で水分補給が一番です。
ある程度の体重増加は見越しておいて
何よりもダイエットで必要なのは、筋肉がついたら体重は増えるという認識です。
特にエアロバイクの場合、太ももやふくらはぎなどの下半身の筋肉を使用します。
太腿の筋肉は大きく、ここの筋肉が増加すると体重はかなり増えます。
競輪選手の脚を見れば、わかりますよね。
無酸素のダッシュ系の運動をするとそうなってしまいますので、エアロバイクの場合負荷のかけすぎはご法度です。
ダイエットの後に、代謝アップのために筋トレをと思う場合はともかく、ダイエット中にには有酸素運動でと心得ておいて下さい。
それでも一時的に体重が増えることはあります。
そんな時に慌てて運動量を増やしすぎたり、もっと大きな消費カロリーをと負荷をかけすぎると、逆にもっと体重が増えることもあります
。
食べる量も管理していて、有酸素で運動している場合、一時的な体重の増加ならあまり神経質になりすぎないことがおすすめです。
毎日少しずつ、脂肪を筋肉に変えていくことが出来るのが、エアロバイクの強みです。
一時的な体重増加に気を取られすぎずに、少しずつ前進していきたいですね。
まとめ
エアロバイクだけでなく運動すべてに言えることですが、運動系ダイエット時の一時的な体重増加というのはよくあることです。
もしそれが、きちんと管理しているのに起こった場合は、慌てないことが大事です。
特にエアロバイクの場合、下半身の筋肉を大きく使用します。
大腿四頭筋などの、強く大きな筋肉を使用するので、一歩間違えると筋肉が付きすぎるということもあります。
慌てた結果、逆に運動し過ぎでもっと余分な筋肉が付けば、体重もまた増加します。
しっかりと管理している場合、体重よりも体型や感覚の方に注意を向けてみて下さい。
体重増加しているのに身体は締まってきた、ということも実際には多いのです。
参考URL(文献)・根拠など
https://recreation.pintoru.com/exercise-bike/effect-of-exercise-bike/
https://www.re-d.jp/ichikara/diet-aero-bike20014/