トレッキングシューズ 初心者で、登山初級者から中級者
知人に登山に誘われ、上下ジャージにスポーツシュ-ズを履いて、初心者コ-スの山に登った時のことです。
山頂に着いた時の景色はとても綺麗で素晴らしかったです。
しかし、下山時は足元が滑るし、何度も転びそうになったりしながらやっと下山します。
下りた時はもう足はガクガクで体もクタクタです。
登山はトレッキングシューズを履かないと無理だと実感します。
この時、登山には良いイメ-ジはありませんでした。
大雪山黒岳の登山
初心者コ-ス黒岳
あれから2年後、7月の夏の日に知人から再び登山の誘いがありました。
今度は大雪山黒岳です。
「ロープエウェイもある初心者コ-スだから大丈夫」と言われます。
その時に知人のトレッキングシューズを借りる約束をしました。
あれから2年たち、今度は大雪山黒岳です。
一度は登ってみようと思っていましたので、とても楽しみでした。
当日知人からトレッキングシュ-ズを借ります。
サイズは同じだったので丁度ぴったりです。
知人はもう5年前から登山を始めていたので、安心して一緒に大雪山黒岳に挑戦出来ます。
トレッキングシュ-ズで登山
登山用の靴下も貸してくれて初めてトレッキングシュ-ズを履きます。
トレッキングシュ-ズは履いたことがなかったので、足首をくるぶしまで覆うタイプは、足首も固定されとても重たかった。
トレッキングシュ-ズのヒモの締め方はしっかり結び、最後の金具に引っ掛ける部分は2度結ぶことを教えてもらいます。
重たく慣れない靴を履いて、ロ-プウェイに乗り黒岳のふもとまで行きます。
2時間もあれば頂上に着くという言葉を信じて歩き出します。
ズシズシといった感じが気になりますが、30分も歩くと慣れてきます。
途中景色を眺め、綺麗な花が咲いていたので写真を撮ったりしてゆっくりして、頂上を目指して登って行きます。
斜面は滑ることなく頂上に着くことが出来ます。
景色は今までに見たこともない絶景に、言葉を失うぐらいの感動を与えてくれました。
すっかり山の魅力に引き込まれました。
下山も滑ることも転ぶこともなく、無事に下りることが出来ました。
今回はトレッキングシュ-ズのおかげで、足元がふらつくこともなく登ることが出来たので登山は楽しかったです。
トレッキングシュ-ズを買う
caravanの靴を選ぶ
登山に興味が出てきたので、思い切ってトレッキングシュ-ズを買う決心がつきます。
スポ-ツ店で山のコ-ナ-に行きますと、たくさんのトレッキングシュ-ズが並んでありどのタイプにするか迷います。
するとワゴンの中にたくさんの靴が入っていたので、一つ取り出してみると、可愛く価格も手頃で一目で気に入ります。
サイズは厚手の靴下がありましたのでそれを履いてサイズを合わせます。
普段の靴よりワンサイズ上を選びました。
直ぐに履いて足を前に倒し、後ろに倒し、店内を歩き回ります。
何も問題がなかったので10分位で買ってしましました。
オレンジ色のアウトレット商品で価格は約5000円です。
登山用品は初めて買いましたので、caravanというメーカ-のものだと知ったのは、だいぶ後のことでした
オレンジ色のcaravanの靴
トレッキングシュ-ズは全体的に明るいオレンジ色、足の底に近い部分は渋いオレンジ色、ハイカットの部分と靴ヒモの下の部分は薄いグレ-色。
靴ヒモはカラフルな黄緑色、靴ひもの留め具の所はシルバ-、履き口の上の部分にはcaravanのマーク、白い三角形が3個、赤い三角が1個を合わせて丸い形をしたマ-ク。
靴底の部分はとても厚くかかとの部分は約3センチ位あります。
靴の裏側は大きな深いみぞがあり、とてもがっちりとしています。
中はグレ-色で通気性が良くなっている仕組みです。
足首をくるぶしまでの上まで覆うタイプです。
