日本酒初心者の方におすすめしたい「飲みやすい日本酒」
日本酒独特のあの香りが嫌い、辛みが苦手という方は多いと思います。
最初の選び方を間違えると、日本酒イコール苦手という図式を作り上げてしまいます。
でも実は初心者の方でも飲みやすい日本酒があるってご存知ですか?
日本酒初心者の方は、まずはそちらから始めるのがおすすめです。
今回は初心者でも楽しめる日本酒と飲み方や選び方をご紹介したいと思います。
日本酒の特徴と選び方
それでは日本酒とはどのようなお酒なのか、また初心者の方はどのようなことに気を付けて選べば良いのかをご説明します。
日本酒の定義
まず日本酒とはどのようなお酒なのか。
日本酒は米と米麹と水を原材料とし、微生物によって発酵させて造るお酒のことです。
これはワインやビールと同じ、「醸造酒」に分類されます。
酒税法第3条第7号によると、「原料が米、米麹、水で、これらを発酵させて、こしたもの」「米や米麹、水、清酒粕のほか定められた品が原料で、これらを発酵させて、こしたもの」「22度未満のアルコール度数のもの」が清酒として定義されています。
つまり清酒と名乗るには、アルコール度数は22度未満のもので、「米を使う」、「こす」という工程、発酵したもろみを搾って液体と酒粕に分けることが必要なのです。
日本酒の選び方
次に選び方をご説明します。
まず一つが「ラベルを見て選ぶ」です。
日本酒のビンには必ずラベルが貼ってあります。
そこには酒造好適米(原料米)の種類や仕込み水、アルコール度数、精米歩合、製造年月日などが記載されています。
またおすすめの飲み方や辛口か普通、甘口など、また味の説明などが書いてあることもあります。
それらを見て、自分の好みの味かを予め確認することが出来るのです。
次に「香りと味わいから選ぶ」です。
例えば、原料に山田錦を使っている場合は、香味が良くきめの細かいまろやかさを持った仕上がりになります。
逆に五百万石は淡麗で切れ味が良いお酒を生み出します。
美山錦はあまり辛さはなく、その分米の味がしっかりしており、香り高くありません。
このように原料である程度、香りや味わいがわかります。
自分の好きな香りや味が決まっている場合はこちらを確認して選ぶと良いでしょう。
最後は「料理との相性の良さで選ぶ」です。
特に料理と一緒に日本酒を楽しみたいという場合は、料理との相性の良さで選ぶことをおすすめします。
甘い味付けの料理やでんぷん質が多く甘みのある料理などは、同じく甘口の日本酒と相性が合うと言われています。
逆に塩味が強い料理には、さっぱりした辛口タイプが合い、脂っこい料理は、淡麗タイプや熟成タイプが合います。
お店で飲む場合には、どんなお店で何を頼むのかに合わせて選ぶのがおすすめです。
おすすめの料理
次に日本酒に合う料理を3つご紹介したいと思います。
お刺身
まず最初は和食の代表、お刺身です。
日本酒が置いてあるお店には必ずありますし、また家で飲む場合でもスーパーで簡単に買うことが出来る万能の料理です。
特に、わさびの効いたお寿司にはすっきりとした辛口の日本酒が合い、お互いを邪魔せずに楽しむことが出来ます。
初心者の方はまずはこちらから合わせてみてはいかがでしょうか。
肉じゃが
こちらは家庭でも簡単に作れますね。
ホクホクのじゃがいもと、トロトロのたまねぎが食欲をそそります。
肉じゃがは甘口にも辛口にも作ることが出来るので、日本酒に合わせることが出来るのもおすすめポイントです。
冬なら熱燗と合わせてみるのも良いかもしれません。
チーズ
意外かもしれませんが、チーズを使った料理もおすすめです。
実はチーズも日本酒と同様に乳酸を「発酵させる」ことで造るため相性が良いのです。
