天然オイルでヘアケアしたい人におすすめ!ヘアオイルならグレープシードオイル!
近頃はナチュラル指向の方が増えて、スキンケアやヘアケアも天然由来のオーガニックなものが好まれています。
そんな中、アウトバストリートメントのヘアオイルとして特に注目されているのがグレープシードオイルです。
ハリウッドセレブのミーガン・フォックスも愛用中というこのオイル、どんなオイルなのでしょうか。
グレープシードオイルのあれこれをご紹介したいと思います。
目次
グレープシードオイルはワインのついでに作られていた?
ココナッツやマカダミア、アルガンなど、髪に良いと言われる天然オイルはたくさんありますね。
グレープシードオイルもそんな天然オイルの一つです。
グレープシード、とあるようにブドウの種子から抽出されています。
ブドウの種子に含まれている油分はほんのわずかのため、抽出にはかなりの量の種子が必要とされます。
ですから、グレープシードオイルの産地はワインの産地と通じます。
ブドウの種子はワイン製造工程の中で、大量に廃棄されます。
その廃棄されるはずだった種子を利用し、油分を抽出して製造することが多いのです。
いわばワイン製造の副産物とも言えますね。
近年になるとアメリカやヨーロッパでその効能が認められ、グレープシードオイルは爆発的な人気となりました。
そのため、多くの会社がグレープシードオイルを副産物的なものとしてではなく専門として製造を始めます。
そのおかげで、質の高いグレープシードオイルが手に入るようになりました。
グレープシードオイルの成分とは?
ワインといえば、ポリフェノールを豊富に含んでいることで知られています。
ワインの副産物ともいえるグレープシードオイルも、同様にポリフェノールを多く含みます。
又、ビタミンE,オレイン酸、リノール酸などが主な栄養成分としてあげられます。
このビタミンEの含有量はオリーブオイルの約2倍といいますから、効果を期待できそうですね。
また、オイルのテクスチャを左右するというオレイン酸。
椿油などは成分の90%をこのオレイン酸が占めているとされ、どろっとしたハードなテクスチャです。
こちらのグレープシードオイルに含まれているオレイン酸は40%くらい。
ですから重くなく、さらっと軽いつけ心地です。
グレープシードオイルが髪にいい理由とは
ヘアケアに使用されることが増えてきた天然オイル。
グレープシードオイルもそうしたオイルの一つですが、どのような点がヘアオイルとしておすすめなのでしょうか。
グレープシードオイルはノンコメドジェニックである!
髪に良いとされる天然オイルの中でも、グレープシードオイルはノンコメドジェニックです。
コメドとは、皮脂や汚れが毛穴に詰まった状態を指します。
つまり、グレープシードオイルは毛穴を塞いだりしないので、頭皮マッサージなどに最適なオイルなのです。
グレープシードオイルは育毛を促進してくれる!
グレープシードオイルには髪の健康を助ける抗酸化物質、脂肪酸、ビタミンが豊富に含まれています。
グレープシードオイルは髪の構成要素に水分を補給するのに優れている一方で、DHT(ジヒドロテストステロン)を低下させ、毛の再生を促すことも証明されています。
このDHT(ジヒドロテストステロン)は男性及び女性の抜け毛の原因とされているものです。
ですから、抜け毛でお悩みの方にもおすすめなのです。
グレープシードオイルは紫外線ダメージも防いでくれる!
厳しい紫外線によっても髪はダメージを受け、乾燥してしまいます。
グレープシードオイルを髪につけると、そのダメージを軽減してくれるのです。
これはグレープシードオイルにPTO(プロアントシアニジン)と呼ばれる物質があるから。
このPTOは抗酸化力が強く、太陽からの過酷な紫外線から髪を守ってくれるのです。
グレープシードオイルは保湿力抜群!