岩などから足を守り、下り坂や重い荷物もしっかり支えてくれそうです、履き口部分はナイロンなので足首あたりもソフトで痛くなる感じではありません。
新しいトレッキングシュ-ズで登山
活火山樽前山へ挑戦
夏も終わり少し涼しくなってきた頃です、知人と登山の計画を立てます。
今度登る山は樽前山と言って活火山になります。
活火山と言ったら少し怖いイメ-ジがありますが、子供から年配の方まで幅広い年代で親しまれている山だということで挑戦する気になりました。
初めて買ったトレッキングシュ-ズを履き歩きだします。
日曜日ということもありたくさんの人たちが登っています。
私は自分が靴を買ったということもあり、つい他人の靴を見てしまう習慣になってしまっていました。
「あ!スニーカ-だ」と心の中で叫んでいます。
「やっぱ滑るんだ、危ない」と思いながら登って行きます。
山道最初は木も生え茂っていましたが、段々大きな岩や砂利道になっていきます。
今回はストックも持ち、新しい靴で地面にゆっくり足を踏ん張りながら登ります。
途中はとても暑く何度も水分を飲み、休息をしながら2時間位で頂上に到達しました。
樽前山の景色もすごく綺麗でした。
秋ですが天気も晴天ということもあり、空が青く海がえます。
海に船が浮いていて南に向かって行くのがわかります。
空の青さと海の青さの、境界線がわからなく見えるので、まるで船が空に向かっって登っているように見えました。
とても空想的になる瞬間です。
しばらくその光景を見てから、外輪山を1週しながら歩き出します。
道は砂利道で歩くと「ジャリジャリ」いいますが、トレッキングシュ-ズのおかげで、足は保護され全く足の裏も痛くありません。
見たこともない光景、火山口から、白い噴煙が音をたてながら出ていて大きなむき出しの山。
トレッキングシュ-ズを履かないと絶対に見ることが出来なかった景色、知人に何度も誘ってもらい、登山の楽しさを教えてくれて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
下山もスニ-カで履くより何十倍も楽しむことが出来、関節や筋肉を傷めることもなかったので大満足です。
靴の手入れ
家に帰り雨水に濡れることもなく、土が付いてしまうこともなかったので、軽くブラシをかけて次の日に外で乾かします。
乾かしたら足の裏の溝に挟まった小石を割りばしで取り除きます。
防水スプレ-をして、通気性の良い場所で保管します。
靴の中を水で洗うと防水機能が低下するので、水洗いは避けます。
登山歴5年目になる
1年に5~6か所の登山
今では1年に5~6か所登山をしています天気が良く歩きやすいい場所や、山道で斜面が濡れてグチャグチャで滑る、所活火山で足場はジャリジャリを経験しているトレッキングシュ-ズ。
泥水に入っても、靴の中に浸透することもなく、砂利道で転ぶこともなく、無事に登山を楽しんでいます。
新しいトレッキングシューズもcaravan
もう5年目になるトレッキングシュ-ズは少しくたびれてきました。
汚れもかなり目立ちますが、ほとんど傷むこともなく履いて登山を楽しみました。
少しフロントの底の部分と靴の部分のつなぎ目が剥がれてきました。
ネットでは5年位で新しい靴に買い替えるのをおすすめしますと載っていたので、今は検討しています。
次に買う時もcaravanの靴にしようと思います。
初心者には快適に履くことが出来たモデルでした。
これから登山を始めようとする入門者にはおすすめします
まとめ
知人から誘われた登山を始めて最初の登山はあまりいい思い出はなく、二度と登山をする気にはなれませんでした。
二度目の大雪山黒岳の登山はトレッキングシューズを借りて登ったので疲れも感じなく景色を楽しむことが出来ました。
自分でトッレキングシュ-ズを買ってからは、怪我もなく登山を楽しんでいます。
これからもたくさん登山をして、トレッキングシュ-ズを大事にして履いていきます。