実は夜も効果的!エアロバイクは夜乗るべきだという3つの理由と注意点
エアロバイクには、朝にのるべきだという意見が多いです。
それは確かに間違いではないでしょう。
朝に乗ることでより効率よく脂肪燃焼しやすい身体になれたりしますから。
でも、夜にエアロバイクに乗ることだって、利点があるのです。
ここではそんな、エアロバイクは夜に乗るべきだという3つの理由と、夜に乗る際の注意点について紹介します。
目次
夜にエアロバイクに乗ると上質な睡眠に繋がる
夜にエアロバイクに乗るのがよい理由としてまず挙げられるのは、夜にエアロバイクに乗ることが、上質な睡眠に繋がるからです。
夜に運動するなんてむしろ逆に眠気が冷めてしまって、眠れなくなるのではないかと思う方もいるかもしれません。
でも、実はそんなこともないのです。
夜に運動をして一時的に体温をあげて、その後でその体温が元に戻っていくと、それに合わせて眠気がやってきますから。
そのタイミングで眠ることで、自然と上質な睡眠をとることができるようになるのです。
体温が下がると眠たくなる
人の身体は、意外と体温に敏感に出来ています。
だから、体温が高い状態から低い状態になったりすると、眠たくなってしまうのです。
それはたとえば、お風呂の後を想像して見るとわかりやすいでしょう。
お風呂の後には、だいたいの場合でお風呂から出たらしばらくしたら眠気が襲ってきます。
だからお風呂には夜に入るという人が多いのです。
無意識のうちにそれを体験しているから、眠るちょっと前にお風呂にはいろうとするのでしょう。
上質な睡眠は痩せにつながる
夜にエアロバイクにのってそれが上質な睡眠につながったところで、それが何になるのだと思う人もいるでしょう。
確かに上質な睡眠がとれるようになるとだけいわれても、それが痩せに繋がるとは思えないものです。
でも実は、それは十分に痩せに繋がることなのです。
というのも、上質な睡眠をとると、自律神経が整えられていくのです。
自律神経が整えられると、それによって血行が良くなります。
血行が良くなるということは、代謝が良くなるということです。
代謝が良い人は、脂肪の燃焼も上手くいきやすいですし、そして何より脂肪も付きづらいです。
つまり、太りづらく痩せやすい体質になっていきます。
ストレスが解消されて日々の生活も豊かになるでしょうし、上質な睡眠をとるということはいいことづくめなのです。
夜に乗れば疲れても問題がない
夜にエアロバイクに乗ることがおすすめな理由として次にいえるのは、夜に乗ればたとえそれで疲れてしまってもあまり問題がないということになります。
なぜなら後は眠るだけですから。
これがたとえば、朝の時間帯ですとどうでしょうか?
朝の時間帯ですと、どうしてもその後に仕事があったり、予定があったりすることが多いでしょう。
だから、疲れてしまうという事は問題になるのです。
エアロバイクに朝のったせいで仕事がはかどらなかったり、エアロバイクに朝のったせいで誰かとの予定の際に全然気持ちが乗らなくなったりしたら、色々な人に迷惑をかけてしまいます。
それはやはりよくありません。
でも夜ならばそうなることはないのです。
心行くまでのれる
疲れても問題が無いということは、心行くまで乗れるということになります。
せっかく有酸素運動をするのであれば、ある程度長い時間のった方が効果は高くなります。
でも、朝の時間帯で疲れを気にしていたら、そもそもそんな長い時間乗ることは出来なくなるでしょう。
ましてや朝の時間帯にはあまり時間もありません。
だから30分と決めたらそれ以上は出来なくなります。
でも、夜だったら疲れても平気ですし時間もたっぷりあるので、30分と決めて乗り始めても、気持ちが乗ってきたら1時間くらい乗ることも可能なのです。
夜は意外と脂肪が燃えやすい時間帯でもある
夜は、意外と脂肪が燃えやすい時間帯でもあります。
それは確かに朝の方が脂肪が燃えやすいことは確実です。
でも、朝ならいつでも良いかというと、そんなこともないのです。
朝に脂肪が燃えやすいというのは、朝ご飯を食べる前の時間帯の事を差します。
でも、朝ご飯を食べる前の時間帯に、そこまでエネルギーを出せる人がいるでしょうか?
