糖質ゼロで低カロリー! 焼酎はダイエット中にぴったりのお酒
チューハイやサワーなど、焼酎ベースのお酒は男女関係なく人気があります。
焼酎はワインや日本酒、ビールなどと比べると低カロリーで、ダイエット中の人でも太る心配がなく安心して飲めます。
ロックや水割りなど、ノンカロリーのもので割るなら、圧倒的にカロリーが低くて健康効果も持っています。
いかに焼酎がダイエット向きのお酒かを紹介しましょう。
目次
焼酎の種類とカロリー
焼酎は製法の違いによって、甲類と乙類に分かれています。
甲類はいわゆるチューハイやサワーとして飲む用のもので、乙類よりもカロリーややや高めでクセのない味が特徴です。
割って飲むことを目的とされていますから、100g当たり206kcalです。
一方、乙類はいも焼酎や麦焼酎など、そのまま飲んだりロックや水割りなど、焼酎の味や風味、香りなどを楽しむためのものです。
銘柄ごとに味や香りなどが違っていて、個性豊かなものがそろっています。
そのまま飲むことを目的とされていますから、100g当たりのカロリーは146kcalと甲類よりやや低めです。
甲類でもウーロンハイなど低カロリーな飲み物で割ったり、ノンカロリーの炭酸水で割るなど、工夫しだいでカロリーを抑えることができます。
他のお酒よりカロリーが低い
焼酎の100g当たりのカロりーは甲類206kcal、乙類146kcalです。
他のお酒のカロリーを見てみると、ビール40kcal、ワイン73kcal、ウイスキー237kcalです。
数字だけ見れば焼酎の方がカロリーが高そうですが、アルコール度数や飲み方を考えてみましょう。
例えば、アルコール度数の低いビールは100mlでは満足できませんし、350mlを飲むとすると145kcalにもなってしまいます。
甲類の焼酎をハイボールで飲む場合、1杯当たりの焼酎は30ml程度です。
炭酸水はノンカロリーですから、だいたい60kcal程度でビールやワイン、日本酒よりも少なくてすみます。
甘いジュースや炭酸飲料などで割らない限り、焼酎は他のアルコールよりも低カロリーでダイエットにおすすめのお酒です。
糖質ゼロで脂肪が付きにくい
焼酎は糖質ゼロ、脂質ゼロ、たんぱく質もゼロですから、脂肪が体内に蓄積されるのを防いでくれます。
ビール100ml当たりには糖質は3gも含まれていますし、日本酒は3.6gとさらに多く含まれています。
糖質制限ダイエットが流行っているように、余った糖質は脂肪となって体に蓄えられてしまいますから、糖質を減らすことでダイエットが可能です。
元々糖質ゼロでしかも低カロリーすから、焼酎はダイエット中でも安心して飲めるお酒でもあります。
焼酎特有のダイエットサポート効果
焼酎に含まれている成分の中には、ダイエットに役立つものもあります。
プラスミノーゲン、ウロキナーゼなどの成分は血液サラサラ効果がありますから、血流をよくしてくれて代謝アップに役立ちます。
体を維持するために必要な基礎代謝を高めるサポートにもなりますから、消費されるカロリーも自然と増えてくれます。
太りやすくなる中性脂肪やコレステロールを下げる働きも持っていますから、肥満防止効果にも期待できます。
太らない焼酎の飲み方
焼酎自体は低カロリーですが、チューハイやサワーとして飲む時に割るものによってはカロリーも糖質も一気に上昇してしまいます。
これを抑えるためには、水割りやお湯割り、ノンカロリーの炭酸水で割るなど、割るものに気をつけるだけで防げます。
焼酎そのもの味を楽しみたいなら、乙類をストレートやロックで少量ずつなめるように飲むのがおすすめです。
おつまみの食べ過ぎには充分に注意して、油っこいものや糖質が多いものは避けましょう。
