ダイワのベイトリール「SS SV」を実際に使ってみた
ダイワの中級機種として販売されている「SS SV」。
以前あったTD-Zの血統を継ぐモデルとして、雑誌などで大きく紹介されてきました。
私はバス釣り歴は非常に長いので、いろんなベイトリールを使ってきました。
「SS SV」を実際に使ってみたところ、今までのベイトリールと比べてもとても良い印象を受けたので、今回は実際の使用感を含めて紹介していきたいと思います。
機種の詳細
「SS SV」には全部で4つのギア比がラインナップされています。
その4つのギア比とは
・ローギア
・ハイギア
・スーパーハイスピードギア
・エクストラハイスピードギア
以上の4つです。
この中で実際に私が使用しているのは、ローギアとスーパーハイスピードギアの2つのモデルです。
スプール径はベイトリールの黄金比とされる34ミリスプールが搭載されています。
このスプール径はとにかく使いやすいと、昔から名機とされるベイトリールに多く搭載されています。
ダイワのベイトリールの特徴であるマグネットブレーキシステムも20段階の調整幅が設けられていて、細かなブレーキ調整ができるようになっています。
他にもドラグやハンドルも特徴あるものが搭載されていますが、実際の使用感の中で追って説明したいと思います。
次からは実際に私がどのように使っているか紹介していきます。
私の使用用途と使用感
私の所有している2つのモデルの使用用途は次のようにしています。
・ローギア・・・クランクベイト、巻き系のトップウォーター
・スーパーハイスピードギア・・・ボトムの釣り、チャターベイト
ローギアはなんといっても巻きの釣りで使っています。
ちなみにですが、フロロカーボンライン12ポンドを使っています。
クランクベイトや巻き系のトップウォーターは空気抵抗が大きいものが多いです。
しかし「SS SV」においては、スプール径が大きく役立ち気持ち良いキャストを可能にしてくれています。
このリールを使いだしてからは、復帰不可能なバックラッシュは無くなりました。
また、ハンドルがクランクハンドルといってボディ側にハンドルノブが近づくようになっている点もとてもいいです。
ハンドルノブがボディに近づくことによって、ハンドルを巻いたときのブレがとにかく少なくなっていてリトリーブの安定性に一役買ってくれています。
スーパーハイスピードギアは、ワームやラバージグといったボトムの釣り、またチャターベイトの釣りに使っています。
ハンドル1回転あたり75センチ幅があるので、ボトムの釣りであれば回収やフッキングの時にその利点が大きく働きます。
リズムよく釣りが出来ていくので、ストレスもなく集中力を切らさず釣りをしていくことが出来ます。
チャターベイトの釣りにおいてもハンドル巻き取り量の高さが利点となります。
私の場合、チャターベイトは巻きのスピード変化でバスのバイトを取っていっています。
そのキーになるのが、速い動きなのですが、スーパーハイスピードギアはそれを簡単にストレスなくこなす手助けをしてくれています。
私の場合は2つのモデルを使い分けていますが、4つのギア比のラインナップはそれぞれの釣り人の使い方に合わせられるメリットと思います。
次は雑誌などで紹介されていた「ノーサミング」について実際にやってみたので解説したいと思います。
実際にバックラッシュしないのか?
結論から言うと、実際にノーサミングでバックラッシュはしませんでした。
その時のルアーと設定は、
・11グラムのクランクベイト
・メカニカルブレーキはスプールのブレがなくなるところ
・マグネットブレーキは最大
・ライン巻き量は12ポンドをスプールの9割ほど
実際にこのルアーと設定で投げてみましたが、サミングなしでバックラッシュしませんでした。
もちろん、ブレーキが強いので飛距離は伸びません。
飛距離を伸ばすには、ブレーキ設定を弱めていくことと、サミングは必要です。
しかし、私が実際に使っている印象では他のベイトリールより圧倒的にバックラッシュの危険性は低いです。
もしバックラッシュで悩んでいる人がいれば、「SS SV」はとてもおすすめのベイトリールになります。
まとめ
私が「SS SV」のベイトリールを使った感想についてまとめると、
・ギア比の使い分けがストレスの少ない釣りを可能にしてくれる
・設定を強くすればノーサミングでもバックラッシュしない
・バックラッシュで悩んでいる人に「SS SV」はおすすめ
以上になります。
実際に使っていて「SS SV」はとにかくおすすめできるベイトリールです。
ぜひ使ってみてください。