寝起きの段階ですでにお腹が空いているという方も多いでしょう。
そうしてお腹が空いている状態では、たとえエアロバイク位の軽い運動であってもすごくしんどく感じてしまったりもします。
ましてや寝起きの状態であればなおさらです。
ひどい時にはふらつきがおこってしまう事もあるでしょう。
朝食後の運動は効率が悪い
だからといって朝食後にエアロバイクに乗っていたら、すごく効率が悪いです。
朝食後というのは、朝食でとった分のエネルギーなどをそのまますぐに使ってしまう事になるのです。
なので、もともとある血中の糖分などはあまりエネルギーにされません。
ということは当然、なかなか脂肪の燃焼にもたどり着かないでしょう。
そういう事があるので、エアロバイクに朝乗るのであれば、朝食前にやらないとならなのですが、朝食前にやるとふらついたりしてしまう可能性があるので、どちらもあまり効果的とは言えないことがあるのです。
もちろん朝おきてもそこまでお腹がすいておらず、朝からしっかりと力を発揮できるのであれば、朝起きてすぐが一番効率が良いことは確実ですが、そんな人はあまりいないのではないでしょうか。
夜ならば燃えやすい時間帯に出来る
夜が意外と脂肪が燃えやすいというのは、朝と違って夜ならばそういう時間帯を狙って運動することが出来るということも関係しています。
夜は比較的に時間がある方も多いです。
だから夕食を食べてからしばらくして、しっかりとそれが消化されてある程度お腹が空いている段階で運動をする事も可能なのです。
その段階で運動すれば、空腹である寝起きの時間帯と同じように、すぐに脂肪が燃えるような状況を作りだすことが出来るようになるでしょう。
そして夕食後のその段階では、いくらお腹がすき始めたといっても、朝起きぬけの段階程にお腹が空いているということはまずないはずです。
ということは朝起きぬけの段階で起こりがちなふらつきなどが起こる可能性も限りなく低いと言えるでしょう。
夜の時間帯のエアロバイクというのは、いうなれば非常にバランスがよいと言えるのです。
脂肪も燃えやすく、かつエネルギーも発揮しやすいのですから。
激しい運動にしないことが大切
でも、夜に乗るのであればそれ相応の注意点もあります。
まず一つは激しい運動にしないということです。
エアロバイクは、運動の強度を自分でかえることが出来るものです。
だから、心拍数をある程度高めにキープして運動をする事もできますし、ある程度低くして運動することもできます。
脂肪が燃えやすいとされている心拍数は、だいたい220から年齢をひいた数の45パーセントから60パーセントくらいの数字だと言われています。
ですが、夜に運動する場合には、この60パーセントくらいの心拍数でも、激しい運動となってしまう可能性があります。
なので出来れば45パーセントとか50パーセントくらいに抑えるように心がけていってください。
激しい運動はなぜだめなのか
心拍数が上がりすぎるような激しい運動はなぜだめなのでしょうか?
