エアロバイクで楽しく運動してたけど、筋肉痛が結構ひどくなったのは何故?
エアロバイクは室内で有酸素運動が出来る、大変に便利なマシンです。
外を走るのと違って、天候のも左右されませんし、危険もずっと少ないのが強みですね。
ダイエットにも筋トレにも充分に利用ができる、しかも漕ぐだけでながら運動もできるのが、エアロバイクならではの強みです。
でもふと気がついたら、筋肉痛や身体の痛みが、ということありませんか。
エアロバイクは本当に便利な運動器具
なんと言ってもエアロバイクほど、手軽に安全に運動できるマシンはそうそうありません。
座ってできるので、体力に自身のない人も始めやすいですね。
自分の脚で走るランニングマシンよりも、つまずくなどの事故も少なく済みます。
室内運動の強みで、交通事故の問題は言うに及びません。
天候にも気温にも左右されずに運動ができます。
ジムでも、エアロバイクが導入されていないところはまずありませんし、リハビリの治療でも使用されています。
また勿論自宅でも、近頃のエアロバイクは小型化が進んでいますから、使いやすくなりました。
外を走るほどの爽快感は流石に望めませんが、それでも便利に楽に運動できるマシンであることは、事実ですね。
特に運動は学生時代以来ご無沙汰、と言う人にはとっつきやすいマシンです。
エアロバイクは有酸素運動が可能
筋肉をとにかくつけたいという人の場合、無酸素運動でも何とかなります。
まあそういった人たちもできれば、有酸素運動でしなやかな筋肉をつけるほうがおすすめですね。
最も効率的な筋トレは、無酸素運動と有酸素運動の上手い組み合わせとも言えるのです。
ちなみにエアロバイクの場合、使用目的はほとんどの人が有酸素運動の方です。
息を吸って吐いて、脂肪を燃焼させて筋肉に変えていく有酸素運動で、ダイエットにトレーニングにと励んでいるわけですね。
最もこのエアロバイクでも、無酸素運動も可能です。
負荷を大きくして漕ぐスピードを早くすれば、無酸素運動も出来ます。
まあ実際のところ、エアロバイク自体の耐久性とかの問題もあり、これはおすすめできません。
時間をかけてゆったりと、有酸素運動がエアロバイクの特徴です。
楽に運動がエアロバイクの特徴だけど
ランニングマシンなどに比べれば、楽に運動ができるエアロバイクですが、それでも身体の痛みを呼ぶこともあります。
普通は問題ないのですが、時によっては使用方法が良くないことから痛みが出ることもあるので、注意が必要です。
運動自体が久しぶりの人
こういった人の場合、これは仕方がありません。
運動らしい運動をしていなかったり、通勤にも車を使用していたりすれば、特に脚の筋肉も腹筋背筋も弱くなっています。
普段から自転車くらいは漕いでいるという人も、時間的にはそう長くないはずです。
また持続して走り続けるということも、実際にはないですね。
通勤通学買い物程度の動きでは、運動するというところまでは行かないものです。
そういった人がエアロバイクで運動を始めた場合、負荷を軽くしてあっても30分から1時間程度漕げば、次の日に筋肉痛を起こすのは仕方
ありません。
積まれて乳酸が溜まってしまうので、筋肉痛にもなるのです。
特に力を入れてしまうのが、太ももやふくらはぎです。
この2つが最も、筋肉痛になる可能性の高い部位だと言えます。
使用している時の姿勢にも問題が
ながら運動ができるのが、エアロバイクの最大の特徴でメリットです。
問題は、このながら運動のせいで姿勢が崩れてしまうことですね。
特にスマホなど、手元を覗き込む機器の場合、どうしても猫背になりがちです。
猫背で運動した場合、腹筋や背筋、特にインナーマッスルは充分に使うことができなくなります。
結果として、脚だけで漕ぐことになってしまい、太ももやふくらはぎ、足首の関節やサドルに置いたお尻が痛くなったりするのです。
運動は欠かさず毎日やっているのに、そしてそれほど過酷なメニューは組んでいないのに、毎回運動後に筋肉痛が来ると言うのは、やり方
に不備があります。
