ベイトリールでルアーが飛ばないときに見るポイントとは?
「使っているベイトリールが前より飛ばなくなった」そんな思いをしたことはありませんか?
私はバスフィッシングをまだはじめたばかりのときにそういった思いをしたことがあります。
ただ意外にその理由は簡単なところにあったりします。
そんなベイトリールでルアーが飛ばなくなったときに見るポイントについて今回は解説したいと思います。
目次
ベイトリールでルアーが飛ばないときに見るポイント・その1.ベアリング
ベイトリールでルアーが飛ばないときに見るポイント1つめは、ベアリングです。
ベアリングはベイトリールの使用感を快適にするためにあるものです。
ルアーが飛ばない時には、スプール周りにあるベアリングをチェックしてみてください。
スプールの両サイドにはほとんどのベイトリールにベアリングが入っていると思います。
このベアリングは特に高速回転することが多いため、オイル切れを起こしやすいところです。
オイル切れを起こすと、接触によって金属の粉が出てしまったりします。
また、シールドされていない中のボールが見えるタイプのベアリングは汚れが入り込みやすくなったりします。
このベアリングはこまめなオイル注入と、メンテナンスで快適に回るようになります。
ベイトリールでルアーが飛ばないときにまずベアリングは見てみるようにしてみてください。
ベイトリールでルアーが飛ばないときに見るポイント・その2.スプール
ベイトリールでルアーが飛ばないときに見る2つめのポイントは、スプールです。
スプールはラインが収納され、ラインがルアーによって引き出され高速回転する部分です。
このスプールが原因でルアーが飛ばなくなる可能性があるのは、2つの部分になります。
1つめはスプールのエッジ部分、もう一つはスプールの軸の部分です。
まずはスプールのエッジ部分ですが、汚れが付いていたり、塗装が剥がれてしまっていたりすると飛ばない原因にすぐなってしまいます。
特に気を付けるべきことは、砂です。
地面に直接置いてしまったりすると結構簡単に砂が入り込みます。
砂がスプールエッジに入り込んだ状態で、ハンドルを回したり、クラッチを切ったりするとスプールがすぐに傷んでしまいますので、気を付けるようにしてください。
もう一つのスプールの軸についてですが、曲がってしまうと飛ばない原因になってしまいます。
このスプールの軸が曲がってしまう原因で多いのは、根がかりを外すときに負担が掛かってしまうことです。
一緒に軸周りのベアリングも傷んでしまうことが多いです。
根がかりを外すときはスプールの軸を傷めないようにする必要があります。
スプール周りの扱いには気を付けるようにしてください。
ベイトリールでルアーが飛ばないときに見るポイント・その3.レベルワインダー
ベイトリールでルアーが飛ばないときに見る3つめのポイントは、レベルワインダーです。
レベルワインダーはベイトリールのスプールに平行にラインを巻き取るための機構になります。
このレベルワインダーのラインが通っている部分に汚れがあったりすると、飛ばない原因となり、併せてラインの傷みを早めてしまう原因にもなります。
このレベルワインダーの汚れは、ティッシュを細くして水で濡らして数回通すと簡単に汚れを取ることが出来ます。
簡単にできるメンテナンスなので、釣行から帰ったらやってみておくことをおすすめします。
ベイトリールでルアーが飛ばないときに見るポイント・その4.ガイド
ベイトリールでルアーが飛ばないときに見る4つめのポイントは、ガイドです。
ガイドはラインの整流効果を高めて、飛距離を伸ばすことにも貢献しています。
このガイドに汚れまた欠けがあったりするとルアーが飛ばない原因になってしまいます。
ガイドの汚れはレベルワインダーと同じように濡らしたティッシュで簡単にとることが出来ます。
ガイドの欠けに関しては、メーカーに出して修理することが賢明です。
ベイトリールでルアーが飛ばない時にあまり意識される部分ではないですが、見るように意識してみてください。
ベイトリールでルアーが飛ばないときに見るポイント・その5.ライン
ベイトリールでルアーが飛ばないときに見る5つめのポイントは、ラインです。
ラインはスプールに巻かれていることで、だんだんとコイル状の癖が付くようになってしまいます。
コイル状の癖が付くと、レベルワインダーやガイドを通るときに大きな抵抗となってしまい、ルアーが飛ばない原因になります。
対策としてはキャストして巻き取りの時に指でラインを挟んで巻き取り、癖を取る手法があります。
ただし、頻繁に癖が付くようならば、ラインを巻き替えた方が良いと思います。
まとめ
ベイトリールでルアーが飛ばないときに見るポイントについてまとめると、
・ベアリング
・スプール
・レベルワインダー
・ガイド
・ライン
この5つのポイントになります。
ベイトリールが飛ばなくなったと思った時は、意外と簡単に見れる部分にその原因があることがほとんどです。
飛距離はやはり釣りをするときに重要な要因となります。
今回の記事を参考にして、ベイトリールでルアーが飛ばなくなったときは原因を突き止めて対策を取るようにしてみてください。