ランニングマシンでの消費カロリーはどのくらいになる?
ランニングマシンを使う前にまず気になるのは、それをすることによってどのくらいのカロリーを消費するのかということなのではないでしょうか?
当然消費カロリーは、高ければ高いほど良いと思うものです。
だからそれを気にする人は多いです。
では実際、ランニングマシンでの消費カロリーはどのくらいになるのでしょうか?
ここではそんな、ランニングマシンでの消費カロリーについて紹介していきます。
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ランニングマシンでの消費カロリーは様々な要素で変わる
当然ながら、ランニングマシンでの消費カロリーを、一概に表すことはできません。
というのも、ランニングマシンでの消費カロリーは、様々な要素によって変わってくるからです。
たとえば、体重が重たければその分だけ、同じペースで同じ時間走ったときの消費カロリーは変わってきます。
さらに、より速いペースで走ればその分だけ消費カロリーは増えていきます。
このように、ちょっとしたことで大きく変わるのが消費カロリーなのです。
だから、実際にどのくらいのカロリーを消化するのかというのは、人によるということになります。
目安は提示できる
ただ、目安自体は提示することができます。
たとえば、だいたい1時間のランニングマシンをジョギングくらいの速さでおこなえば、大体の人は200キロカロリーから400キロカロリーくらいの消費になります。
特別体重が重たいとかでない限りは、ゆっくり目のペースでこれくらいの消費カロリーになることが多いです。
では、この200キロカロリーから400キロカロリーというのは、運動としてはどうなのでしょうか?
水泳の半分以下くらい
この消費カロリーは、だいたい水泳の半分以下くらいの数字になります。
ランニングマシンでの消費カロリーが低いのか、それとも水泳のカロリーが高いのかは難しい問題になります。
ただ、水泳と比べると運動効率は悪くなってしまうのです。
実際、運動の内容を比べてみるとそれは仕方ないです。
ランニングマシンはただゆっくり走っているだけですが、水泳は全身で運動をします。
なので消費カロリーに大きな差が出るのも当然なのです。
また、水泳のほうがはるかに疲れます。
だから、実際には1時間くらい泳ぎ続けるのはかなり難しいです。
それから考えると、ランニングマシンでの消費カロリーは意外と良いということになります。
ゆっくり目のランニングでしかもランニングマシンでのランニングともなると、2時間くらい続けることができる方も多いですから。
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傾斜をつけるとカロリーが高くなる
ランニングマシンでももっと消費カロリーを増やしたいと思うことはあるでしょう。
確かにペースを早くして運動の強度を上げればカロリーは増えていきます。
でもそれでは運動を続けることができる時間が短くなってしまいます。
高い強度の運動をちょっとするのと、ゆるい強度の運動を長くするのであれば、後者の方がおすすめです。
前者は、1日だけの運動ならばおすすめできますが、こうしたランニングマシンでの運動というのは、基本的には長期スパンで続けないとなりません。
それなのに、1回の運動で疲れすぎていたら、全然それを続けることができなくなることもあるのです。
全然それを続けることができないとなると、たとえ消費カロリーが高くても意味がありません。
ペースを上げてカロリーを増やしていくのはおすすめできません。
では、どうやってカロリーを増やしていけばよいでしょうか?
それには、傾斜をつけるのがおすすめです。
5パーセントでも全然違う
傾斜を5パーセントつけるだけで、運動の強度は全然違ってきます。
それは、坂道を歩くのと平坦な道を歩くののつらさの違いを想像してみればわかりやすいでしょう。
普通の平坦な道を歩くだけならば全然つらくは感じないのに、たとえゆっくりのペースで歩くにしても、坂道を歩く場合にはつらく感じることがあります。
それはひとえに、坂道では運動の強度が上がるからにほかなりません。
ランニングマシンでもそれは同じです。
そもそもランニングというのは歩くのと比べて疲れる運動になります。
だからその分だけ、運動の強度の上がり方も高くなっていきます。
なので、消費カロリーを増やしたいと思ったら傾斜をつけるのです。
ただ5パーセントの傾斜をつけるだけで、消費カロリーが50パーセントくらい増えることもあります。
外で走ることとの消費カロリーの違い
では、ランニングマシンでの消費カロリーと、外を走ることの消費カロリーの違いはどのくらいになるでしょうか?
一見すると外を走るほうが消費カロリーが高そうに見えますが、実際にはどうなのでしょうか。
外を走るほうが高くなることはある
実際、ランニングマシンでのランニングよりも、外を走るほうが消費カロリーが高くなることはあります。
それはやはり、外の方が運動の強度が高くなりやすいことが関係しています。
ランニングマシンでのランニングは、基本的にはずっと一定のペースになります。
もちろん自分で調節して変えることはできますが、基本的には一定です。
しかし外でのランニングの場合には、別に意図しなくてもペースが乱れてきたりするものです。
つまり知らないうちに早くなったりするのです。
中の場合は時間を目安にしますが、外の場合は時間も一応見るけどそれ以上に距離が目安になることが多いからそうなるのです。
知らないうちに早くなれば消費カロリーが増えるのも当然です。
また、外で走る場合には抵抗もあります。
たとえば強い風を受けたりすることもあるのです。
強い風をうけていれば、当然その分だけ運動の強度は上がります。
だから、外を走るほうが消費カロリーが高くなることがあるんです。
その分続けづらい
ただこれも水泳と同じようなもので、運動の強度が上がる分だけ、ランニングを続けることができなくなる可能性が増えていきます。
また、外でのランニングのほうが消費カロリーが大きくなることがあるとは言っても、そこまでものすごく大きな差があるわけではありません。
そこまでの差がないのに、続けられなくなるリスクを負うのはおすすめできることではありません。
だから、実際にはランニングマシンでのランニングのほうがおすすめです。
消費カロリーだけにとらわれないこと
ランニングマシンでのランニングは、決して消費カロリーがすごく高い運動ではありません。
それよりも消費カロリーが高い運動はたくさんあります。
ここで見てきただけでも二つも出てくるくらいですから。
でも、大切なことは消費カロリーだけではありません。
一番大切なことは、運動を続けることになります。
続けることによって消費したカロリーも積み重なっていきますし、そして何より、基礎代謝があがりどんどん脂肪が燃えやすいからだができていくのです。
そういう体を作るために運動によるダイエットを選択しているというところもあるのです。
だから、続けられる運動をするということを第一に考えないとなりません。
もちろん消費カロリーも大切な要素ではありますが、それだけに気を取られて、運動を全然続けられなくなったらすごく無駄ですから。
まとめ
ランニングマシンの消費カロリーは、だいたい目安として1時間200キロカロリーから400キロカロリーくらいになります。
それは体重や早さによって変動するものなので、一概には言えませんが、大体このくらいであることが多いです。
ランニングマシンでは消費カロリーも表示されますから、それがこのくらいの数字になることを目安にして走るというのも良いですね。
表示されるのは必ずしも正確な数字とは限りませんが。
目安として使うのはおすすめできます。