縄跳びとエアロバイク、有酸素運動として効果的なのはどっち?
エアロバイクは、有酸素運動として効果の高い運動だと言われています。
でも、有酸素運動には他にも色々種類があります。
たとえば縄跳びです。
初期費用の投資もランニングコストもかなり少ないですから、縄跳びも人気の有酸素運動になります。
では、縄跳びとエアロバイクでは、どちらが有酸素運動として効果的なのでしょうか?
縄跳びは消費カロリーはまずまず多い
まず縄跳びの魅力から見ていきましょう。
初期投資がかからないとか、ランニングコストがかからないとかいう経済的な面も魅力的ではありますが、縄跳びの魅力はその消費カロリーの高さになります。
縄跳びというのは、まずまず消費カロリーの高い運動になります。
有酸素運動として一番消費カロリーが高いのは、おそらくランニングになるでしょう。
ですが、縄跳びはそれに次ぐ位の消費カロリーの高さなのです。
だから、ダイエット効果は期待できると言えるでしょう。
上下の運動は引き締めにもなる
また、ダイエット効果と言う面でいえば、縄跳びの運動の仕方も良い影響を与えるでしょう。
縄跳びと言うのは、上下に動く運動になります。
上下に動くということは、当然ながら肌や肉は上下にゆれることになります。
そうしてそのあたりに刺激が行くのです。
するとそれによって痩せやすくなるでしょう。
エアロバイクの場合は、まずそうなることはありません。
エアロバイクでは、基本的には上半身はほとんど動きません。
なんならそもそも上半身のためのハンドルなどがついていないものだってあります。
なので、ほとんど下半身のみにしか負荷はかからないでしょう。
そして当然全体に刺激が行くということはありませんから、純粋な運動によるダイエット効果しか望めません。
縄跳びはいつでもどこでも出来る
さらに縄跳びにはもう一つ大きな魅力があります。
それが、いつでもどこでも出来るという点です有酸素運動は、残念ながら一回やれば効果が出るというものではありません。
なので、定期的にそれをしないとならなくなります。
でも、定期的にそれをするとは言っても、エアロバイクの場合は、大体の人がジムに行かないと出来ないでしょう。
そしてジムに行くためには、そこに行く時間も、そこから帰る時間もとられてしまいます。
なので、疲れている時にはいまいち行く気がしなくなることもあります。
では縄跳びはどうでしょうか?
縄跳びは、それさえあればいつでもどこでもできます。
家の前でもできますし、何なら会社のお昼休みなどでも出来るでしょう。
だから、続けやすさで言えば圧倒的に縄跳びに軍配が上がると言えるでしょう。
エアロバイクを買うことも出来るが
実は、エアロバイクは買うことだってできます。
しかし当然ながら、エアロバイクを買ったら、それを置くためのスペースが必要になります。
それを置くためのスペースがないというかたもまずたくさんいるでしょう。
そしていざソレを置けたとしても今度は、それを使う時間の問題が生じてきます。
エアロバイクは、それなりの音が出る機材です。
そんなそれなりの音が出る機材を夜に使用していたら、周りの住民から文句を言われてしまう可能性もあるでしょう。
たとえ文句を言われなかったとしても、やはり人の目や耳が気になりあまり積極的に夜には使えないこともあるでしょう。
それでは、せっかく買ったのに全然使えないことになります。
そうしていつしか使わなくなり、有酸素運動の継続が難しくなることがあるでしょう。
そういうことがあるので、時間があまりない人には、縄跳びの方がおすすめできると言えます。
エアロバイクは疲れづらい
では、エアロバイクの有酸素運動としての魅力はどこにあるでしょうか?
エアロバイクの有酸素運動としての魅力は、何と言っても疲れづらいところでしょう。
エアロバイクは、ただそれに乗って走っているだけになります。
しかもその負荷は、あまり重たくしないのが正しい乗り方です。
もちろんペースも、息切れしない程度にすることが正解になります。
ということは、それに乗っていてもあまり疲れることはないでしょう。
たいして縄跳びの場合は、どうでしょうか?
縄跳びはそもそもジャンプになります。
なので、足にかかる負担がまず桁違いに大きいです。
そして先にも述べたように、全身の肉などが刺激されますし、それに伴って内臓も刺激されるでしょう。
だから、すごく疲れやすいと言えます。
もし今まで運動不足だったりしたら、まず縄跳びの運動を長時間続けることは出来ないでしょう。
しかしエアロバイクの場合は、たとえ運動不足の人でも長時間続けることが出来るでしょう。
自分が運動不足だと自覚があるのであれば、その人にはエアロバイクがおすすめです。
どんな有酸素運動でも長い時間続けないとならない
有酸素運動は、どんな運動でも長時間続けないとなりません。
なぜなら有酸素運動の最初の20分くらいはただただエネルギーを使う時間だからです。
しっかりと脂肪を燃やしていくのは、そこからなのです。
つまり、20分プラスアルファの運動をしないと意味がないということになります。
では、あまり体力のない人が、20分プラス20分くらいの縄跳びをし続けるということは可能なのでしょうか?
それは、おそらく不可能だと言えるでしょう。
もしかしたら最初の一回は出来るかもしれません。
でも、その時の辛さがよみがえってきて、次からまた挑むことは難しくなるでしょう。
ではエアロバイクの場合はどうでしょうか?
エアロバイクの場合は、そもそもあまり疲れないので、20分でも40分でも疲労感的にはそこまで変わらないでしょう。
だから、次からまた長い時間運動をすることも全然問題なく可能になるでしょう。
そういう意味ではやはりエアロバイクのダイエット効果も高いと言えるでしょう。
長い目でみて効いてくるタイプなのです。
エアロバイクはだらだらデキる
エアロバイクの有酸素運動として優れている点は、ダラダラ出来るということです。
エアロバイクは、あまり疲れないですし、動かすのはほとんど下半身だけなので、上半身はかなりあきます。
なので、漫画を読みながら運動することもできますし、雑誌を読みながらすることも、あるいは勉強をしながらすることだってできます。
では縄跳びはどうでしょうか?
縄跳びは、まず間違いなくそれに集中しないとできません。
まず手で回すので手も埋まってしまいますし、足はジャンプで使います。
そして縄を見ないと飛べないので、目も使うことになります。
全然ダラダラ行うことが出来ない運動なのです。
それは精神的な疲れも誘うでしょう。
精神的な疲労も続けるためには大切なこと
精神的な疲労というのも、長く有酸素運動を続けるためには大切なことだと言えます。
肉体的には疲れていなくても、精神的に疲れていたらどうしてもやる気はなくなります。
そして、続けることが出来なくなるのです。
いつも集中していないと出来ない縄跳びは、そうなる可能性は高いと言えるでしょう。
モチベーションのキープが苦手な人には、エアロバイクの方がおすすめです。
まとめ
縄跳びには縄跳びの良さもありますが、やはり有酸素運動をしたいと考える人は運動不足の人が多いでしょうから、エアロバイクの方がおすすめだと言えます。
エアロバイクにも通わないとならないなどのデメリットはありますが、慣れればそれも楽しくなるでしょうし、一度試してみる価値はあるでしょう。
是非一度エアロバイクをやりに行ってみてください。