これ以上上がりすぎると、そもそも有酸素運動ではなく無酸素運動になりがちになるから駄目だというのは理解できる話です。
でも60パーセントくらいであれば一応脂肪が燃えやすい心拍数をキープすることはできていますし、問題ないように思える人も多いでしょう。
何故心拍数が上がりすぎるのがだめなのかと言いますと、心拍数が上がりすぎると、身体が興奮状態になってしまい、なかなか体温も下がりづらくなりますし、体温が落ちてきてもなかなか眠くなりづらくなってしまうようになるのです。
ようするに、交感神経が活発な状態が長く続いてしまうようになるから良くないのです。
交感神経は上質な睡眠を阻害する
交感神経というのは、上質な睡眠を阻害をすると言えるでしょう。
副交感神経が働いているリラックスした状態でこそ、上質な睡眠が訪れます。
たとえばよく眠る前にはテレビやパソコン、スマートフォンは見るなと言われます。
それは、テレビやパソコンやスマートフォンを見ると、その情報量から、交感神経が活発になってしまうからなのです。
そのことが、交感神経が上質な睡眠にとってよくないものであるという事を証明していると言えるでしょう。
夜にしている運動なのだという事を理解して、しっかりと心拍数をコントロールしていってください。
お風呂はなるべくすぐに入る
夜にエアロバイクをしたら、お風呂はなるべくすぐにはいった方が良いでしょう。
そうすることによって、体温が高い状態のままお風呂に入ることが出来るようになり、いちいち体温が上がったり下がったりしなくなります。
何度も言うようですが、体温が高い状態から低い状態になった時に人は眠たくなります。
つまり、一度体温が落ち着いてからお風呂に入ると、既にある程度眠たい状態からお風呂に入らないとならなくなるのです。
お風呂に入ると一度体温が上がります。
それはそこで一度覚醒することを意味しています。
そうしてそこで一度覚醒してしまうと、そのまま体温がさがっても覚醒状態になることもあります。
せっかく夜にエアロバイクにのっても、結果的に上質な睡眠に繋がらない事もあるのです。
それは間違いなくすごく勿体ない事だと言えるでしょう。
だから、そうならないように、エアロバイクにのった後にはなるべく早くお風呂に入るようにしてください。
シャワーではなくしっかりとお風呂に入る
その際にはシャワーではなくお風呂に入るという事も大切になります。
エアロバイクを夜行うと、夜も遅くなることが多いので、ついついお風呂ではなくシャワーで済ませてしまおうと考えてしまうものです。
でも、お風呂は代謝をあげることにおいても、副交感神経を活発にさせることにおいてもすごく大切なものなのです。
もしシャワーだけで済ませてしまうと、そこで急激に体温が下がりすぎて、元々あるはずの眠気を呼び起こす効果がでなくなる可能性も高いです。
色々な面でみて、シャワーだけで済ませてしまうというのは良くないのです。
確かにゆっくりとお風呂に入ることで、睡眠時間が削られてしまうことが心配だという気持ちはわかります。
でも、睡眠において大切なのは時間ではありません。
睡眠時間よりもよほど、睡眠の質の方が大切だったりするのです。
だから、ゆっくりとお風呂に入って、さらに睡眠の質を高めることはすごく良い事なのです。
自宅でする場合は騒音の問題もある
夜にエアロバイクをする際の注意点としてもう一つだけ言えることがあります。
それが、自宅でエアロバイクをする際の注意点です。
自宅で夜にエアロバイクに乗るのであれば、その際には騒音に注意しないとなりません。
エアロバイクは、音がほとんどしないものもあれば、音がうるさいものもあります。
もし音がうるさいものを使用している人が夜にエアロバイクに乗ったら、まわりの住む人に迷惑をかけてしまう可能性もあるでしょう。
それでは近隣トラブルにもなりかねません。
だから、自宅にエアロバイクがある人が夜にエアロバイクに乗る際には、騒音対策をしっかりとしないとなりません。
下に防音マットを敷くことは必須
まずデキることと言えば、下に防音マットを敷くことでしょう。
下に防音マットを何重かにして敷きましょう。
そうすることでガタガタする騒音はとりあえず抑えることが出来るでしょう。
あとは、壁周りに段ボールを張ったりして、少しでもペダルの音などが聞こえないように工夫します。
そうするだけでもずいぶんと騒音をおさえることが出来るでしょう。
もし明らかな騒音の原因があれば、そこにいろいろ手を加えてみるのもアリです。
自分なりに対策をして、トラブルにならないようにしていってください。
まとめ
エアロバイクは夜にのった方が良いというのは、夜に乗ることが上質な睡眠に繋がったり、疲れを気にせずに乗ることができたり、意外と夜の方が脂肪が燃えやすかったりするからです。
朝が苦手だという方もたくさんいるでしょうし、きちんと夜にのるべきだという理由もあるのですから、注意点に気を付けつつ、是非夜にエアロバイクにのってみてください。