低カロリーなお酒ですがたくさん飲むとやはり太ってしまいますから、1日に100ml程度に留めておくのが無難です。
今までビールや日本酒派だった人が焼酎に変えて飲み方に気をつけるだけで、ダイエット効果を得ることができます。
糖質制限のダイエットをしている人でも糖質ゼロですから、安心して飲めます。
健康や美容にも役立つ
血液サラサラ効果を持つ焼酎は、粘度の高い血液を流れやすくしてくれますから、血管が詰まりにくくなります。
血管内の血栓を溶かす働きもありますし、血管をしなやかに保つサポート効果も持っています。
高血圧、高脂血症、動脈硬化や心疾患、脳疾患の予防などに役立ってくれます。
糖質ゼロですから血糖値が上がりすぎる心配もありませんし、生活習慣病予防にもなります。
プリン体もゼロですから通風予防にも役立ってくれます。
血行促進や代謝アップ、肌の免疫力を高める作用もありますから、美肌効果にも期待できます。
女性ならダイエット中のお酒を焼酎に変えるだけで、痩せやすくなって肌まできれいになれてしまいます。
クセが少なく飲みやすい麦焼酎
焼酎も原材料によって、麦や芋、米やそば、黒糖など、いくつかの種類があります。
その中でも、比較的初心者向けでクセが少なく飲みやすいのが麦焼酎です。
麦の香ばしい香りが魅力でもあり、味はすっきりとしていて軽く、万人向けです。
ロックや水割りでもおいしく飲むことができますし、チューハイやサワーなど何かと割るのにも向いています。
その人好みの色んな飲み方ができて万人向けですから、焼酎に慣れていない人でも楽しむことができます。
焼酎に慣れていない人でも飲みやすいタイプ
焼酎にも色んな種類がありますから、普段から飲みなれていない人でも取っ付きやすいものを紹介しましょう。
いいちこ25度
焼酎の中では定番で、スーパーなどでもよく見かけるタイプです。
クセがありませんからストレートやロックでも飲みやすく、水割りにすればすっきりして焼酎に慣れていない初心者でも楽しめます。
価格が安くて手に入りやすいですし、サワーやチューハイとして割って飲むのにも向いています。
原材料は大麦と大麦麹、きれいな水だけとシンプルで、麦の香りも強くありませんから万人向けです。
初めて焼酎をお試ししたいという人にも向いています。
いも焼酎 伊佐小町
女性向けのおしゃれな焼酎で、ハマコマチという変り種のオレンジ色をしたサツマイモと、地元では名物の伊佐米が使われています。
焼酎とは思えないようなフルーティーな香りが魅力で、パッケージも女性向けのワインのようなかわいらしいものもあります。
アルコール度数が13度と低いですから冷蔵庫で冷やしてそのままストレートでもグイグイと飲みやすく、香りや風味を楽しめます。
水割りやソーダ割り、お湯割りなど、どんな飲み方でも合いますから、焼酎初心者でも取っ付きやすいです。
本格米焼酎 しろ
低価格で毎日飲むのにぴったりな焼酎です。
地元の熊本では一番人気だと言われているほどで、5年連続モンドセレクション金賞を受賞しています。
クセが少なくすっきりしていますから、焼酎初心者向けです。
ボトルデザインも清涼感がありますし、見た目から想像できるような軽くて口当たりのいい味が魅力です。
食事とも合いますから食中酒として飲む人も多く、日常の気軽に楽しめるお酒です。
まとめ
低カロリーで糖質ゼロの焼酎は、上手に飲めばダイエットの強い味方になってくれます。
仕事終わりに1杯飲む時でも、ビールではなく焼酎を選んでみましょう。
ダイエットサポート効果にも期待できて太りにくいですから、ダイエットのためにアルコールを制限する必要もありません。
飲み方次第でかなりカロリーを抑えられますから、一度試してみましょう。