痩せないのには原因が! エアロバイクで痩せない時の原因まとめ
エアロバイクは、基本的にはダイエットにはすごく効果的だと言われています。
でも、それを長い間続けていてもなかなか痩せないという方もいます。
そういう方は、なぜ痩せないのでしょうか?
痩せるはずの運動で痩せないということは、そこには当然理由があるはずです。
そこでここではそんな、エアロバイクで痩せない人の原因についてみていきます。
ペースを早くしすぎている
エアロバイクで痩せないという方の多くが、エアロバイクをこぐペースが速すぎます。
確かに、エアロバイクは早くこいだ方が運動効果は高くなるでしょう。
早くこぐためには一生懸命身体を使わないといけませんし、運動効果が高いことは明白です。
でも、そもそも高い運動効果は痩せるために効果的なのでしょうか?
答えは、否です。
痩せる為に必要なのは、高い負荷の運動ではなく、継続的でリズミカルな呼吸を伴う運動になります。
そのあたりを勘違いしている人は意外と多いでしょう。
たとえば、ダイエットの為に筋トレをしている人がいます。
でも、筋トレのような負荷の高い運動は、脂肪の下に筋肉こそつけど、なかなか脂肪を燃やして落とすところまではいきません。
だから、それを続けていてもなかなか痩せないという事態に陥るでしょう。
そうしてダイエットの為に筋トレを始めたは良いけどなかなか成果がでず、結果機材だけが取り残されてしまうという人の多いこと。
ダイエットには、高い負荷よりも、継続的でリズミカルな運動が必要だと覚えておきましょう。
高い負荷だと逆に身体が重たくなることもある
エアロバイクをこぐペースが速すぎるというような、高い負荷の運動をしていると、それが原因で身体が逆に重たくなることもあります。
もちろんそもそもエアロバイク自体がそこまで負荷が高い運動ではないので、多少一生懸命漕いだところで、そのせいであからさまに筋肉がついて、見るかにマッチョになるということはないでしょう。
でも、当然負荷の高い運動をすればそれなりに筋肉は付きます。
だから、ペース早くエアロバイクをこぐと、そのせいで足に筋肉がついたりするのです。
筋肉は、脂肪よりも重たいです。
だから、つきすぎると当然体重は重たくなります。
もちろんダイエットの目的は、数字よりも見た目を気にするべきですが、一つの目安として数字を気にしている人もたくさんいるでしょう。
さらに、筋肉がたくさんついてしまうと、見た目がごつごつしすぎて、思い描いていたなりたい形とは違うものに仕上がる可能性もあります。
そういうこともあるので、ペースを早くこぎすぎることは控えた方が良いでしょう。
漕ぎ続ける期間が足りない
エアロバイクでなかなか痩せないという方は、単に漕ぎ続ける期間が足りないという可能性もすごく高いです。
エアロバイクは、確かにダイエットには効果的な運動です。
でも、いくらエアロバイクがダイエットに効果的な運動だと言っても、短期間で痩せるような運動ではないことは確実です。
日々長時間続けて、少しずつ少しずつ痩せていき、かつ、痩せやすい身体を作っていくというのが、エアロバイクなのです。
消費するカロリーも、そこまで高いわけではありませんから、短期間で痩せようとすることにはむしろむいていないと言えます。
先述のように、負荷を上げてもやせるわけではありませんから、即効性はあまり高くありません。
もちろん明らかに脂肪が多く、少しの運動でも消費できる脂肪が多いというのであれば多少の即効性もあるでしょうが、そこまででない方にとっても、地道に続けないとならないものなのです。
最もそれは、エアロバイクだけではなく、他の有酸素運動においても言えることではありますが。
消費カロリーが高いマラソンなどであっても、痩せるためにはしばらく続けないとなりません。
だから、最低でも2ヶ月くらいは、効果を求めずに続けてみると良いでしょう。
すると気が付いた時にはまわりにも指摘されるくらいに痩せているということも少なくありません。
日々の漕ぐ時間も大切
漕ぎ続ける期間というのは、長い目で見たことだけの話ではありません。
日々のエアロバイクの中での漕ぎ続ける期間、つまり、漕ぎ続ける時間もすごく大切になります。
