太りやすくなる? エアロバイクもやり過ぎるのは良くない!
エアロバイクは、ダイエットにすごく効果的な運動だと言えます。
しかし、そんなエアロバイクの運動もやり過ぎるのは良くないのです。
というのも実は、エアロバイクの運動をやり過ぎると太りやすくなってしまうのです。
でも、なぜエアロバイクをやり過ぎると太りやすくなってしまうのでしょうか?
ここではその理由について見ていきます。
やり過ぎると筋肉が減ってしまう
エアロバイクをやり過ぎると太りやすくなるというのは、やり過ぎることによって筋肉が減ってしまうからです。
本来有酸素運動では脂肪を燃焼して運動をしていますが、やり過ぎることによって脂肪ではなく筋肉を燃焼させるようになってしまうのです。
エネルギーがないと人は動けませんから、エネルギー代わりになる脂肪を使い果たしたら、次には筋肉をエネルギーにして動くようになるのは当然の話なのです。
なので、エアロバイク運動をやり過ぎると、次第に筋肉が減ることになります。
でも、筋肉が減ることが、なぜ太りやすくなることに繋がるのでしょうか?
代謝が悪くなるから
それは、簡単に言うと代謝が悪くなるからです。
代謝は、ある程度の筋肉が無いとしっかりと働きません。
なので、筋肉が減った体というのは、すごく代謝が悪い体だと言えるのです。
では、代謝が悪くなるとどうなるでしょうか?
代謝が悪くなると、余計な脂肪を蓄えやすくなります。
そうして、太りやすくなっていってしまうのです。
せっかく痩せようと思ってエアロバイクをしているのに、そのせいで逆に太りやすくなってしまったら、それまでの努力は全て無駄だったことになります。
そんなに悲しいことはないでしょう。
だから、エアロバイクの運動は、やり過ぎるのはNGなのです。
逆に筋肉をつけてしまうこともある
エアロバイクの運動をやり過ぎると、逆に筋肉をつけてしまうこともあるでしょう。
基本的なエアロバイクの運動は、有酸素運動になりますが、たとえばすごく負荷を重くしたりしたら、それは無酸素運動になります。
無酸素運動と言うのは、俗にいう筋トレになりますから、それをやり過ぎることによってどんどん筋肉がついていきます。
筋肉は脂肪よりも重たい
では、体に筋肉がつくと何が悪いのでしょうか?
ある程度の筋肉であれば、ついていた方が良いに決まっています。
ある程度の筋肉が無いと先述の通りに代謝が悪くなってしまいますから、どんどん脂肪がつきやすくなっていきます。
そう考えると体には筋肉がついた方が良いのではないかと思うものですが、つけすぎるのは良くないのです。
なぜなら、筋肉は脂肪よりも重たいからです。
筋肉というのは、基本的には脂肪よりも重たいのです。
なので、筋肉をたくさん付けると、それによって体重は増加していきます。
単純に体重を減らしたいという方には、筋肉をたくさんつけすぎてしまうことはご法度でしょう。
体つきもごつくなる
そして当然、筋肉をたくさん付けると、体つきもごつくなります。
エアロバイクは主に足の運動になりますから、主に足に筋肉がつき、足が太くなっていくでしょう。
エアロバイクをつかってダイエットをしようという方は、やはり見た目も細くしたいという方が多いでしょう。
特に足は、細くしたいという願望がある人がすごく多いのではないでしょうか?
それなのに、エアロバイクをやり過ぎてそこが太くなりすぎてしまったら、がっかりするはずです。
だから、エアロバイクはやり過ぎないようにしないとならないのです。
「やり過ぎる」には二つの意味がある
ここまで読んできてなんとなく分かったかもしれませんが、やり過ぎるという言葉には、二つの意味があります。
一つは、シンプルに長時間やり過ぎるということです。
有酸素運動は、短い時間やるだけではあまり意味がありません。
しっかりと脂肪を燃焼したいのであれば、最低でも30分以上はやらないとならないでしょう。
しかし、たとえば2時間くらい運動していたとします。
するとやはり筋肉を燃やすようになっていってしまう可能性が高くなるのです。
なので、ある程度長い時間やるとはいっても、長くやり過ぎないように気をつけないとなりません。
もう一つのやり過ぎるというのは、負荷を上げすぎるということです。
負荷を上げすぎるから筋トレのようになってしまうのであって、いつも通りの負荷でやっていれば、そうなることはありません。
エアロバイクの負荷は特別筋トレ目的で漕ぐ場合以外は、軽く漕げる位の負荷で十分なのです。
時間も、負荷も、しっかりと気を付けて、やり過ぎないように心がけていってください。
やり過ぎることはモチベーションにも悪影響
やり過ぎることは、モチベーションにも悪影響を与えてしまいます。
というのも、たとえエアロバイクの運動をやり過ぎても、その一回目をやり終えた後には、すごく達成感を感じるものなのです。
それはそうでしょう。
辛い運動をやり終えるわけなのですから、達成感もひとしおです。
しかしそうして達成感を感じた後に、またいつもの軽い運動に戻ってしまうと、全然張り合いがなく、次第にどんどんモチベーションが下がっていってしまいます。
とはいえ、いつもやり過ぎていたら、どんどんどんどん太りやすくなっていってしまう可能性が出てきます。
なので、八方ふさがりになってしまうのです。
辛い記憶のせいでやる気がなくなることも
そういう形でモチベーションが下がっていくこともありますし、辛い記憶のせいでモチベーションが下がっていくこともあります。
やはりやり過ぎるエアロバイクの運動と言うのは、すごく疲れるものです。
すごく疲れた運動にまた次取り組もうと思ったら、前回の辛い記憶がフラッシュバックしてくることがあるのです。
そうして前回の記憶がフラッシュバックしてきたら、あまりやりたくないと思うようになるでしょう。
そんな風にモチベーションが下がっていってしまいます。
いずれにしても、やり過ぎるとモチベーションに悪影響を与える事が多いので、続けづらくなるでしょう。
続けなくなれば当然また太りやすくなる
そうしてモチベーションが下がっていって、続けることが出来なくなったらどうなるでしょうか?
せっかく始めたエアロバイクの運動を続けることが出来なくなったら、筋肉量は減っていくでしょう。
ということは先述の通りに代謝が悪くなり、脂肪がつきやすくなっていきます。
また、一旦運動に取り組む生活をしていた分、食欲だけは旺盛になっている可能性もあります。
そうして旺盛になった食欲は、運動をやめたからといって急になくなるということはありません。
なので、脂肪は付きやすくなり、食欲は増えるという、すごく太りやすい環境をつくることになってしまうのです。
そういうこともあるので、エアロバイクをやり過ぎるのは良くないと言えます。
エアロバイクに乗るのであれば、あくまでも自分が気持ちよいと思えるくらいの負荷やペースで、30分とか40分くらいの運動にするようにしていくのがおすすめです。
そうして、運動を無駄にしないようにしていきましょう。
まとめ
エアロバイクは、ダイエットの為に役立ってくれるものなのですが、乗り方次第では逆効果になることもあるので、気をつけないとなりません。
なんとなく負荷がキツい方が痩せたりするイメージがある方も多いかもしれませんが、全然そんなことはないので、この機会にやり過ぎないようにすることが大切なのだと覚えていってください。