エアロバイクは負荷なしでも効果はある?負荷なしのメリットとは?
エアロバイクは、負荷をかけることができる器具になります。
ただあえて負荷をかけないで使用することも可能です。
そして実際、負荷をかけずに使用している方もいるのです。
エアロバイクで負荷をかけないことにはどんなメリットがあるのでしょうか?
負荷をかけないで使用していても、効果はあるものなのでしょうか?
ここではエアロバイクの負荷についてみていきます。
負荷なしでも効果はある
まず負荷なしでのエアロバイクは効果があるのかということから見ていきたいと思います。
結論から言うと、たとえ負荷なしでもエアロバイク運動をすることには意味があります。
エアロバイクの負荷なしは、いうなれば傾斜のついていないランニングマシンでのウォーキングのようなものです。
もうちょっときつくなることはありますが、意味合いとしてはそれと同じです。
つまり、軽めの有酸素運動になるのです。
ランニングマシンでのウォーキングに意味がないことはあるでしょうか?
そんなことはありません。
確かにランニングをするほうが効果は高くなることもあります。
でも、意味がないことはないのです。
エアロバイクもそれと同じなのです。
だから当然、負荷をかけなくても効果はあります。
効果はさして変わらない
実際エアロバイク運動の場合は、ウォーキングとはちょっと違うところもあります。
エアロバイク運動の場合は、負荷でスピードを調節するわけではありません。
スピードを調節するのは、自分の足なのです。
つまり、負荷が軽かろうが重かろうが、早くエアロバイクをこぐようにすれば、その分だけ運動効果は高くなるということ。
もちろん早く漕ぎすぎていたらそれが無酸素運動になってしまい、あまり効果は出なくなりますから、そこまで早くこぐ必要はありません。
でも、負荷なしでも高い運動効果をもたらすことはできるのです。
だから実は、負荷はそこまで気にすることないことでもあります。
むしろ負荷をかけないことにはメリットがあるのです。
負荷をかけないと足が太くなることがない
負荷をかけないでエアロバイクに乗ることの最大のメリットは、足が太くならないということです。
負荷をかけたエアロバイクは、筋トレの要素も入ってきてしまいます。
ということは、それを長時間していたら、足に筋肉がついてしまうこともあるのです。
足に筋肉がついても構わないというのであれば、それももちろん問題ありません。
あるいは逆に足に筋肉をつけたいという方もいるかもしれません。
でも、多くの場合で、エアロバイクに乗る方は、ダイエットを目的としているのではないでしょうか?
ダイエットを目的としているのに足が太くなってしまっていたら、結果的には体重が増えてしまうこともあります。
見た目的にもあまり変わりません。
もちろん脂肪が筋肉にはなるので、少しかっこよくはなるかもしれません。
でも、そうではなくスリムな足を目指したいものですよね。
それならば、負荷をかけないほうがおすすめです。
負荷をかけないと筋肉はそこまで使わない
負荷をかけないで漕ぐエアロバイクで足が太くならない理由は、すごく単純です。
負荷をかけないエアロバイク運動であれば、筋肉はそこまで使わないのです。
筋肉をそこまで使わなければ、当然足が太くなるということはありません。
エアロバイクの運動はある程度長くしないとならない運動です。
有酸素運動では最初の20分では、食べたものなどのエネルギーが使われます。
そこからようやく脂肪を燃やすことができるようになるのですから、少なくとも30分以上はしないとならないのです。
30分以上も運動をするのに、負荷がついていたら筋肉に与えられる負荷も増えていきます。
確かにひと漕ぎひと漕ぎの負荷は大したものではないかもしれません。
でもそれが長時間繰り返されるときの負荷は、やはりそれなりのものになってしまうのです。
だから、足を太くしたくないのであれば、エアロバイクには負荷なしで乗ったほうが良いです。
負荷がないほうが頻繁にできる
負荷がないことのメリットは、足を太くしないということだけではありません。
負荷がないことによって、筋肉はさしてつかわれなくなります。
筋肉がさして使われんなくなるということはつまり、エアロバイク運動を終えた後にも、あまり足には疲労がたまらないということになります。
足に疲労がたまると、それが筋肉痛となることがあります。
もちろん筋肉痛くらいであれば、無視して運動をすることも可能です。
でも、それが酷いと運動をする気がなくなるのも事実です。
そうして運動する気がなくなるのはもったいないです。
負荷なしのエアロバイク運動であれば、そうそう筋肉痛になることはありません。
楽にできるから取り組みやすいということもある
また、負荷なしでのエアロバイク運動であれば、楽に取り組むことができます。
辛いと思っている運動に取り組むためには、やはりそれなりの強い意志が必要になります。
でも、楽だとわかっている運動であれば、あまり気持ちを作らなくてもできるのです。
ということはやはり、頻繁に、そして継続的に続けやすくなります。
継続的かつ頻繁に続けることが大切
エアロバイクの運動は、一回一回を長時間乗らないとならないというポイントもありますが、それと同時にもう一つポイントがあります。
それが、継続的かつ頻繁に行うことです。
有酸素運動というのは、基本的にどれもそこまで1回1回の効果が高いものではありません。
ということはつまり、それで効果を出すためには、それをなるべく頻繁に、そして継続的に行って、じわじわ効果をためていかないとならないのです。
それがしやすいのが負荷のないエアロバイクなのです。
無酸素運動になりづらい
また、無酸素運動になりづらいというのも、負荷なしでエアロバイクをこぐことのメリットになります。
負荷なしでエアロバイクをこいでいると、よほど早く漕がないと無酸素運動になることはありません。
でも、負荷ありでエアロバイクをこいでいると、その負荷によっては、知らないうちに無酸素運動になることがあります。
そのあたりのバランスを自分でしっかりと調整できるのであれば、負荷を多少かけるのはありです。
ただそれがうまくできないこともあるものなのです。
知らない間に無酸素運動になっていたら、ダイエットの役には立ちません。
もちろん全く役に立たないということはありませんが、やはり効果的なのは有酸素運動なのです。
せっかくがんばっているのになかなか成果が出ないとなると、やはりやる気もなくなっていきます。
負荷をかけると、そういうリスクも背負わないとならなくなるのです。
設定の手間もかからない
負荷をかけないエアロバイクであれば、設定の必要もありません。
負荷をかけるとなると、自分にとって適切な負荷を探さないとならないと同時に、毎回それに設定しないとならなくなります。
それはやはりどちらも面倒なものです。
でも、負荷をかけないのであればそれらはすごく楽になります。
そういう意味でも取り組みやすいということもあります。
まとめ
負荷なしのエアロバイクは、この通り以外と効果的なものになるのです。
たとえば昔体育会系だった方などは、とにかくがむしゃらに頑張れば痩せるはずだと思っている方も多いかもしれません。
確かに頑張り続ければ痩せることはあるでしょう。
でも、より効率的なのは、理屈を知りうまくそれを利用しながらダイエットすることなのです。