自分に合ったランニングマシンはどうやって見つける?4つのチェックポイント
ランニングマシンは、外に出なくても運動ができる便利なアイテムです。
ジムに行っても使用できますが、家に一台あれば、一歩も外に出ることなく、気軽にランニングを始めることができます。
ただし、自分に合わないものを選んでしまうと、その使いづらさに辟易して、だんだん使わなくなることもあります。
そのような失敗を避けるには、自分に合うものを選ぶためのポイントをチェックしておきましょう。
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走行ベルトのサイズ
自分に合った使いやすいランニングマシンを選ぶのであれば、走行ベルトのサイズは必須となるチェックポイントです。
ランニングマシンは、足元の走行ベルトが回ることで、その場で走っているような状態になりますが、もしサイズが小さかった場合は、走っているうちに足が外れてしまう恐れがあります。
ベルトの幅が狭いと、少し足がずれただけでバランスを崩してしまい、転倒することがあるのです。
また、あまり短いベルトの場合は、足が後ろにはみ出ることで、やはりバランスを崩してしまいます。
そうなると、怪我のリスクが高まり、安心して使うことができません。
ランニングマシンを安全に使うためには、なるべく幅の広いものを選ぶようにしてください。
幅が40cm、長さは120cm以上あるものを選んでおけば、簡単にバランスを崩したりせず、怪我をすることもありません。
走ることに集中する
ベルトの広いランニングマシンを選ぶことは、怪我の防止だけでなく、ストレスを減らして快適に走るためにも重要なことです。
いつ足がはみ出すかわからず、常に不安を感じるようなことになれば、運動に集中できません。
「少しでもずれたら転んでしまう」「気を引き締めなければ」といった、本来なら必要ないはずの緊張感に苛まれ、だんだん走ることが嫌になってくる可能性もあるのです。
運動をするなら、適度な緊張感をもつことも大切ではありますが、モチベーションが下がるようでは、しっかり継続することができません。
そうしたデメリットを防ぐためにも、余裕のあるベルトを探すようにしてください。
家庭用は小さい
家の中で使う家庭用のランニングマシンは、あまり場所をとらないように、あえて小さめのサイズになっていることもあります。
それなら、少し狭い場所にもすんなりと入るため、設置するときに困ることは少なくなります。
しかし、サイズが小さいということは、当然走行ベルトも小さいということなので、適当に選んでいると、自分に合わないものを引き当ててしまうのです。
快適に走れないような商品を避けるためには、ベルトの幅や長さを忘れずに確認するようにしましょう。
そこをきちんと押さえていれば、家庭用のランニングマシンであっても、使いやすいものを購入することができます。
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連続使用時間
自分に合った使いやすいランニングマシンを選ぶなら、「どれくらい長く動かすことができるか」というポイントも、しっかりチェックしておくべきです。
短時間だけ軽く走るのであれば、それほど連続使用にこだわる必要はありませんが、なるべく長く走りたいなら、見落とすべきではありません。
例えば、「1時間くらい走ってしっかり痩せたい」と考えているのに、連続使用時間が30分のランニングマシンを選んでしまったのでは、その目標を達成することはできません。
無理やり使い続けたりすると、モーターに負荷がかかりすぎて壊れる可能性もあるので、長く走る予定があるなら、きちんと長く使えるものを選択すべきです。
連続使用時間が1時間以上のものなら、モーターにダメージを与えることはなく、たくさん走ることができます。
ダイエットなら特に重要
ランニングマシンを使ってダイエットをしたい人は、連続使用時間をきちんとチェックしておかないと、時間の短さにがっかりすることがあります。
というのも、ランニングやウォーキングのような有酸素運動で脂肪を燃焼させるには、20分以上の継続が必要になるからです。
初心者だと、10分くらいでもかなり苦しく感じたりしますが、脂肪が多く燃焼し始めるのは20分を過ぎたころになるので、少しずつ体を慣らし、できるだけ長く続けることをおすすめします。
そのためには、連続使用時間もしっかり確認しておいてください。
20分で終わるのであれば、30分くらい使用できれば十分ですが、脂肪をどんどん燃焼させるには、20分よりも長い時間で、できるだけ継続しなければなりません。
40分、50分と時間を長くしていけば、それだけダイエットの効果も上がるのです。
そのとき、無理に使ってモーターを壊わしたりしないように、たっぷり使い続けることができるものを選んでおきましょう。
耐荷重
自分に合ったランニングマシンを選ぶなら、耐荷重についてもしっかりチェックしておきましょう。
耐荷重と自分の体重が合っていない場合、ランニングマシンに大きな負担をかけることになるため、すぐに壊れてしまう可能性があります。
そのような失敗を避け、ランニングマシンをなるべく長く使い続けるためには、耐荷重をオーバーしていないことをきちんと確かめておくべきです。
ただし、単純に耐荷重以下ならよいわけではありません。
走るときは、実際の体重以上の大きな負荷が発生してしまうため、自分の体重が耐荷重に近い場合、簡単に重量オーバーになってしまうことがあります。
したがって、耐荷重をチェックしながら選ぶときは、できるだけ余裕をもたせるようにしてください。
男性なら、耐荷重100kgくらいのものを選んでおくと安心です。
小柄な人や女性なら、あまり大きな負荷にはなりませんが、それでも80kgはみておくようにしましょう。
最高速度
自分に合ったランニングマシンを見つけ出すためには、「どれくらいの速度が出せるか」というポイントも見逃さないでください。
もっと速く走りたいのに、ランニングマシンがそれに対応できないようだと、思うようにトレーニングができず、イライラしてしまうことがあります。
そうしたデメリットを回避するためには、時速15km~20kmくらいあるものがおすすめです。
最高速度がそれくらい出るものなら、かなり速いペースに対応できるため、走り慣れた上級者でも不満を感じることはありません。
本格的にきっちり走り込みたい人は、最高速度にも余裕をもたせておくようにしましょう。
軽く走るなら遅くてもOK
軽く走るだけの場合やほとんどウォーキングにしか使わないような場合は、それほど速度にこだわる必要はありません。
時速6km~10kgくらい出れば十分に事足りるので、適度なものを選んでおくようにしましょう。
ただし、初心者は注意が必要です。
慣れていない初心者の場合、最初はあまり速く走ることはできませんが、長く続けていれば、速度を上げたくなってきます。
そんなとき、最高速度が10kmまでだと困ってしまうので、「まだ速く走れないから」という理由で選ぶのは間違いです。
少しずつステップアップしていくことを考慮するなら、最初から15km~20kmのものを購入しておいてください。
20kmまで出せるとしても、常に最高速度にしておく必要はないので、慣れないうちは遅い設定で使うようにすれば、何も問題はありません。
あとから困らないように、先を見据えて考えるようにしましょう。
まとめ
ランニングマシンは、とても便利な運動器具ですが、自分に合わないものを選んでしまった場合、いろいろと困ることが出てきます。
すぐに足がはみ出してしまったり、自分のレベルに適した速度が出せなかったりすると、「思ったほど便利じゃないな」と感じてしまうこともあるのです。
そのような商品を確実に避けるためには、ここで紹介したポイントをしっかりチェックしておきましょう。