ソルトのリップレスミノーの定番・サスケ120裂波をベイトリールで使って多魚種を釣ってみよう!
ミノーというとリップが付いているものが多いですが、ソルト用としては飛距離を伸ばしたりすることを理由として、リップがボディーと一体になっているミノーがあります。
それらをリップレスミノーと呼び、ソルトルアーでは定番になってきています。
その中でも今回はサスケ120裂波というリップレスミノーをベイトリールと組み合わせて使っていく方法について解説していきたいと思います。
サスケ120裂波とは
サスケ120裂波はアイマから発売されているリップレスミノーです。
12センチというソルトで最も使われることが多い大きさで、重さも17グラムあるのでとても使いやすいリップレスミノーとして有名です。
この重さと併せて重心移動システムが採用されていますので、キャスト中に回転することも少なく逆風でもある程度の飛距離を確保することが出来ます。
ベイトリールでも非常に使いやすいリップレスミノーです。
フローティングとなっているので河川や磯場、サーフと使う場所を選びにくいのもこのルアーのメリットです。
サスケ120裂波で狙える魚
ここではサスケ120裂波で狙える海のフィッシュイーターを紹介していきたいと思います。
サスケ120裂波がソルトルアーでもよく使われるのは、この1つのルアーで多くの魚種が狙えることも理由としてあると思います。
ぜひ参考にしてみてください。
シーバス
ソルトルアーでファンが多いシーバスを狙うのに、サスケ120裂波はとても扱いやすいです。
シーバスが生息する河川から磯場、サーフまでどんなポイントにおいてもサスケ120裂波は使いやすいです。
フックが3本あることもシーバスのフックアップ率を高めることに貢献してくれています。
ヒラメ
フラットフィッシュとして狙うルアーマンが多いヒラメでもよくサスケ120裂波は使われます。
ヒラメは自分よりも浅い水深を泳いでいるベイトフィッシュにアタックするので、そのベイトフィッシュを模すのがとてもこのサスケ120裂波は上手いです。
潜っても1.5メートルくらいまでしか潜行しないので、特にサーフではかなり使いやすいです。
波打ち際までしっかり引いてくることが出来るのもこのルアーのメリットとなります。
サワラ
春と秋に釣れることが多いサワラにもサスケ120裂波は効果的です。
サワラは口の周りが歯や骨で硬いですが、3本のフックがあるこのルアーであれば間にあるフッキングできる場所に掛かりやすいです。
また、12センチと長さがあるので、サワラでよく使われるメタルジグのように歯でラインを切られるといったこともあまりないです。
ヒラスズキ
磯の王者と称されるヒラスズキにもサスケ120裂波はとても効果的です。
ヒラスズキはリトリーブだけでなく、その場でルアーを漂わせるといった使い方が効果的となることも多く、この状況においてリップレスミノーというのがとても活躍してくれます。
3本フックで掛かりが良いのもこのサスケ120裂波のメリットです。
ヒラスズキを狙うときはほとんどが磯場となりますので、回収するときには引っ掛けないように気を付けるのが良いでしょう。
サスケ120裂波のタックル
ここではサスケ120裂波のタックルについて解説していきます。
狙っていく魚種や場所によって多少変わってきますので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは紹介していきます。
ロッド
ロッドは使う場所によって変えていくのが良いでしょう。
河川やサーフでは7フィートくらいでミディアムクラスのロッドが扱いやすいでしょう。
これらの場所ではキャストからリトリーブまでの回数が多くなりますので、出来る限り負担にならないタックルを選ぶようにしましょう。
磯場においては8フィートクラスのロッドでミディアムヘビーくらいのパワーがあるロッドを使うのが良いです。
長さによって足場が高いところであってもしっかりとルアーを使っていくことが出来ますし、キャスト距離を伸ばし、多少強引なファイトが出来るようになります。
ベイトリール
ベイトリールは巻き取りに力があるものを使っていくのが良いでしょう。
気をつけたいのが、ラインキャパシティーがある程度多く入るものを選んでおくことです。
場所や魚種によって太さや素材が違うものを使っていくことでよりサスケ120裂波の使い勝手が良くなりますので、ラインキャパシティーがある程度あるものを選んでおくのが良いと思います。
ライン
ラインは魚種と場所それぞれで替えていくとよいでしょう。
まず河川におけるシーバスで使うときにはナイロンラインの12ポンド以上を使っていくとよいでしょう。
しっかりとアクションを確保しつつ、川底にある障害物に対しても多少の強さを持たせた方が良いからです。
サーフでヒラメ、サワラなどを狙っていく時にはPEラインとフロロカーボンリーダーを組み合わせて使ってみてください。
これは飛距離を確保するためのセッティングとなります。
PEの太さは1号程度で十分で、リーダーは16ポンドから20ポンドくらいに収めておくのが良いでしょう。
あまりにもリーダーを太くしてしまうと、サスケ120裂波のアクションが悪くなってしまいますので気をつけましょう。
最後に磯場でのヒラスズキ狙いではナイロンラインかフロロカーボンラインを使っていくことをおすすめします。
太さは20ポンド程度として強度を確保し、ヒラスズキのヒット時に磯でラインが擦れてしまっても大丈夫なようにしておきましょう。
サスケ120裂波のおすすめカラー
サスケ120裂波には数多くのカラーがあります。
その中でもローテーションなどを考慮したおすすめカラーをここでは紹介していきたいと思います。
定番カラーとなっているので手に入れやすいのもここで紹介しているカラーのメリットですので、ぜひ参考にしてみてください。
レッドヘッド
シーバスのナイトゲーム用として定番のおすすめカラーです。
赤い頭とボディーのホロが光の反射とはっきりとしたヘッドの方向性を出してくれるので、バイトミスが少ないのが特徴です。
河川のシーバスゲームにおいて、また磯のヒラスズキを狙っていく時にも意外と効果的なカラーとなっています。
マコイワシ
イワシを模したカラーがこちらのマコイワシです。
アピールを強めるためにベリーに少し赤っぽいカラーリングをしてあります。
これによってルアーがロールした時に青とシルバー、レッドベリーといった明滅効果が発揮されます。
ヒラメやサワラ狙いでぜひ持っておきたいカラーとなっています。
アカキン
どの魚種においても朝や夕方のマズメと言われる時間帯に使ってもらいたいのがこのカラーです。
太陽に雲が掛かっているような状態や濁りがある状況でもよく釣れるカラーとなっています。
光が水中に届きにくいような状況でぜひ使ってみてください。
コットンキャンディー
釣れるカラーが分からない時に使ってみたいのがコットンキャンディーというカラーです。
シルバー、ピンク、イエロー、ブルーとカラーが入っていますのでとてもアピール力が強いです。
まずは最初に投げてみるパイロットカラーとしてもかなり効果的ですので、ぜひ持っておくとよいと思います。
まとめ
今回はソルトのリップレスミノーの定番であるサスケ120裂波をベイトリールで使うときのタックルなどについて解説してきましたがいかがだったでしょうか。
ベイトリールと組み合わせることによって多くの場所や魚種に対応がしやすくなります。
ぜひ今回の記事を参考にしてカラーやタックルを選んでみて、ソルトのルアーフィッシングを楽しんでもらえたらと思います。