週に2回位同じ運動していて、メニューの変更や力の使い方の変更がないのに疲れや痛みが毎回ある場合は、この姿勢の悪さを疑って下さ
い。
特にエアロバイクの場合、ながら運動している人は要注意ですね。
トレーナーについていないで自己流の場合
ジムでのエアロバイク使用の場合、トレーナーがその人に合ったメニューを組んでくれます。
加えて姿勢が悪ければ、またエアロバイクには不適切な姿勢であれば、指摘してくれます。
しかし自宅で自己流に始めた場合、このエアロバイクの使い方自体が完全自己流になってしまうのですね。
下手をすると、頑張れば頑張った結果身体の痛みばかり感じる危険もあります。
自己流の場合も、ネットで調べたりして姿勢や使い方を勉強しておきたいですね。
身体の痛みが頻繁に来たら
どうしても筋肉痛や他の痛みが来る場合、まず試しておきたいことがあります。
運動が久しぶりで筋肉痛が
運動が久しぶりでエアロバイクを始めたものの、使用した翌日には毎回筋肉痛が起きる、と言うケースがあります。
最初の数回の筋肉痛は、まあ仕方のないことです。
しかしそれが毎回という場合、やはり筋肉に無理をかけているのは明らかです。
まずはエアロバイクに乗る前に、軽くてもいいのでストレッチをしておきましょう。
身体を伸ばすだけのストレッチでも構いません。
また脚を前後に開いて、アキレスストレッチをするのもいいですね。
軽くてもいいので、これから運動するぞと身体に宣言するつもりでストレッチして下さい。
身体はそれで、これから運動するんだという緊張感もでます。
もしこれでも緩和されないなら、姿勢と運動量を見直す必要がありますね。
慣れているはずなのに痛みが出る
すでに運動もやっているのに、ふくらはぎなどに筋肉痛もしくは痛みが出てしまう場合、最も問題なのは姿勢の悪さです。
猫背もそうですが、上半身の筋肉を使わずに下半身だけで漕いでいると、脚の筋肉だけが疲れてしまいます。
この上半身の緊張感は、実は慣れている人のほうが無くしやすいのです。
脚の筋力が十分にあるので、つい油断して脚だけの運動になってしまうのですね。
なので、慣れている運動なのに毎回のように痛みを感じる場合は、姿勢をチェックしましょう。
まずながら運動で猫背になっていないかです。
前傾姿勢ではなく肩だけが覆いかぶさるような、前肩の姿勢ですね。
これは上半身の筋肉が使えない姿勢ですので、まず改めて下さい。
下半身の痛みが多い人の場合、この姿勢の悪さが原因のことが多いのです。
また座っているお尻が痛む人もいます。
これはいくつか原因がありますね。
サドルの高さが悪いと、踏み込んだ脚が伸び切ってお尻に体重が大きくかかることがあります。
また低いと、脚が中途半端な位置になるので、これもお尻に負担がかかります。
加えて、姿勢の悪い人にも共通しますが、腕を使っていないのも原因の1つです。
ハンドルに置いた腕にも、軽く体重をかけて押し返すように使うことで、上半身も刺激されて引き上げが出来ます。
そうなれば、お尻への負担もふくらはぎや太ももへの負担も減り、ひいては腹筋や背筋の強化にもつながってくれます。
まとめ
運動はただやればいい、というものではありません。
気持ちのいい痛みを感じるなら、それは使われていなかった筋肉が、久々に活躍した証拠です。
しかしいくら運動しても痛みを感じ続けたりしたら、姿勢や使い方自体を見直してみて下さい。
エアロバイクは手軽に使えるマシンですので、逆にそういった中有位も必要になります。
ジムで使用している人はトレーナーに相談、自宅での使用者は鏡などで姿勢チェックをしてくださいね。
参考URL(文献)・根拠など
https://exercise-bike-diet.net/%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%81%A7%E3%80%8C%E3%81%8A%E5%B0%BB
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