朝にランニングマシンで運動する場合の朝食のタイミング
朝にランニングマシンで運動する時に悩むのが、朝食をするタイミング。
朝食はマシンでの運動前と運動後、どちらのタイミングで取ると良いのか分からない方もいることでしょう。
そこでここでは、朝にランニングマシンで運動する時の朝食のタイミングについて説明していきます。
朝にランニングマシンで運動している方や、朝にランニングマシンで運動しようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
ちゃんとした朝食は運動後にすると良い
時間を有効に使おうと、朝にランニングマシンで運動する方もいることでしょう。
そこで、「朝食は運動前と運動後、どちらのタイミングでとったら良いの？」などと思う方もいます。
では、ランニングマシンでの運動前と運動後、どちらのタイミングでとるのがベストなのでしょうか？
結論からいうと、運動後がベストです。
なぜ運動後がベストなのかというと、ランニングマシンでの運動中に腹痛が起こらないようにするためです。
食事をしてすぐに運動すると消化器官の働きが悪くなる
食べた物を消化するには時間がかかり、普通に食事をすると1、2時間くらいでは消化することはできません。
比較的お腹に優しい朝食を食べたとしても、1時間くらいでは消化することはできないでしょう。
朝食をしてからすぐにランニングマシンで運動すると、胃に消化されていない食べ物が残っている状態で運動することになります。
食べた物を消化しようとしている時は、消化器官に血液が集中しやすくなります。
そして、運動している時は筋肉へ血液が集中しやすくなります。
つまり、何が言いたいのかというと、朝食をとってすぐに運動をすると、筋肉へ血液が集中されやすくなり、その分、消化器官への血流量が減ってしまい、消化器官の働きは低下してしまいます。
そのことによって消化不良になりやすく、腹痛や吐き気などが起こりやすくなります。
3時間前までに朝食をとるのは難しい
ランニングマシンでの運動中に腹痛や吐き気などを防ぐには、ランニングマシンで運動する3時間前までには朝食をとっておくことが大切です。
しかし、朝の運動3時間前までに朝食をとることは難しいことです。
朝の6時にランニングマシンで走るのなら、3時までに朝食をとる必要があります。
3時前では、朝食ではなく夜食かもしれませんが、「朝の運動のために3時までに食事なんてしてられない」という方は多くいることでしょう。
また、早く起きすぎることで睡眠時間は削られてしまいます。
そのため、朝にランニングマシンで運動する場合、ちゃんとした朝食は運動した後にとることをおすすめします。
ウォーキングする場合も朝食は運動後
朝にランニングマシンでウォーキングする場合も、朝食は運動後が良いでしょう。
ウォーキングは比較的優しい運動になりますが、朝食後すぐにウォーキングを行うと、ジョギングと同じように筋肉への血流量が増え、消化器官への血流量が減ってしまいます。
そのことにより、消化をする機能は低下してしまい、ウォーキング中に吐き気や腹痛が起こる場合があります。
そのため、ジョギングではなくウォーキングをする場合でも、運動後に朝食をとることをおすすめします。
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エネルギー不足の状態でランニングマシンを使うのもNG
先程話したように、朝にランニングマシンで運動する場合、朝食は運動した後にとるのがおすすめですが、エネルギーが不足している状態でランニングマシンを使うのはおすすめできません。
それはなぜかというと、エネルギー不足の状態でマシンで運動することにより、低血糖になるリスクが高まるためです。
日中活動し、夜に寝ている一般的な生活サイクルを送っている方は、夕食から朝食までの時間がかなり空いてしまいます。
そして、睡眠中は、身体の回復や成長のためにエネルギーは使われています。
それらのことから、朝起きた時は体内のエネルギー量が少ない状態です。
ランニングマシンなどの有酸素運動は主に糖質をエネルギーとして消費するため、エネルギーが不足している状態でマシンで運動すれば血糖値は更に低下していき、低血糖症に陥りやすくなります。
低血糖症になると、強い空腹感やだるさ、冷や汗や動機、頭痛や吐き気などの症状が現れやすくなります。
更に酷くなると、集中力の低下や意識障害、痙攣や昏睡などが現れやすくなります。
低血糖の症状が現れると、ランニングマシンでの運動を続けることが困難になるだけでなく危険なため、エネルギー不足の状態で運動しないようにしましょう。
朝運動する1時間前～30分前に糖質を補給しよう
ランニングマシンでの運動中に低血糖を防ぐためにも、マシンで運動する前にエネルギー源になる糖質を補給することが大切です。
前述したように、朝にランニングマシンで運動する3時間前にちゃんとした朝食をとることは難しいことなので、マシンでの運動1時間前～30分前くらいに消化に良いものを軽く食べて、エネルギーを補給すると良いです。
バナナ・チョコレート・カステラ・フルーツジュース・エネルギー系ゼリー飲料・飴などがおすすめです。
それらの食べ物をマシンでの運動1時間前～30分前に軽く食べることによって、運動するためのエネルギーを補給することができ、低血糖になるリスクを低下させることができます。
ランニングマシンを使う直前の糖質補給はNG
ランニングマシンを使う前の糖質補給は、30分前までに行いましょう。
それよりも近い時間に糖質を補給したり、ランニングマシンを使う直前に糖質を補給すると、マシンでの運動中に低血糖の状態に陥りやすくなります。
糖質を補給すると血糖値は急上昇し、それを抑えるためにインスリンが分泌されます。
そのことにより血糖値は低下するので、ランニングマシンでの運動直前に糖質を補給すると低血糖に陥りやすくなり、低血糖になってしまうとパフォーマンスは低下してしまいます。
そのため、ランニングマシンでの運動直前の糖質補給は避けて、30分前までにゼリー飲料やバナナなどで糖質を補給しましょう。
朝はエネルギーだけでなく水分も補給しよう
朝にランニングマシンで運動する前は、水分を適量補給することも大切です。
睡眠中は気付かないうちにたくさんの汗をかいています。
また、眠っている間は水分補給をすることができません。
それらのことから、朝はエネルギーだけでなく水分も不足しているので、朝起きたら水分をとりましょう。
そして、ランニングマシンで運動するまで、こまめに水分補給を行うと良いでしょう。
水分をこまめにとることにより、運動中の脱水症状を防ぎやすくなります。
また、体内に水分を入れることで血液の流れは良くなるため、脂肪燃焼が高まる効果を期待することができます。
水分補給は運動前だけでなく、運動中や運動後にも行うことが大切です。
ランニングマシンを使った後の朝食は栄養バランスよく
ランニングマシンを使って運動した後の朝食は美味しく感じるものです。
ハードな運動をすると食欲が低下することもありますが、適度に運動することによって朝食を楽しむことができます。
朝のランニングマシンによって身体は疲労しているため、運動後の朝食は栄養バランスよく食べることが大切です。
運動によって失った糖質をご飯やパンなどで補給し、肉類や魚類、乳製品などで筋肉の回復に必要なたんぱく質を補給しましょう。
また、ビタミンやミネラルなどもバランスよくしっかり摂りましょう。
ランニングマシンでの運動後に栄養をバランス良く摂ることで疲れが回復しやすくなり、また頑張ることができることでしょう。
まとめ
朝にランニングマシンでジョギングやウォーキングをする場合、朝食はトレーニング後にとるのがおすすめです。
しかし、体内のエネルギー量が少ない状態でランニングマシンを使うのは良くないため、運動30分前までにお腹に優しいものを軽く食べましょう。
その際、水分補給も忘れずに行ってください。
それでは、朝にランニングマシンで運動し、気持ち良く1日のスタートを切ってください。