すぐに息が上がって苦しい! ランニングマシンで息切れする4つの原因と2つの対策
ランニングマシンでトレーニングしていると、息切れをする場合があります。
すぐに息切れすることで、長い時間トレーニングすることができないと、なんだか悔しくなるという方もいることでしょう。
また、すぐに息が上がることで、質の良いトレーニングをすることができないという方もいるかと思います。
そこでここでは、ランニングマシンで息切れする原因と対策を説明していきます。
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原因1.持久力がない
ランニングマシンでトレーニングしている時、すぐに息が上がってしまう原因の1つは、持久力がないことです。
持久力とは、長い時間運動しつづけることができる力のことで、体内に酸素を取り込み、必要なところに酸素を届ける機能が関係しています。
当たり前のことですが、ランニングマシンなどのトレーニングでは、身体を動かすためにエネルギーを使います。
酸素を体内に取り込んで酸素を使ってエネルギーを消費します。
その際、使われるエネルギーは体内にある糖質や脂肪などになります。
トレーニングしている時に必要な酸素量が、心肺機能が弱い(持久力がない)ことによって酸素が必要なところに十分に届けることができないと、息切れを起こしやすくなります。
心肺機能の高さは人それぞれ
ゆっくり走っていてすぐに息が上がってしまう方がいれば、結構速く走っているのに息が上がらない方もいます。
また、ウォーキング程度で息切れしてしまう方もいます。
そのように息切れのしやすさは人それぞれで、その息切れに深く関係しているのが持久力の高さ(心肺機能の高さ)です。
マラソンなど長距離走が得意な方は、体内に酸素を多く取り込めて、効率良く酸素を使用することができるので、普通の方よりも息が上がりにくくなります。
一方、運動不足の方やマラソンが苦手な方は、体内に酸素を取り込める量が少なく、効率的に酸素を使うことができないため、すぐに息が上がりやすくなります。
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原因2.ペースが速すぎる
ランニング初心者だけでなく、日頃ランニングマシンでトレーニングしている方にもありえる息切れの原因は、走るペースが速すぎることです。
ランニング初心者や運動不足の方の場合、身体が長く走り続けることに慣れていないため、走るペースが速すぎるとすぐに息切れしてしまいます。
また、ランニング初心者といっても心肺機能の高さは人それぞれで、同じ速さでもすぐに息切れする人がいれば、すぐに息切れしない人もいます。
ですが、走るペースが速すぎると、やっぱりすぐに息切れしてしまいます。
一方、日頃ランニングマシンでトレーニングしている方は、普通の速さのランニングならすぐに息が上がることはありません。
しかし、そのようなベテランの方でも、ペースが速すぎればすぐに息は上がってしまいます。
自分のレベル以上の速さで走ることで息切れしやすくなるため、初心者からベテランの方まで、走るペースが速すぎることは息切れする原因になります。
速いペースのウォーキングで息切れする人もいる
普段運動していない心肺機能が低すぎる方は、ランニングマシンで走らずにウォーキングするだけでも息が上がってしまう場合があります。
「たかがウォーキングで息切れすることがあるの?」と思う方もいるかもしれませんが、心肺機能が低すぎる方は、歩くペースが速すぎることで息切れしてしまうことがあるのです。
原因3.肉体的に疲労している
肉体的に疲労していると、いつもと同じペースで走っていても辛く感じてしまう場合もあり、それが息切れの原因になることもあります。
筋肉が疲労していると、ランニングマシンでトレーニングする際、身体は動きにくくなります。
動きにくい身体を無理して動かすため、ちょっと走っただけでも息が上がりやすくなります。
それらのことから、肉体的に疲労していることによる息切れは、誰にでも起こることです。
肉体的に疲労していることが原因ですぐに息が上がってしまう場合は、休養が必要です。
原因4.太っている
体力作りやマラソントレーニングだけでなく、痩せたいためにランニングマシンを使う方もいます。
痩せたいためにランニングマシンを使っている方は、太っていることが原因ですぐに息が上がってしまう場合もあります。
太っている方は、日頃の不摂生や運動不足などにより太っている可能性が高く、日頃あまり動かないで太っている方は心肺機能が低くなっている可能性があります。
心肺機能が低いということは持久力がないということにもなるため、ランニングマシンでトレーニングするとすぐに息切れしてしまいます。
そして、太っているほど運動している時に酸素が必要になることも、太っている方がすぐに息切れする理由の1つになります。
太っている方の中には比較的動ける方もいますが、運動不足の方は多いため、ランニングマシンでトレーニングするとすぐに息が上がってしまうことが多くあります。
対策1.息が上がらないペースで行う
前述した通り、速すぎるペースはすぐに息切れする原因になります。
そのため、息が上がらない速さまで落とすことが、ランニングマシンでの息切れ対策になります。
特に運動不足の方は心肺機能が低いため、ランニングマシンでトレーニングすると酸素が不足しやすく、息が上がりやすくなります。
心肺機能が低いのに、自分の持久力以上の速さで走ると、すぐに「ゼーハーゼーハー」と息が上がってしまうのは当たり前のことです。
すぐに息切れしてしまうと、長い時間走り続けることは難しくなるため、息が上がらないようなペースで走ることが大切です。
ゆっくり走っていても、すぐに息切れしてしまう場合は、ウォーキングから始めましょう。
そして、速いペースのウォーキングで息切れする場合はゆっくり歩きましょう。
ベテランランナーでも無理なペースには注意
ベテランランナーでも、無理なペースで走っていると息切れしやすくなります。
ハードなスピード練習などトレーニングの目的によってはすぐに息切れしても問題ありませんが、長く走り続けることが目的の場合、すぐに息切れすることは問題になってしまいます。
それは、すぐに息切れすることで、長い時間走り続けることが困難になるからです。
そのため、すぐに息切れしたくない場合、ベテランランナーでも走るペースには注意が必要です。
対策2.ウォーキングから始める
ランニングマシンでジョギングやランニングをして、すぐに息が上がってしまう場合や、ゆっくり走っても息切れすることで長い時間走り続けることができない場合は、ウォーキングから始めることをおすすめします。
ウォーキングはジョギングよりも身体に負担がかからず、比較的楽な有酸素運動で、持久力がない方でも始めやすい運動です。
ジョギングやランニングですぐに息切れして困るという方はウォーキングから始め、徐々に心肺機能を高めていくと良いでしょう。
ウォーキングに慣れてきたら、歩くペースを速くしたり、たまに走ったりすると、効率的に心肺機能を高めることが可能です。
ウォーキングから始め、心肺機能が高くなるにつれて走る時間を増やしていくと、ジョギングやランニングですぐに息切れしにくくなります。
まとめ
ランニングマシンで息切れする原因として、肉体的疲労の蓄積があることから、すぐに息切れしてしまうのを防ぐには疲労を回復させることも大切です。
太っているのが息切れする原因の場合、トレーニングを続けていればそのうち痩せていくため、トレーニングを頑張っていれば解決するでしょう。
ダイエットが目的でランニングマシンを使用している場合は、息切れしないペースで走ると効果的です。
それは、息切れしないことで長い距離を走ることができ、カロリーを多く消費できるからです。