レベルミノーを使いこなすベイトリールとその他のタックルとは?
ブラックバスフィッシング用のルアーを作るメーカーは日に日に多くなってきています。
天候に左右されにくく楽しむことができるブラックバスフィッシングだからこそ、新規でのメーカーの立ち上げも多いのではないでしょうか?
今回はそんな中でバス用ミノーのレベルミノーを使いこなすベイトリールとその他のタックルについて解説していきます。
レベルミノーとは?
レベルミノーは新規に立ち上がったルアーメーカーのレイドジャパンのルアーです。
飛距離やアクション、またブラックバスを狙うときに必須のレンジコントロールを追求したミノーとなります。
ミノーはバスフィッシングにおいて時に他を凌駕する釣果をたたき出してくれます。
とくにこの手のリアルミノーはクリアウォーターにおいての実績が高いです。
またミノーはブラックバスのスイッチを入れやすいアクションが特徴となっていますので、たまに数匹のブラックバスが奪い合いをするような場面に遭遇することも出てくるかと思います。
レベルミノーのスペック
次にレベルミノーのスペックについて紹介します。
レベルミノーは全長が125ミリと大きめのボディーサイズとなっています。
しかし細身のシェイプであるため、そこまで使い手側も躊躇することはないですし、ブラックバス側からしても捕食対象として避ける大きさではありません。
ウエイトは14グラム程度となっています。
これだけのウエイトがあればベイトリール初心者であっても十分なキャストウエイトとなってくれます。
またウエイトの重みだけでなく、マグネットの重心移動システムにより飛行姿勢が安定し、飛距離を出してくれます。
フックに関しては3フック仕様となっており、ミノーに対して体当たりするようなブラックバスの捕食の仕方であったとしても、いずれかのフックポイントが立つことでフッキングに持ち込むことができるでしょう。
カラーリングに関してはリアル系を中心のラインナップとなっています。
カラーに関しては次の項目で解説していきたいと思います。
レベルミノーのカラー
レベルミノーのカラーラインナップはリアルカラーを中心として、使い分けがしやすいようにしてあります。
カラーはブラックバスフィッシングにおいてとても重要となってきますので、できるだけ多くのカラーを持っておき、特に自分が自信を持って使っていく物に関しては2~3個のストックをしておくことをおすすめします。
今回はそんなラインナップの中でもおすすめのカラーを5つ紹介します。
シマナシタイガー
チャート系のカラーで水が濁ったような状況で効果的です。
通常であればこの手のカラーには縞模様が入っていますが、それを無くすことで他との差別化ができています。
背中から腹にかけてグリーンからオレンジに変わっていきますが、これが実際には水中で明滅効果を生んでくれて、ブラックバスのバイトを誘ってくれます。
また、赤いルアーアイがバイトマーカーとしての役割も果たしてくれるでしょう。
リアルキンクロ
キンクロはローライトコンディションだったり、雨の濁りが入った直後などで効果を発揮しやすいカラーです。
こちらも通常のキンクロだと側面はゴールド単色だったりしますが、こちらは良く見ると模様が入っているのが分かると思います。
このちょっとした違いがルアーアクション時には大きな視覚変化となってブラックバスを誘ってくれることでしょう。
グロスワカサギ
ワカサギが居る水域ではブラックバスにとって重要なベイトフィッシュとなります。
そのワカサギを模したのがこのカラーです。
側面にシルバーの塗装がありますが、背中と腹は光を透過するようにしてあります。
このことにより、フラッシングする面と光を透過する面とによってカラーの明滅とは一味違った効果を生み出してくれます。
リザーバーなどのクリアウォーターであることが多い水域ではぜひ持っておきたいカラーです。
カナモロコ
全体的に光を透過するカラーではありますが、ボディー前部のちょっとしたグリーンと頬あたりにあるイエローがポイントになっているカラーです。
モロコも地域によって重要なベイトとなっています。
このカラーもクリアウォーターを最も得意としてはいますが、時にプレッシャーが高いマッディーウォーターで使ってみるのも良いと思います。
その時はブラックバスの目の前に突然現れるベイトフィッシュをイメージしながら使うとよいでしょう。
シラウオ
ほぼクリアに近いボディーに小さなグリッターをちりばめてあるカラーです。
ちょうどシラウオ本来の色を模しているカラーとなっています。
またちょっと視点を変えると、このレベルミノーがどのような内部構造になっているかが一番分かるカラーでもあります。
ベイトフィッシュとしてシラウオの名前が聞かれるような場所では持っておきたいカラーです。
レベルミノーが得意とすること
レベルミノーが得意とすることはレンジの調整です。
ブラックバスは時としてレンジが20センチくらい変わるだけでバイトしてくるしてこないといったことが出てきたりします。
そんなときにこのレベルミノーであればロッドを高く構えたり低く構えたりすることでレンジの調整が簡単にできます。
これはボディーから伸びるようにあるリップによってできているものです。
ブラックバスではパターンフィッシングと呼ばれるものも多いですが、一度釣れたレンジをしっかり把握して使うと釣果アップにつながることでしょう。
レベルミノーにベイトリールが合う理由
レベルミノーはその重量からキャストは容易です。
キャストが容易であれば、キャスト回数や精度を高められるベイトリールがよいのは言うまでもないと思います。
特にですが、遠心力ブレーキのリールを使ってより遠くまでキャストできるようにしたほうが良いと思います。
ギア比に関してはハイギア程度が良いと思います。
ハイギアであればレンジミノーくらいの引き抵抗であれば力不足を感じることなく、それでいてレンジキープ時のリトリーブスピード調整やルアーのアクションを把握するための感度にメリットがあります。
これがもしスピニングタックルだと、特にキャスト時にパワー不足を感じてしまい、釣り全体に集中できなかったりしてしまうと思います。
レベルミノーに合うその他のタックル
最後にレベルミノーに合うロッドやラインといったタックルを紹介していきます。
まずロッドは高弾性から中弾性の長めのロッドを使っていくとよいでしょう。
最低でも6.6フィート、できれば7フィート欲しいところです。
この程度のロッドの長さがあればレベルミノーが得意とするレンジ調整をよりしやすくなることと思います。
次にラインですが、これはフロロカーボンラインが良いと思います。
ポンド数は12ポンドくらいにしておいたほうがビッグバスがヒットしたときでも安心してファイト出来ることでしょう。
またラインアイとの接続はライトスナップを使ったほうが良いと思います。
スプリットリングはラインが隙間に挟まったりしますので、あまりおすすめできません。
まとめ
最後になってしまいましたが、レベルミノーは発売からそんなに時間が経っていません。
新しいルアーはブラックバスにとっても新鮮なインパクトがあるのでヒットしやすかったりします。
もちろんそれは基本性能が成り立っていてのことですが、このルアーに関しては問題ないでしょう。
それでは今回の記事を参考にしてレベルミノーをベイトリールで使ってみてもらえたらと思います。