どっちが効果的?水泳とエアロバイクのそれぞれのメリット
痩せるための運動には、エアロバイクがおすすめだと言われることが多いです。
でも、それと同じくらいにおすすめだと言われるのが、プールでの水泳運動です。
では、これらの二つは、いったいどちらの方が痩せるのでしょうか?
ここではそんな、痩せるためのエアロバイクとプールのそれぞれのメリットについて紹介していきます。
プールは消費カロリーが高い
プールのメリットは、まず消費カロリーが高いという事です。
プールの運動というのは、意外と激しい全身運動になります。
ということは当然、ほぼ下半身しか酷使しないエアロバイクに比べると、消費するカロリーも高くなります。
消費カロリーが高いということは、それだけ痩せやすいということになります。
ですから、それはメリット以外の何ものでもないでしょう。
消費カロリーが高い割にはしんどくない
プールのメリットは、ただ単に消費カロリーが高いという事だけではありません。
それだけではなく、消費カロリーが高い割にはあまりしんどくないということにメリットがあるのです。
もちろんあまり泳ぎが得意ではない人にとってはすごくしんどいでしょう。
でも、泳ぐのが好きだという方にとっては、泳ぐことは楽しくすら思えるでしょう。
同じく消費カロリーが特に高い運動である、ジョギングと比べると、さらに楽に感じるはずです。
外の影響を受けないからしんどくない
プールが、ジョギングと比べてしんどくない理由として、シンプルに水の中の運動だからという事もありますが、それ以外にも、外の影響を受けないからしんどくないという事もあります。
プールは、基本的に屋内にあります。
でもジョギングは、ジムで行わない限り屋外で行うものになります。
ということは当然外の影響をすごく強くうけます。
たとえば、雨が降っていたらそれだけで走れなくなりますし、寒かったり暑かったりしたらそれだけでやる気もなくなるし、走ったとしてもすごく辛ツラくなるでしょう。
でもプールであれば、室温は常に一定ですし、水温も当然常に一定だと言えます。
だから、常に同じ環境で運動が出来るのです。
それは、しんどくないことに繋がります。
プールはあきづらい
プールのメリットとして、あきづらいという事があります。
エアロバイクは、残念ながら常に一定の運動しかできません。
漕ぐための装置なのですから、漕ぐことしかできないのです。
それを最低でも30分40分は続けないといけないのですから、運動だけをしていたら飽きる可能性はすごく高いと言えます。
でもプールの場合はあきづらいです。
なぜならプールの場合は、泳ぎ方を変えることも出来ますし、そもそもの運動自体もかえることが出来るのです。
たとえば、まずは20分間、楽に続けられる平泳ぎをして、それから20分くらいは水の中をウォーキングして、最後に10分くらいクロールで泳ぐということだってできるのです。
もちろんクロールや平泳ぎ、背泳ぎだけをひたすら繰り返すという事だって可能です。
そうして色々とやっていけば、飽きないで長時間運動をし続けることが出来るでしょう。
飽きないので長期間続けることも出来る
飽きないというのは、長期間続けることにもつながります。
飽きないことがメリットになるのは、日々の運動の際だけではありません。
もちろん日々の運動の際にも、飽きないということはメリットになるでしょう。
飽きないで続けることができなければ、痩せる為に必要な30分から40分という時間を満たすことができないからです。
でも、当然ながらそういう運動をしても、すぐに痩せるというわけではありません。
痩せる為には、長期間その運動をするということが大切なのです。
そして当然長期間続けるためには、長期間続けても飽きないということが大切になります。
だから、飽きないということはすごく大きなメリットなのです。
プールは全身がひきしまる
プールは全身運動だということは先に説明してきました。
全身運動ということはつまり、全身の筋肉がいい具合にひきしまるということになります。
もちろんそこまで高い負荷ではないので、ムキムキになるというわけではありません。
でもムキムキになると逆に体重も増えてしまいますし、ダイエット目的としてはムキムキにならない方が良いでしょう。
だからむしろそれがちょうど良かったりします。
全身が引き締まるということはどういうことかというと、全体がシュッとするということになります。
つまり、痩せて見えるようになるという事です。
見た目の変化というのは、数字の変化以上に大きいです。
だから、プールのこれも、とてもよいメリットと言えます。
全身運動は他にはあまりない
こうして全身を余すところなく動かせる運動というのは、プール以外にはあまりありません。
どんな運動でも、メインとなるのは上半身だったり下半身だったりしがちなのです。
だから、エアロバイクだけではなく、他の様々な運動と比べて、プールのこのメリットは大きいと言えるのです。
エアロバイクは疲れない
エアロバイクのメリットは、なによりも疲れないという事です。
プールは消費カロリーが高いことに特徴があります。
消費カロリーが高い運動というのは、えてして疲れるものです。
もちろん先述の通りプールはジョギングと比べると疲れないでしょう。
でも、それはくらべる相手もすごく疲れやすいジョギングなのです。
もしエアロバイクと比べたら、明らかにエアロバイクの方が疲れないと言えます。
疲れないということは、続けることが容易だという事です。
特に、体力のない人にしてみたら、エアロバイクの方がはるかに続けやすいでしょう。
一回ですごく疲れるとやる気がなくなる
なんとなく経験がある方もいるかもしれませんが、一回ですごく疲れてしまうというのは、それだけですごくやる気を奪われるものです。
その日はなんとか頑張れたとしても、次に同じ運動をするモチベーションがわきづらくなってしまうのです。
今まであまり運動をしてこなかったという方や、久しぶりに運動をするという人は特に疲れやすいですから、エアロバイクから始めるのがおすすめです。
ただもちろんエアロバイクでも多少疲れます。
全く疲れないのであれば、それは運動の意味はまるでなくなりますから。
でも、全身運動ではないですし、負荷もほとんどないと言えますから、プールよりは疲れないのは明白です。
だから、気楽に続けることが出来るはずです。
エアロバイクは誰でも出来る
エアロバイクには、誰でもできるというメリットがあります。
エアロバイクというのは、ただ自転車に乗るようなものです。
自転車に乗れないという方は、ほとんどいないでしょう。
もしいたとしても、エアロバイクは乗っている間に自転車のようにふらついたりすることがありませんから、誰でも間違いなく乗ることができます。
では水泳はどうでしょうか?
