サドルカバーは必須!エアロバイクに乗っておしりが痛くなるのを防ぐ6つの対策
エアロバイクのデメリットと言えばおしりが痛くなる事です。
脚よりおしりがキツイ、長く乗りたいけど痛くて無理!
という利用者の声をよく耳にしますよね。
しかし、高いお金を出してエアロバイクを購入したのですから、そう簡単にダイエットやトレーニングを投げ捨てる訳にはいきません。
今回はエアロバイクに乗っておしりが痛くなるのを防ぐ方法をいくつかご紹介します。
目次
エアロバイクに乗るとおしりが痛くなるのは何故?
エアロバイクのサドルは固めに作られている
見た目からも分かるようにエアロバイクのサドルは意外とそっけない作りになっています。
ママチャリみたいに幅も広くありませんし、衝撃を抑えてくれるスプリングが使われていないのでクッション性も期待できません。
何の対策も施していないと漕ぎ始めて15分程度でおしりが痛くなってしまうのではないでしょうか。
無理をして続けるとダメージが蓄積されて余計に辛くなるだけですし、おしりの皮が剥けてしまった方もいるみたいですよ。
もちろん、全てのサドルでそうなるとは限りませんが、長く運動を続けていこうと考えているならやはり何らかの対処は必要になります。
おしりに圧力が掛かるのが原因
エアロバイクに乗るとおしりが痛くなるのは、上半身の体重がおしりに集中してしまうためです。
固いサドルにずーとおしりが押し付けられていたら痛くなるのは当たり前ですよね?
つまりエアロバイクの構造上どうしようもない事でもあるので、痛みを抑えたいならおしりに掛かる負担を減らす工夫をしなくてはいけません。
痛みだけではなくおしりが黒ずむって本当?
おしりが黒ずむ原因
おしりの黒ずみもエアロバイクに乗っている上でよくある症状の一つです。
黒ずみは摩擦や圧力などの外部刺激を受けることでメラニン生成が起き、色素沈着として肌の表面に現れます。
直接的な原因はおしりがサドルに押し付けられて圧力が掛かってしまう事や、下着・ウェアなどが肌と擦れてダメージに繋がる事、また運動後に汗をかいたまま放置する事などです。
痩せ型の方が黒ずみやすい
脂肪が少ない分おしりに負担が掛かってしまうという事です。
太っていた時は黒ずみが起きなくても体重の減少と共に発生する可能性があります。
せっかく理想の体型を手に入れたのに、おしりだけ黒ずんでいたら格好悪いのでこちらも痛み同様に対処しておかなくてはいけません。
対策1 サドルの高さを調整しよう
購入時のままはNG
サドルのベストポジションは股下の長さによって変わります。
購入時のままの状態では確実に高さが合っていないので直ぐに調整しておきましょう。
正しい位置はサドルに座ってペダルに足を掛けた時に膝が少し曲がる所です。
この高さならおしりの負担を減らす事ができますし運動効率も上がります、さらに膝や腰の負担も軽くなるので安全にエアロバイクを使うことができますよ。
ハンドルの高さを変えるのもアリ!
ハンドルの高さを少し下げて前屈姿勢でエアロバイクを使うというのも有効です。
本来ならおしりに掛かる体重をハンドル側にも分けられるので負担が少なくなります。
ただし、ハンドルを低くすると体力の消耗が激しくなりますし、人によっては上手く漕げるようになるまで少し時間が必要かもしれません。
対策2 負荷を変更する
軽い負荷でエアロバイクを使っている人は少し重めに変えてみると良いかもしれません。
負荷が軽いと脚の力を使わないでも楽にペダルを回せます。
それを重くして脚に力を入れてペダルリングするように変える事で、そちらに意識が向き結果としておしりに掛かる圧力を減らす事ができるという訳です。
ただし負荷が重すぎると脚が太くなってしまうのでダイエット目的の方には向いていません。
そうなっても構わないという人だけ変えてみる事をおすすめします。
対策3 サドルカバーを取り付ける
サドルカバーは必需品
サドルカバーはエアロバイクを使う上で確実に必要になってきます。
買っとけばよかったと後悔する人も多いのでエアロバイクと一緒に揃えておいた方がお得ですよ。
おしりが痛いならサドルを交換すればいいのでは?
と思うかもしれませんが、エアロバイクのサドルは基本的に固定されているので取り外すのが難しいですし、それが出来たとしても明らかにカバーを付けるほうが簡単でお金も掛かりません。
どんなサドルカバーがいいの?
サドルカバーにも色々ありますが、やはりエアロバイク本体と同じメーカーが出している純正品がおすすめです。
純正品はカバー内にジェルやシリコンが取り付けられているので重みや厚さがあり、おしりの負担を確実に軽減させる事ができます。
安価品はクッション素材が多く軽くて弾力がないため、効果はあまり期待できないかもしれませんね。
カバーはサドルに被せるだけなので簡単に取り外しできますし、紐を絞って固定できるため運動中にズレて気になるという事も防げます。
型番が対応しているか確認する!
エアロバイクと同じメーカーから出しているサドルカバーでも全ての型番に対応しているとは限らないので、購入前に必ず確認しておきましょう。
たかがカバーですが純正品はそれなりの値段になりますから、使えないという事になるともったいないですよ。
また、通販サイトのシステムの関係でおすすめの商品として一緒に表示される事もありますが、だからと言って対応しているという事ではないので、メーカー側がセット売りにしていない限りは用心しておいてください。
対策4 サイクルインナーパンツを履く
サイクルインナーパンツは名前の通り自転車用のインナーウェアです。
股間からおしり部分にかけて柔らかいパッドが取り付けられているので、長時間バイクに跨っていてもおしりや股間が痛くならないようなっていますし、黒ずみ予防にも使えます。
エアロバイクに合うサドルカバーが売っていないという場合は非常に助かる製品ですね。
安い物だと1枚1000円程度で購入できます、メンズ用・レディース用に分かれていてサイズも選択できるので体にフィットした物を使うようにしましょう。
対策5 エアロバイクに長時間乗らない
一番簡単な対策はおしりが痛くなる前に乗るのを止める事です。
やはり一度に長時間使ってしまうとそれだけおしりの負担が大きくなります。
有酸素運動なのである程度の運動時間は必要でしょうが、サドルカバーやインナーパンツを使えば30分くらいなら痛みを感じずに済みます。
ここで無理して続けてるとダメージが蓄積されてエアロバイクに乗れる時間がどんどん短くなってしまうかもしれません。
長い目で見れば休憩を挟んだ方が効率的だと言えますよ。
対策6 黒ずみには保湿ケアが有効!?
おしりの黒ずみ対策も忘れてはいけません。
黒ずみは汚れじゃなくてダメージなのでお風呂でゴシゴシ洗うのはNG!
泡で優しく撫でるように洗ってお風呂上りにはしっかり保湿をしておきましょう。
保湿剤は顔に使うような高価な物でなくても構いません、むしろ毎日使いたいのでコスパを優先させた方が安心です。
また、汗も黒ずみの原因になるので運動後は拭き取るようにしておく事、その後で保湿をしておけばなお良いですよ。
まとめ
エアロバイクに乗っておしりが痛くなるという方は上記の対策をぜひお試しください。
これらをしておけば少なくとも30分程度の運動ならクリアできるはずです。
おしりの痛みを無視して続けると症状が悪化する危険もあるので時には休憩を挟む事も必要ですよ。
色々するのは面倒という方はサドルの高さ調整とカバーの取り付けだけでもしておきましょう。