ベイトリールをさらに使いこなす8つのテクニック紹介!

ベイトリール

PROTRUST(プロトラスト)/RIDGE 100PH(リッジ 100パワーハンドル)/ベイトリール

バスフィッシングにおいて、ベイトリールは欠かすことのできない存在です。

ベイトリールには基本のメリットが多くありますが、それをさらに使いこなしていくテクニックがいくつもあります。

それらは知識として持っておいた上で、少しの練習をすれば身に付けることができます。

今回はそのテクニックについて解説していきたいと思います。



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指ドラグテクニック

ベイトリールにはドラグ機能がありますが、フッキングのときなどを考えるとドラグは締め切った状態に近いほうがおすすめです。

しかし、どうしてもドラグが必要なときは、ドラグ調整機能であるスタードラグを緩めることは上級者であっても非常に難しいことです。

そんなときは、指ドラグテクニックを使ってみることをおすすめします。

指ドラグテクニックとは、ベイトリールのクラッチを切り、親指でスプールを直接押さえて、ラインの出を調整するテクニックのことです。

これは細いラインを使っているときや、フックの掛かりが浅くバレてしまいそうなときに必須のテクニックです。

ラインに負荷が掛かりやすい、ランディング直前で使うことがほとんどです。

注意点としては、しっかりとクラッチを切ること、指でスプールをしっかり押さえることが挙げられます。



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キャスト中の持ちかえ

ベイトリールにはキャスト回数を増やせるメリットがあります。

それをさらに向上させるのが、キャスト中の持ちかえです。

キャストとリトリーブを利き腕で行う人に特におすすめです。

ルアーをキャストして飛んでいる最中に、キャストしている手からロッドを保持するほうの手に持ちかえます。

そのとき持ちかえつつ、サミングをするようにしてください。

サミングをしないとバックラッシュしてしまいます。

このようにキャスト中に持ち手を変えることで、着水してすぐにリトリーブに入ることができます。

特に、夏のポッパーや虫パターンの時は、着水と同時くらいにバスのバイトがあることがあります。

そういったときに即フッキングすることができるので、そのようなときにぜひ使ってみてください。

巻きアワセ

ベイトリールでは、クランクベイトやスピナーベイトなどの巻き物を使うことが多いと思います。

そのようなときは、グラスロッドや低弾性のカーボンロッドを使うことがほとんどです。

なので、バイトに対してしっかりフッキングしたつもりでも、フックが奥まで刺さり切っていないことが多くあります。

そういったときは、巻きアワセをしてみてください。

巻きアワセとは、バスのバイトがあったらリールのハンドルを速く巻き、バスの重みがロッドに乗ったところでアワセを入れるテクニックのことです。

アワセを入れつつ、同時にリールのハンドルを巻くことで、さらに確実なフッキングをすることができます。

ショートバイトが多いときにも必須のテクニックです。

シングルハンドキャスト

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ベイトリールのメリットとしてキャスティングの精度があります。

多くの釣り人が両手を使ったダブルハンドキャストを行っていますが、ベイトリールのメリットを活かすには、シングルハンドキャストを身に付けることも必要です。

シングルハンドキャストでは、より細かい力の調整ができるので、微調整の効いたキャスティングが出来ます。

シングルハンドキャストでは、ロッドの反発力を使ってキャストしないと飛距離がでませんが、それを習得するとダブルハンドキャストでもより遠くに投げることができるようになります。

また、シングルハンドキャストはよりルアーの重みを感じてキャストすることができます。

なので、軽いルアーを使うベイトフィネスでは必須のテクニックです。

ダブルハンドキャストでは、スイングが制限されますが、シングルハンドキャストだとスイング範囲を広く取ることができます。

ゆっくりと大きなモーションで、後ろに振りかぶり、流すようにキャストするのがコツになります。

癖がまだあまりない初心者のうちに身に付けておきたいのがシングルハンドキャストです。

スキッピング

スキッピングとはルアーを水面で飛び跳ねさせていくようにするテクニックのことです。

水面を逃げ惑う小魚を演出出来たり、水面と障害物の間の隙間が少ししかないような場所にキャストできる便利なテクニックです。

ただし、バックラッシュと隣り合わせのキャスト方法でもあるので、しっかりとしたタックルセッティングが必要になります。

まず、メカニカルブレーキですが、通常より少し強めに設定してください。

目安は、クラッチを切ってロッドを振った時にラインが出ていくくらいです。

また、マグネットや遠心力ブレーキは最大にしておきましょう。

そうすることでバックラッシュが起きた時でも軽度で済ませることができます。

キャストの要領はサイドハンドキャストですが、水面とルアーが平行になる様に流すようなキャストをしていくとよいです。

ルアーが水面を飛び跳ねだしたら、徐々にロッドティップを高くするようにすると、飛び跳ねる距離を伸ばすことができます。

特に夏のシェードの釣りで覚えておくと便利なテクニックです。

ピッチング

ベイトリールは至近距離でのキャストを得意とします。

そのメリットを活かせるのがピッチングです。

ピッチングとは、ロッドを持つ手とは反対の手でルアーを持ち、低弾道でルアーをキャストする方法です。

距離としては10メートルくらいまでの範囲を狙うのに適しています。

コツは、ルアーの重みをしっかりとロッドに乗せてキャストすることです。

スナップを効かせていくと、上手く行うことができます。

ルアーが着水するときにラインを少し引っ張るような感じで、置くような感じにすると着水音がかなり抑えられます。

また、応用ですがヘビーカバーに対して、重たいシンカーを使って上方向にキャストして、重力で加速させてカバーを突破させる使い方もできます。

ラバージグやテキサスリグを使ってカバーを釣っていくときには必須のテクニックです。

フリッピング

フリッピングは、ピッチングよりもさらに至近距離を釣るときに使うテクニックです。

振り子の要領でルアーを送り込む方法になります。

ロッドを持つ手とは反対の手で、リールから最初のガイドの間のラインを引き出し、ルアーが前に行くと同時にその引き出したラインを送り出します。

ほとんど着水音がしないので、着水によるプレッシャーをバスに与えません。

主にボートで延々と続くアシ際を釣っていくときに使いますが、陸っぱりでも覚えておくと足元を効率よく探っていくことができます。

利き腕と逆の腕でのキャスト

ベイトリールのメリットであるキャスト回数をさらに増やすのが、利き腕と逆の腕でのキャストです。

特に巻き物の釣りで覚えておくと便利なテクニックになります。

サイドハンドキャストがやり易いのでおすすめです。

コツとしては、ルアーをピックアップした反動をそのまま使っていくと、あまり力を使わずにキャストすることができます。

利き腕側に障害物があるときなどでも有効なテクニックになるので、ぜひ挑戦してみてください。

まとめ

今回はベイトリールをさらに使いこなすテクニックを紹介してきました。

初心者はもとより、上級者でもこれらのテクニックをしっかりと身に付けることができている人は少ないと思います。

紹介したテクニックを身に付けることで、さらに釣れるバスを増やしていくことができると思います。

今回の記事を参考に、ベイトリールをさらに使いこなすテクニックに挑戦してみてくださいね。







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