水泳の場合は、泳げるか泳げないかすごく重要になってきます。
もちろん学校で水泳の授業はあったでしょうが、それでも泳げない人という人はいるものです。
泳げないということは、当然プールで出来る運動は、ウォーキングくらいになります。
プールでウォーキングするだけだったら、エアロバイクに乗っていた方がまだ効率的にカロリーを消費していけるでしょう。
つまり、水泳で痩せることが出来る人は限られているということです。
でもエアロバイクの場合はそんなことはありません。
誰でも乗ることができるのですから、誰でも痩せることが出来るという事です。
怪我もしづらい
誰でも乗れるような乗り物であるということには、誰でも痩せることができるということの他にもう一つメリットがあります。
それが、怪我もしづらいという事です。
誰でものれるような乗り物ということは、それだけ運動も単純ですし、単調だということになります。
ということは当然身体に複雑な負荷がかかることはありません。
だから、それをしていて身体のどこかを痛めるということはほとんどないと言えるでしょう。
もちろんまったくない、怪我をする可能性は0パーセントだ、とは言えません。
たとえそんな運動であっても、間接がすごく弱っていたりしたら、ひざの関節などを痛めてしまう可能性はあります。
でもその可能性は、プールでの水泳運動の方がはるかに高いでしょう。
どう考えても水泳で足を動かす方が激しい動きになりますから、同じ関節の状態なら水泳の方が怪我を引き起こす可能性はすごく高いです。
プールの場合はそうした自発的な怪我だけではなく、対面から来た誰かとぶつかったりして怪我をしてしまうという可能性もあります。
久しぶりに水泳をするというのであればなおさらそうした対人的な怪我も起こりやすくなるでしょう。
怪我をすると気持ちが切れてしまう
当たり前ですが、怪我をしてしまったらそれからのダイエットは続けることができなくなります。
もし一度やる気がでたダイエットが、怪我のせいでふいになってしまったらどうなるでしょうか?
やる気が出たところで出鼻をくじかれるということがあると、多くの人はそこで気持ちが切れてしまいます。
つまり、ダイエットなんてどうでも良くなってしまうのです。
そうして逆にどんどん太っていったりするという方も少なくはありません。
だから、怪我をしづらいというのはすごく大きなメリットだと言えるのです。
そうなることなく、ずっとダイエットを続けることが出来るのですから。
エアロバイクはながら運動でできる
エアロバイクのメリットは、ながら運動で出来るという事です。
ながら運動とは、なにかをしながら運動をするという事です。
たとえば、漫画や雑誌を見ながら運動をする事も出来ますし、映画やバラエティー番組を見ながら運動をすることも出来ます。
映画やバラええティー番組を見ながら運動をしたり、漫画や雑誌を見ながら運動をしたりすることができたら、結果が飽きずにそれに乗り続けることが出来るでしょう。
それだけではなく、時間を効率的に使えるようにもなります。
時間を効率的に使えるということは、現代人にとってはすごく大切なことです。
時間がなくて運動をやめてしまうことも多い
ダイエットの為に運動をはじめても、時間がとれなくなって運動をやめてしまうという方も多いのが現代です。
情報が錯そうする時代になったからか、学ばないとならないことも多くなってきています。
でも、学ぶことが多くなると、当然プライベートの時間もそこに割かないとならなくなるでしょう。
そのように時間がなくなっていったら、最初に犠牲になるのは当然運動の時間になるでしょう。
あと削れるとしたら睡眠時間くらいでしょうが、睡眠時間を削ると、それが仕事のパフォーマンスに影響することがありますし、身体を壊してしまう事もあります。
ですから、他に削れる時間はないでしょう。
そのようにして運動の時間が犠牲になります。
ながら運動ができればやめなくて済む
でも、エアロバイクのようにながら運動ができたらどうなるでしょうか?
ながら運動ができればそれをしながら何かを調べることが出来るようになります。
ということはつまり、ながら運動さえできれば、わざわざ何かを調べたり勉強したりするために時間を割く必要がなくなるということになるのです。
だから、運動をやめる必要が無くなります。
そうして運動を続けることが出来るようになるのです。
エアロバイクはやめる理由がない
つまり、逆に言えばエアロバイクはやめる理由がないということになります。
人は辞める理由がなければ一度始めたものは意外と惰性で続けていったりするものです。
最初のうちこそ、やる気が出なくなる瞬間があるかもしれませんが、でもそれさえ乗り越えれば、辞める理由がなければ惰性で続けるものなのです。
確かに先述の通り、運動だけをしていたら飽きる可能性は高いと言えますが、ながら運動をすれば飽きることもないでしょうし、時間も効率化できますし、続けやすいのです。
まとめ
プールでの水泳運動にも確かにメリットはありますが、エアロバイクにもエアロバイクのメリットがあります。
時間があまりない人や、久しぶりに運動をするという人、さらにはそもそも泳げないという人は、エアロバイクからはじめてみるとよいでしょう。
自分にあった運動方法を選んで、効率的に痩せていけるようにしていってください。