グレープシードオイルに含まれる脂肪酸は高レベルで、乾燥した頭皮や髪に潤いをあたえてくれます。
前述のとおり毛穴を防ぐ心配もなく、安心して頭皮や髪の水分保湿に使用できるのです。
グレープシードオイルは髪の健康を促進してくれる!
グレープシードオイルはインドの古くから伝わる医術において毛の再生剤として使用されていました。
オイルに含まれるリノール酸やオレイン酸は髪に栄養を与えてくれます。
リノール酸は髪の成長を促すオメガ6脂肪酸と呼ばれるものです。
大さじ1杯のグレープシードオイルで傷んだ頭皮を健康にしてくれます。
グレープシードオイルでおすすめのヘアケア!
様々な効能が期待できるグレープシードオイル。
使用してみたいけれど、どのようにしたらいいのかわからないという方におすすめの使用方法をご紹介したいと思います。
シャンプー前のプレケアに!
髪を濡らす前に使用するのがおすすめです。
まず、グレープシードオイルを両手に取り、温めます。
その後、地肌に直接つけ、指の腹を使ってマッサージします。
下から上へ、生え際から頭頂に向けて優しく指を動かしましょう。
終わったら、髪をタオルなどで包んで20分ほど馴染ませます。
馴染ませたらいつも通りシャンプーをすればOKです。
こうすることによって頭皮に栄養が行きわたり、さらに頭皮に詰まった汚れも浮かせてくれるので、シャンプーの効果を上げてくれます。
週2回程度がおすすめです。
アウトバストリートメントとして!
毛穴を塞ぐ心配のないグレープシードオイルなので、軽く頭皮マッサージも行うと効果的です。
少量を掌にとり、シャンプー後のタオルドライした髪に伸ばします。
まんべんなくつけたら、いつも通りドライヤーで乾かしてください。
潤いを閉じ込め、ドライヤーの熱から髪を守ってくれるので、しっとりさらさらの仕上がりになります。
朝のスタイリング剤として!
朝のスタイリングに使用するのもおすすめです。
寝ぐせが付いた髪やまとまらない髪にグレープシードオイルを数滴伸ばします。
そのままいつも通りにドライヤーやコテなどを使用してください。
グレープシードオイルは匂いも気にならないので、朝のお出かけ前でも安心です。
しっとりした潤いのある髪が続きます。
グレープシードオイルのおすすめ!
食用にも使用される、安心のグレープシードオイル。
ヘアオイルとして使用するなら、コールドプレス製法で抽出されたものがおすすめです。
化学溶剤を使用していないため、頭皮にも安心して使えます。
Grapeseed Oil Organic Carrier Cold Pressed 100% Pure
「H&B Oils Center Co.」のグレープシードオイルです。
コールドプレス製法で、オイルだけで他の成分は入っていないので安心です。
コールドプレス後、オイルの成分を維持しながら徹底的に濾過して作られています。
地肌につけてもすぐに吸収され、軽いつけ心地。
食用にも使用できます。
100% Pure & Natural Massage and Carrier oil
「Majestic Pure」社のグレープシードオイルです。
商品名のとおり100%純粋なグレープシードオイルのみの製品です。
キャリアオイルとして、また、料理用としても使用できます。
まとめ
ノンコメドジェニックでオーガニックなグレープシードオイルは、ヘアオイルとしてとてもおすすめ。
しかし、使用前に注意しておきたいことがあります。
まず、必ずコールドプレス製法で造られた、純度の高いオイルを使用することです。
オイルの抽出の際に溶剤を使っているものは、地肌や髪にとって有害な場合があります。
必ず天然成分100%のものを探してください。
また、ご自身にブドウアレルギーのある場合も注意が必要です。
グレープシードオイルはブドウの種から抽出されているため、アレルギー反応が出る確率が高いです。
アレルギーのある方は使用を避けることをおすすめします。
注意点さえ気をつければ、かなりの高いヘアケア効果を持つグレープシードオイル。
お風呂で、アウトバスでのヘアケアにプラスしてみて下さいね。