また日本酒はアミノ酸を主体とした旨味成分が含まれているので、チーズ独特の癖も上手に取り入れてくれるのです。
特にスパークリングの日本酒がおすすめで、そのスッキリとした味わいとチーズのフレッシュさがみごとに合います。
まだ試したことのない方は是非試してみて下さい。
おすすめの飲み方
それでは日本酒初心者の方におすすめの飲み方を3つご紹介します。
スパークリング
見た目もオシャレでスッキリ飲みやすいのがスパークリングの日本酒です。
食前酒に、また和洋中どんな料理にも合わせやすい特徴があります。
日本酒をはじめて飲む方や、あるいは苦手だった方はこちらを飲むと日本酒に対するイメージが変わるかもしれません。
最近非常に注目され始めており、コンビニでも売っているので気軽に飲めるのも嬉しいポイントです。
冷酒
冷酒は7~10℃冷蔵庫で冷やした温度になります。
冷やして楽しむと、日本酒の芳醇な香りが抑えられるので、飲み慣れていない方にはとてもおすすめです。
また冷えていると喉越しも爽やかになります。
逆に熱燗は日本酒の香りや風味が強く出るので、初心者の方は飲みにくく感じるかもしれません。
ただ冷酒は飲みやすいので、グビグビ飲んでしまうとあとでとんでもなく効いてくるので注意が必要です。
冷や(常温)
15~25℃で飲むことを冷やと言い、常温のお酒になります。
冷やで飲むと、リンゴのようなフルーティな香りに木や葉のようなほんのり渋い香りが混ざり、日本酒本来の甘みや味わいを楽しむことができるのが特徴です。
これより温度が高くなると、味がぼやけだすので注意が必要です。
日本酒本来の味を楽しみつつ、独特のクセは感じさせない冷やは初心者の方にとてもおすすめの飲み方です。
初心者おすすめの日本酒
それでは最後に、初心者の方におすすめの日本酒を3つご紹介したいと思います。
松竹梅白壁蔵 澪
こちらは有名な「澪」初めて日本酒を飲んだ方にも飲みやすいと評判です。
甘すぎず、辛すぎず、のちょうどいい味わいが人気で、またすっきりとしたのどごし、フルーティーな香りが特徴なので女性でも飲みやすいです。
シュワシュワとしたスパークリングタイプの日本酒なので、グラスに注ぐとシャンパンのような華やかさがあります。
獺祭 純米大吟醸50
こちらも有名な「獺祭」最高の酒米といわれる山田錦を50%という極限まで磨いて醸した、究極の純米大吟醸です。
私も飲んだことがありますが、フルーティーなさわやかな味と、繊細な香りが特徴で非常に飲みやすく、初心者だけでなく日本酒好きの方にもおすすめしたいお酒です。
クセがないのでどんな料理にも合わせることが出来るのもおすすめポイントです。
外で飲む場合、置いている店が少ないのと、少し高めなのが難点ですが飲んでおいて損はない日本酒です。
木陰の魚
ラベルがかわいいこちらのお酒は女性の方におすすめしたい日本酒です。
なぜなら岡山県の嘉美心酒造でつくられた「木陰の魚」は超甘口の日本酒だからです。
またアルコール度数も8%と低いので、日本酒の味が苦手という人でも、まろやかな甘みと香りで飲みやすく感じます。
白ワインのような香りと飲みやすさなので、日本酒のクセのある味や香りが苦手という方、また日本酒自体を飲んだことがないという方にはこちらがおすすめです。
まとめ
このように初心者の方でも日本酒を存分に楽しむことが出来る飲み方や、合う料理があるのです。
まだ日本酒を飲んだこのない人、苦手だったという方は是非試してみて下さいね。
日本酒もすごい数の銘柄があります。
ある程度、自分の好みの飲み方がわかったら、自分にピッタリ合う日本酒を探してみるのも楽しいかもしれませんね。