一日一日エアロバイクに乗っている時間が短すぎるという状態では、いくらエアロバイクに乗っても痩せてはいきません。
エアロバイクにのって、脂肪が燃え始めるのは、それに乗り始めてから20分が経過してからです。
つまり、20分以内にエアロバイクを終えてしまっていたら、全然痩せないということになるのです。
なので、エアロバイクに乗るのであれば最低でも30分くらいは乗らないとなりません。
できれば、40分以上乗るというのがおすすめです。
それくらい乗れば、しっかりと脂肪の燃焼に時間を当てることが出来るようになり、痩せていくでしょうから。
空腹時にエアロバイクに乗ってしまっている
脂肪燃焼のためには、空腹時に運動をした方が良い、その方が運動の為に脂肪を燃やしてエネルギーにしてくれるから、という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。
でもそれは間違えで、空腹のときに燃えてしまうのは、脂肪ではなく血液中や筋肉の脂質等になるのです。
つまり、別に空腹時に運動をしたからといって、特別痩せやすいということはないのです。
というよりもむしろ、それが、エアロバイクに乗っているのに痩せないことの原因となっている可能性が高いとすらいえるでしょう。
というのも、空腹時にエアロバイクに乗ってしまうと、当然身体の中にエネルギーが足りないので、運動に集中することができませんし、運動をする際にも思ったように力を発揮できなくなります。
つまり、負荷が軽すぎる状態になったりして、だらだらと時間だけを消費してしまう可能性が出てくるのです。
もちろんそれではやらないよりはましではありますが、やはりエアロバイクに乗るとなると、それなりの高い効果を期待している方も多いでしょう。
それなのに、その軽すぎる負荷くらいの効果しか出ないのであれば、痩せないと感じてしまうのも仕方ありません。
重すぎる負荷もだめですが、こうして空腹時に運動することで、予期せぬ低負荷の運動になってしまうのも良くないということは覚えておいてください。
運動前には軽く食事を
では、逆にどういう状態で運動に入ると痩せやすいと言えるでしょうか?
エアロバイクを使って痩せやすくするためには、運動前に軽く食事をとるようにした方が良いです。
もちろんたくさん食事を摂りすぎてしまうと、それの消化がうまくいかないまま運動に突入してしまうので、結果やはり運動には向かないコンディションでの運動になってしまうでしょう。
それは良くありません。
だからあくまでも摂取するのは軽い食事です。
たとえば、バナナ1本2本とか、そのくらいの食事にしておくと良いでしょう。
そのくらいの食事であれば、しっかりとエネルギーにした状態で運動に入ることができますし、運動の妨げにもなりません。
90分前くらいに摂ることが重要
その食事は、エアロバイクに乗る90分前くらいに取るのが理想です。
あまり早く摂りすぎてしまうと、結果エアロバイクに乗る時には空腹状態となってしまう可能性も高くなりますし、あまりに遅くとりすぎてしまうと、しっかりとソレをエネルギーにする前に運動する事になってしまい、あまり意味がなくなるでしょう。
だから、時間帯的にはそのくらいの時間帯を狙うのが正解になります。
シンプルに食べ過ぎている
エアロバイクをしているのになかなか痩せないという時には、シンプルに食べ過ぎているという可能性もすごく高いです。
何度も言うようですが、エアロバイクは、そもそもそこまで強度の高い運動ではありません。
だから、消費カロリーもそこまで高いわけではないのです。
だからといって強度をあげて、消費カロリーを増やそうとしても、それは無酸素運動になりがちになるので意味がなくなります。
ということはつまり、痩せるためにはある程度摂取するものを制限する必要があるということになります。
カロリーだけが太る原因ではないですが、一つの目安として考えると、摂取するカロリーが消費するカロリーより高いようでは痩せないというのは想像できます。
エアロバイクの消費カロリーは300キロくらい
では、そもそものエアロバイクの消費カロリーはどのくらいなのでしょうか?
