ランニングマシンによる運動が精神面に与える良い影響とは？
ランニングマシンではウォーキングやランニングなどの有酸素運動をすることができ、それらを行うことによって精神面に良い影響を与えることができます。
ここでは、マシンで長時間歩いたり走ったりすることで分泌される神経伝達物質や、精神面に現れる良い影響について説明していくので、ランニングマシンに興味のある方や、ランニングマシンで運動している方は、ぜひご覧ください。
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目次
ランニングマシンによる運動で分泌されるセロトニン
セロトニンとは神経伝達物質の一種で、人間の精神面の安定や安らぎなどに関係することから、「幸せホルモン」と呼ばれることもあります。
セロトニンが足りなくなると精神面が不安定になりやすく、眠ることができなくなったり、うつ病になってしまう場合もあり、セロトニンは心を安定させるのに必要な神経伝達物質になります。
そして、セロトニンは睡眠ホルモンであるメラトニンにも深く関係しています。
それは、夜になると、セロトニンはメラトニンに変化するからです。
メラトニンには睡眠の質を良くする働きがあるため、不眠症を予防するにはセロトニンを分泌させることが大切です。
セロトニンが不足する原因
セロトニンが不足する原因の一つは、太陽の光を浴びていないことです。
セロトニンは、太陽の光を浴びることで分泌されやすくなり、日没して夜になるとセロトニンは分泌されなくなります。
また、眠っている時もセロトニンは分泌されません。
そのように、セロトニンは太陽の光を浴びることによって分泌されるため、太陽の光を浴びていないとセロトニンは不足しやすくなります。
また、必須アミノ酸である「トリプトファン」が不足したり、運動不足だったりするとセロトニンが不足してしまう場合があります。
トリプトファンは主に大豆製品・肉類・赤身の魚・乳製品・バナナなどに多く含まれており、セロトニンを作るのに必要な栄養素です。
そして、一定の動きを繰り返すような運動にも、セロトニンの分泌を促す働きがあります。
その一定の動きを繰り返す運動とは、ウォーキングやランニングのように一定のリズムで体を動かす運動です。
そのため、ウォーキングやランニングができるランニングマシンは、セロトニンの分泌を促すには最適なものになります。
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ランニングマシンによる運動で分泌されるドーパミン
ドーパミンも神経伝達物質の一種になります。
やる気が出る・快感や過度な幸福感を得る・集中力が増す・運動の調節に関係する、といったことに深く関係しているのがドーパミンになります。
ドーパミンが分泌されると非常に気持ちよく感じ、その過度な幸福感をもう一度感じたいためにモチベーションが上がります。
そして、その過度な幸福感を効率的に感じたいと思うことで、集中力が高まります。
つまり、ドーパミンを多く分泌することで、現在していることへの意欲を向上させることができるのです。
モチベーションが低下している時や、何をするにしても意欲が湧かない時は、ドーパミンが足りていないのが原因として考えられます。
ドーパミンを多く分泌させることで意欲が湧きやすくなるため、やる気の低下の原因がドーパミン不足の場合は、ドーパミンを分泌させて増やすことが大切です。
そのドーパミンを増やす方法として、ランニングマシンがあります。
運動にはドーパミンを増やす効果が期待できる
勉強への集中力を高め、成績を上げるために、1限目の前にジョギングを取り入れたところがあり、実際にその生徒達は成績が上がったそうです。
そのように、運動にはドーパミンを増やす効果を期待することができます。
ランニングマシンは室内で手軽に運動をすることができるため、ドーパミンを分泌させるには最適なものといえます。
勉強する前などに意欲や集中力を高めたいという方は、ランニングマシンを使用してみてはいかがでしょうか。
ドーパミンには多幸感を感じる効果があるため、ドーパミンがたくさん分泌されると、精神面での健康効果を期待することができます。
ランニングマシンによる運動で分泌されるエンドルフィン
エンドルフィンも、セロトニンとドーパミン同様、神経伝達物質の一種になります。
気分が高まったり、幸せを感じることができるエンドルフィンには、鎮痛効果・鎮静効果があります。
その効果はとても高く、苦痛を和らげるほどです。
そのため、エンドルフィンは「脳内麻薬」や「快楽物質」といわれることもあります。
長時間ランニングをしていると、気分が高揚し、楽に感じ、走ることが気持ちよく感じることがあります。
そのことは一般的に「ランナーズハイ」といわれていますが、そのランナーズハイはエンドルフィンの作用によるものです。
エンドルフィンは美味しいものを食べたり、好きなことをしたり、楽しいことをイメージすることで分泌されますが、運動をしても分泌されます。
ランニングマシンでの運動でもエンドルフィンが分泌されるため、ランニングマシンでもランナーズハイになることが可能です。
ランニングマシンでの運動による精神面への良い影響とは
ランニングマシンでは、神経伝達物質であるセロトニン・ドーパミン・エンドルフィンを分泌させることができます。
では、ランニングマシンで運動すると、具体的に、精神面にはどのような良い影響が出るのでしょうか？
様々なことに対してやる気がでる
肉体面だけでなく精神面でも健康だと、様々なことに対して意欲が湧くようになります。
その様々なこととは、仕事や家事、勉強や遊び、趣味やスポーツなどです。
つまり、精神的に健康だと生き生きとして日常を過ごすことができるのです。
何事に対してもやる気が出やすくなるため、充実感も感じやすくなります。
ランニングマシンはドーパミンを分泌させるのに最適なものです。
マシンで運動することでドーパミンを増やすことができるので、仕事や家事などに対して意欲的に行うことができるようになります。
幸せを感じることができる
健康的に生きるには、肉体だけでなく精神的に健康になることが大切で、精神的に健康になるには幸福感を得ることは必要です。
日常生活で、「幸せだな～」と感じることは精神的に健康になることに繋がります。
幸福感に深く関係しているのは、「幸せホルモン」とも呼ばれている「セロトニン」です。
セロトニンの分泌量が多いほど幸せを感じることができ、好きな食べ物を食べたり、友達や恋人と遊んだり、楽しく感じる時間を過ごし、幸せを感じることができるのは、セロトニンの分泌が大きく関わっています。
ランニングマシンでのウォーキングやランニングは、セロトニンの分泌を促すため、幸せを感じる効果を期待することができます。
忍耐力をつけることができる
ランニングマシンで、ウォーキングやランニングを習慣化することで、忍耐力を身につけることができます。
マシンによる運動は、室内のその場で行うため景色は変化しません。
そのため、マシンによる運動は飽きやすい運動にもなりますが、その飽きやすい運動を頑張って行うことで何事にも耐えることのできる力がつきます。
また、「今日はランニングマシンのトレーニングをサボろうかな？」、「今日は遊びたいからマシンで走るのは止めようかな」などといったことを思っても、ランニングマシンによるトレーニングを習慣化することで忍耐力がついていきます。
忍耐力がつくことは仕事や勉強などにも役立つため、忍耐力をつけたい方にもランニングマシンはおすすめです。
まとめ
ランニングマシンによるトレーニングでは、神経伝達物質であるセロトニンやドーパミン、エンドルフィンが分泌されやすくなります。
そのことにより、物事に対してモチベーションが高まったり、幸福感を感じたりすることができます。
また、ストレスに対して強くなることもできます。
そして、ランニングマシンによるトレーニングが習慣化することで、自信がつくこともあります。
以上のように、ランニングマシンによるトレーニングは、精神面に様々な良い影響を与えます。