エアロバイクを安全に長く使うには連続使用時間を守ることが大切!

エアロバイク

自宅で手軽に有酸素運動ができるエアロバイクですが、エアロバイクの中には使用する時間が決められているものがあります。

それを「連続使用時間」といいますが、エアロバイクを大事に安全に使うには、連続使用時間を守ることが大切です。

ここでは、エアロバイクの連続使用時間の意味などを詳しく解説していくので、エアロバイクを長く使うためにも、連続使用時間がある意味などを知っておきましょう。



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なぜエアロバイクには連続使用時間があるのか

連続で何時間もエアロバイクがしたくても、連続使用時間が決まっていると、その時間以上にペダルを漕ぐことができません。

正確にいうと、連続使用時間以上にペダルを漕ぐことはできますが、連続使用時間以上ペダルを漕ぐことはおすすめできません。

連続使用時間が決められているのには理由があり、それはエアロバイクに使用されているパーツが熱によって損傷する可能性があるからです。

エアロバイクにはアップライトタイプや折りたたみタイプなど様々な種類があり、負荷をかける仕組みは異なってきます。

負荷をかける仕組みには、ベルト負荷方式やマグネット負荷方式、電磁負荷方式や摩擦負荷方式がありますが、どの負荷方式も負荷をかけることで熱が発生してしまいます。

それぞれの負荷方式の熱が発生する仕組み

ベルト負荷方式のエアロバイクは、テンションベルトをホイールに当てて負荷をかけますが、ホイールの回転によりテンションベルトとの間に摩擦が起き、熱が発生します。

マグネット負荷方式は、永久磁石の働きで負荷をかけ、電磁負荷方式は電磁磁石への電圧を変更することで負荷をかけますが、どちらも磁界により熱が発生してしまいます。

そのため、連続使用時間というのが決められており、連続使用時間以上使わないことが正しいエアロバイクの使い方になります。

一度エアロバイクを使用したら、発生した熱を無くすために1時間ほどエアロバイクを休ませる必要があります。

摩擦負荷方式は、ホイールに鉄で作られたパーツを当てて、摩擦によって負荷をかけるので当然熱が発生しますが、摩擦負荷方式は連続使用時間が決められていません。

それはなぜかというと、摩擦負荷方式は熱でパーツが損傷しても、交換用の部品があるため、その部品を交換すれば問題ないからです。

そのため、摩擦負荷方式は、時間を気にすることなくエアロバイクを思う存分行うことができます。



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連続使用時間を守らないで使うとどうなるの

先程の説明で、エアロバイクのペダルを漕ぎ続けると、エアロバイクのパーツに熱が発生することが分かったかと思います。

では、連続使用時間を守らないで使い続けると、熱がどう影響してパーツをダメにしてしまうのでしょうか。

ベルト負荷方式ではテンションベルトを使用していますが、その他のベルトも使用されています。

そのベルトは、エアロバイクが機能するように使用されているわけで、ベルトの素材は主にゴムになっています。

ゴムでできたベルトには当然寿命があり、エアロバイクを使わなくても時間の経過と共に劣化していきます。

連続使用時間を超えて使うと劣化が早まる

連続使用時間を超えて使用することにより熱が発生し続ければ、ベルトの劣化するスピードは早くなります。

テンションベルトはベルト負荷方式のみ使用されていますが、ホイールからペダルに繋がるベルトなどは、他の負荷方式でも使われていることが多いので、基本どの種類のエアロバイクでもベルトの劣化は起こり、連続使用時間を守ることが大切になります。

ベルト以外にも、ホイール内にあるベアリングや、ホイール自体も熱によって損傷してしまう恐れがあります。

これらのパーツは交換することが困難なので、エアロバイクを使用する時は連続使用時間を守りましょう。

連続使用時間はそれぞれ異なる

値段が比較的安く、購入しやすいエアロバイクの多くは、連続使用時間が30分になっています。

連続使用時間は、値段が高い物ほど長くなる傾向にあります。

そのため、連続使用時間が60分のものは、基本30分のものよりも値段が高くなっています。

そして、スポーツジムに置いてあるエアロバイクになると連続使用時間がなく、無制限で使うことができます。

スポーツジムのエアロバイクは高価で、性能や耐久性が高くなっているので無制限に使うことが可能なのです。

連続使用時間が無いエアロバイクは、連続使用時間を気にする必要なく、好きなだけ使うことができるので欲しくなりますが、値段は高く、設置スペースは広く、安価なエアロバイクよりも重いので、そのことを考慮して購入する必要があります。

エアロバイク初心者には、連続使用時間30分のエアロバイクでも十分なので、30分のものを選んでも問題ありません。

30分では物足りないという方は、値段が高くなりますが60分のエアロバイクを購入すると良いでしょう。

エアロバイクをする目的によっては30分でも十分

前述した通り、エアロバイクの連続使用時間には30分のものや60分のもの、無制限のものなどがあります。

連続使用時間が30分だと、「30分じゃ足りないんじゃない?」と不安に感じる方もいるかと思います。

ですが、エアロバイクをする目的によっては30分でも十分です。

連続使用時間が30分でも問題ない人

エアロバイクを続けて使用できる時間が30分と聞くと、短いように思えます。

ですが、エアロバイク初心者や体力がない方、ダイエットが目的の方は30分で十分です。

何かのスポーツを本格的に行っている方にとって30分は短く感じますが、一般的な体力、またはそれ以下の体力しかない場合は30分でも長く感じます。

30分漕ぎ続けるだけでも良い運動になり、体力がない方が30分以上続けると辛く感じてしまいます。

辛く感じると、続けたくなくなります。

ダイエットや体力作りなどをする時は、続けることが大切なので、エアロバイクを続けるのが嫌になるほど長い時間ペダルを漕ぐのはおすすめできません。

そのため、体力がなく、体力作りのためにエアロバイクをする方や、ダイエット目的でエアロバイクをする方は、連続使用時間30分でも問題ありません。

しかし、中には30分以上運動をしたいという方もいることでしょう。

そのような方は、エアロバイクを行う前後に筋肉トレーニングやストレッチなどを行うことをおすすめします。

エアロバイクを30分行い、腹筋や腕立て伏せなどの筋肉トレーニングを15分行えば、45分運動したことになります。

また、エアロバイクを30分行い、ストレッチを10分行えば、40分運動したことになります。

連続使用時間30分では物足りないという方は、そのように工夫すると良いでしょう。

本格的にスポーツをしている人

自転車競技や野球、サッカーや長距離走などを本格的にやっていて、トレーニングの一つとしてエアロバイクを行う場合は、連続使用時間が30分では物足りません。

また、それらのスポーツを行っている方が安いエアロバイクを使用すると、エアロバイクが使っている人の動きに耐えられず、エアロバイク自体が損傷しやすくなります。

そのため、スポーツ選手は、スポーツ選手の体力に耐えることのできる高価なエアロバイクを選ぶか、スポーツジムでエアロバイクを行うと良いでしょう。

まとめ

エアロバイクに連続使用時間が決められているのは、エアロバイクが壊れるのを防ぎ、安全に使うためです。

せっかくエアロバイクを購入したのに、数年で故障したらもったいないです。

できるだけ長く使うためにも、連続使用時間は守りましょう。

エアロバイクを購入する時は、エアロバイクを行う目的に合わせて選ぶことが重要になり、静音性や機能なども考慮して選ぶことをおすすめします。







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