エアロバイクの消費カロリーは、1時間乗っていたとして、300キロくらいです。
300キロカロリーというのは、だいたい菓子パン一つ位です。
つまり、運動をして疲れたからと、菓子パンを帰りに一つ買っていたら、結果的にその運動に意味がなくなってしまうのです。
もちろん意味がまったくなくなるということはありません。
運動をすることで代謝も良くなりますし、痩せやすい身体は出来ていくでしょう。
でも、その上でさらにカロリーもしっかりと消費できていた方が、さらに痩せやすいということは明白です。
だから、食事もしっかりと制限する必要があるのです。
腹八分目でやめておく
食事制限をする時に一番簡単なのは、お腹いっぱいにしないようにするという事です。
そもそもの食事を腹八分目で辞めておくようにすれば、好きなものを食べていても、摂取カロリーが明らかにおおいという事にはならないでしょう。
そしてそれ以外に余計なものを食べないようにすれば、そもそもの摂取カロリーを減らしつつ、しっかりとエアロバイクの運動でカロリーを減らすことができます。
だから、必然的に痩せやすくなるのです。
腹八分目にすることで消化も良くなり、そういう意味でも痩せやすくなると言えるでしょう。
漕ぐ際の姿勢が悪い
エアロバイクをこぐ際の姿勢が悪いというのもエアロバイクでなかなか痩せない理由の一つと言えるでしょう。
エアロバイクをこぐ際の姿勢が悪いと、正しく呼吸ができなくなることがあります。
たとえば自転車で達漕ぎをするシーンを想像してみてください。
自転車で達漕ぎをする際には、無意識に呼吸をとめていることがあるでしょう。
それは、姿勢が正しくないからです。
逆に普通に自転車にのっていて、呼吸をとめるというシーンはほとんどないはずです。
それは、姿勢が正しいからだと言えます。
正しい姿勢というのは、それだけ大切なものなのです。
だから、エアロバイクに乗る際にも正しい姿勢を意識してみてください。
背筋をぴんとする
では、エアロバイクに乗る際の正しい姿勢とはどのような姿勢になるのでしょうか?
それはやはり、背筋がピンとした姿勢です。
前のめりになったりすると、どうしても太ももの前の筋肉にだけ高い負荷がかかるようになります。
なので、そうならないように背筋をぴんとしないとなりません。
骨盤で乗るイメージを持つ
でも、もともと姿勢が悪い人が多い現代では、なかなか背筋を立てようとしても上手く出来ないという方も多いでしょう。
そんな方におすすめなのが、骨盤を立てるイメージで座る事です。
骨盤で乗っているようなイメージをもってサドルに座ると、自然と背筋がピンとなって、正しい姿勢で漕げるようになります。
骨盤を抑えながら座ってみるとそのイメージを掴むのも簡単なので、そうすることがおすすめです。
椅子をやや高めにする
座る部分をやや高めに設定すると、それによっても姿勢をただしくしやすくなります。
椅子が低すぎると、どうしても背中が曲がってしまいます。
そうしないと上手く手とハンドルの調節ができませんから。
でも、椅子が高いとその調節が自然と出来るので、正しい姿勢がとりやすくなるのです。
また、椅子が高いことには、足の筋肉全体でペダルを回せるようになるという利点もついてきます。
それならばバランスよく負荷がかかるので、ある一つの箇所の筋トレみたいになることはなくなるでしょう。
だから、基本的には椅子は高めにしておきましょう。
ちょっと高すぎるかもと思う位の高さが逆に正解です。
まとめ
以上、エアロバイクで痩せない時の原因についてのご紹介でした。
エアロバイクで痩せないという人は、運動の仕方や運動の期間、あるいは食べ方などに問題があるという事です。
これらの中に当てはまる箇所がある方はそれをまず直してみてください。
すると、それだけでしばらくしたら成果が出るようになるという事も少なくありません。